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徒然日記 - 映画カテゴリのエントリ

The Iron Lady

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映画
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Dice 2012-4-1 0:12
 諸々の隙を突いて、シネマイクスピアリのレイトショーで「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観てきた。

 政治という権謀術策渦巻く男中心の世界の中で、食料品店の娘から西欧初の女性首相に上り詰め、財政赤字、インフレ、高い失業率、フォークランド紛争など困難な状況を乗り越えてイギリスを復活へと導いたサッチャー。

 一方で人頭税の導入など保守的で急進的な施策を強行しようとして不評を買うなど、政治家としての彼女の評価は今でも毀誉褒貶に大きく二分されるが、その信念の強さとリーダーシップ、そして頂点に立つ者の孤高をこの映画はよく描き出している。

 「どう思うか」とインタビュアーに聞かれ、「大事なのはどう思うかではなく、どう考えるかであり、考えが言葉になり、言葉が行動になり、行動が運命になる」と彼女が答えるシーンがこの映画の白眉ではないだろうか。

 国が困難な時代には、こうした傑出したリーダーが必要とされるのだろう。我が国の政治状況を考えながら観ると、考えさせられることが多い。

 それにしても、主演のメリル・ストリープの演技は、流石の一言に尽きる。
 実際のサッチャーの映像を相当研究したのだろうが、引退して表舞台から消え、年老いて認知症を患う彼女を演じるのは、モデルがないだけに相当の困難があっただろうと思う。
 その困難を感じさせない見事な演技は、アカデミー主演女優賞も当然だろう。
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J・エドガー

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映画
執筆 : 
Dice 2012-2-13 23:26
  普段通りの生活だと観たい映画もなかなか観られないので、シネマイクスピアリのレイトショーに昨夜思い切って行ってきた。

 チケット売場で「J・エドガー」にするか「ドラゴン・タトゥーの女」にするか迷ったが、公開が早かったのと、このところ外れのないクリント・イーストウッド監督作品ということで前者に決定。
 21時45分上映開始で終了は24時15分とかなり遅くなるが、自転車で15分で帰れる距離なので、さして苦にはならない。

 さて、映画の話だ。レオナルド・デカプリオ演じる主人公は、ジョン・エドガー・フーヴァー。
 FBI(連邦捜査局)の初代長官として、1924年5月10日の任命から1972年に亡くなるまで長官職を務め、就任当時のカルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで8代の大統領に仕えた。
 いや、「仕えた」という表現は正しくないな。FBIを大統領すら手出しのできない組織に育て上げ、その座に「君臨した」と言うべきだろう。
 そのためにフーヴァーは、政治家達の私生活を盗聴するなどしてプライヴァシーを暴き、極秘ファイルに収めて自分の手元に置き、FBIの権限を肥大化させる切り札として使っていたのだ。

 しかしその一方で、司法省の弱小組織に過ぎなかった捜査局に、職員の規律と忠誠心をもたらすとともに、銃の携行許可や逮捕権を持たせるなど権限を拡大し、指紋の一元管理や科学的な捜査手法を導入するなど、現代の警察捜査に繋がる組織を確立している。

 フーヴァーと言えば、有名人や政財界人に対する諜報活動や恐喝、政治的迫害を行うなど、利己的で時として違法な権力行使を行ったことで負の評価の方が大きいが、この映画では、その背景に「国を守る」という彼の強い信念(それが行き過ぎて妄執と受け取られるのかもしれないが)があったことを伝えていて、そこにクリント・イーストウッドらしい眼差しの優しさが出ているような気がする。

 デカプリオを始め、ナオミ・ワッツなど脇を固める役者陣も熱演だが、映画としてはどちらかというと地味だし、フーヴァーの伝記なんてそもそも日本人にはあまり馴染みがない素材なので、アメリカ国内ではそこそこヒットしても、日本では興行的には難しいかなと思う。
 個人的には☆☆☆1/2で、誰にでもお薦めっていう映画ではない。
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タンタンの冒険

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映画
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Dice 2012-1-15 11:21
 金曜日の仕事帰り、たまには映画でも観ようと東西線浦安駅から京葉線舞浜駅へ向けて自転車を走らせ、一路イクスピアリへ。


 レイトショーのラインナップの中から、「タンタンの冒険 3D(字幕版)」とオール浦安ロケでイクスピアリでは昨年末から先行上映されている「カルテット!〜Quartet!〜」のどちらにしようか迷ったのだが、「カルテット」はもう少し上映されそうだけど、「タンタン」はもうすぐ上映終了になりそうな気配があったので、「タンタン」を選択。
 3Dメガネが別料金だったたので、合計2,200円になったのは想定外だったが、まあいいか。次からは通勤鞄の中に3Dメガネ常備しとけってことだな。

 21時の上映開始までにしばらく時間あったので、イクスピアリ4階にある「OLD OWL 」というパブに入って、舞浜地ビールの季節限定「バレンタイン・エール」500円とスモークミート・サンドで夕食。そんだけじゃ足りないので、ビールもう1杯とトルティーヤチップスも。
 実はここ、シネマイクスピアリのチケット見せると5%引きになるので、ちょっとお得だし、地ビール安くて美味しいしなかなか良い。

 そのうちにちょうど良い時間になったので、TULLY'Sでコーヒー買ってシアターへ。ビール2杯飲んで利尿効果のあるコーヒーと来れば、途中でトイレに行きたくなる不安もあるが、上映時間2時間ならなんとかなるか。

 「タンタンの冒険」て娘が大好きで、タンタンシリーズの絵本が誕生日のプレゼントだったりしたこともあるなぁ(遠い目)。
 今回は3Dということで、作画も原作のまんまではなくて、登場人物も立体化されているのだが、原作の雰囲気を壊さずに、なおかつ実写に近づける努力がなされていて、なかなか見事だった。下手に完全実写せずに良かったんじゃないかな。
 アニメの3Dは、舞台の書き割りのように、いくつかの平面が奥に向かって並んでいる印象を受けることもあるのだが、室内で埃が舞うシーンなど、3Dの効果がうまく効いている場面もあって、全体的には違和感なく楽しめた。

 監督は、ファンタジックな冒険活劇作らせたら間違いないスティーブン・スピルバーグだし、2時間あっと言う間。心配された尿意も全然問題なし。
 エンディングの余韻は、続編が期待されるところだが、確かスピルバーグ、タンタンで3部作作るんだったかな。早くも次作が楽しみ。
 原作は児童書ではあるけれど、大人も楽しめるクオリティだし、映画も期待にそぐわない出来だった。

 それに、"Tintin"は、「タンタン」じゃなくてやっぱり「ティンティン」が正しい発音なのねとか、悪役のレッド・ラッカムは、007だけではなくて公開が楽しみな「ドラゴン・タトゥーの女」でも活躍のダニエル・クレイグが声優を務めているとか、吹替版ではわからない楽しみ方もあったりして、充実した一夜となったのでした。
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ゴースト・プロトコル

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映画
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Dice 2011-12-30 22:15
 年末年始の休みも昼間はあれこれ忙しいので、映画もなかなか観られないなと思っていたが、レイトショーならなんとかなるんじゃないかということで、行ってきましたシネマイクスピアリ。
 夕食も入浴も済ませて、防寒対策バッチリで自転車飛ばして行って観るものと言えば、何にも考えずに楽しめるアクション大作でしょうと、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を選択。21時35分上映開始で、終わりは24時だと。いいもんね、帰って寝るだけだから。

 いやー、期待どおりよくできていて楽しめたよ。確かにアクションシーンでご都合主義的な所はあるけど、それはそれ、主人公は決して死なないのがお約束だから。

 美男と美女が活躍し、悪者の企みは寸前に食い止められる、勧善懲悪の物語。これまでは組織内部の裏切りとの闘いみたいなところがあったけど、本作は007シリーズのプロットに近くなった気もする。

 これまでと違って、本作ではイーサンがグループリーダーとして他のエージェントに指示を出したりまとめる役。リーダー自ら身体を張って、ブルジュ・ハリファの外壁登ったりする訳だから、若いエージェントもついて行かざるを得ないよね。

 アップにすると、さすがにトム・クルーズも年とったんだなと思うけど、実は同じ年(4ヶ月ほど彼が若い)なんだ。今回もスタントなしで殆どのアクションこなしたと言うから、よくやているよね。ハリウッド・スターほど金と暇はかけられないけど、俺も頑張らねばなと思わせてくれるよ。ありがとう、トム。さーて、腹筋やるかな。
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アジョシ

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映画
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Dice 2011-10-7 23:10
 久しぶりに平日休みで自分の時間が取れたので、シネマイクスピアリに映画を観に行った。
 プールにも行くつもりだったので、数ある午前中の初回上映の中から選んだのが、「アジョシ」。




 特に下調べした訳でもなく、半分は消去法で選んだようなものだったが、結論から言うと、いや〜良かった。

 R15指定だし、暴力的でグロいシーンもあるから、誰にでもお勧めできる作品ではないかもしれないが、個人的にはツボにはまる映画だった。

 妻と子どもの死という喪失を抱えながらひっそりと生きていた元韓国軍特殊部隊員のテシクが、犯罪組織にさらわれた隣家の少女ソミを助けようと、単身で闘いの場に向かう。
 本来、無関係なはずの彼が、何故にそこまでと思うのだが、闘うことを徹底的に教え込まれた男の本能と喪失の痛みが、彼を突き動かす。
 孤独に生きるテシクと、同じく孤独に生きることを強いられることとなったソミの心の交流が泣かせる。

 アクションシーンはスピーディーでスタイリッシュだし、主役のウォンビンの鍛えられた肉体がまた凄い。彼は、スタントなしでこの撮影を乗り切ったらしい。
 これ観たら、男は身体鍛えとかなきゃと思うよね。だから、見終わってプール行って泳いだ。久しぶりだったので思うようには泳げなかったけどね。

 男が見るべき男の映画。こういう骨太の映画が、最近の邦画にはないのが残念。
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The Tree of Life

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映画
執筆 : 
Dice 2011-8-15 21:33
 今日まで休みを取っていたので、久々に映画でも観ようと自転車で舞浜のイクスピアリへ。シネマイクスピアリの平日初回上映1,300円で観たのは、第64回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞ということで話題先行の「The Tree of Life」。

 う〜ん、観る人を選ぶ映画だね。極めて観念的、宗教的な映画だし、はっきり言ってつまんない、という人も多いと思う。

 思春期を迎えた一人の少年の成長箪と彼を取り巻く家族の物語と言ってしまえばそれまでなのだが、基本的な主題は、映画の冒頭で示される「ヨブ記」にあり、それはつまり、神を信じる者の身に不幸が訪れるのは何故なのかという問いであり、神の沈黙の前にとまどう人間の根元的な姿が描かれている。

 私みたいに宗教的なバックボーンというか素養を持たない人間には、この手の主題は非常にわかりづらいので、考え考え観なきゃいけない。
 登場人物達はあまり多くを語らないが、特に厳格な父(ブラッド・ピット)と慈愛溢れる母(ジェシカ・チャステイン)の生き方そのものが宗教的に対極(世俗と恩寵)にあり、その間で育つジャック(ハンター・マクラケン、長じた姿はショーン・ペン)が性への目覚めや父への反発など思春期ならではの変調に自らとまどいつつ、どちらの生き方を選ぼうかと悩む姿が描かれているのだろう、と思う。
 描かれるシーンの多くが示唆的、象徴的である。

 映像は美しい。特に、宇宙の開闢と生命の誕生を描くシーンなどは、全く台詞が無く、クラッシック音楽だけが流れて、スタンリー・キューブリックの「2001年 宇宙の旅」を彷彿とさせる。このあたりの難解さにお手上げという人もいるだろうし、ひょっとして寝ちゃうかもしれない。

 多くの日本人には小難しい映画(だと言い切ってしまって良い、と思う)だが、たぶん、アメリカ人的には深く心に響く映画なのだろうな。ひょっとすると、アカデミー作品賞とか監督賞を取ってしまうかもしれない。☆☆☆。
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SUPER 8

カテゴリ : 
映画
執筆 : 
Dice 2011-7-1 23:16
 東電の節電要請ではなく、妻の要請で休みを取ったので、映画でも観ようと思って自転車飛ばしてシネマイクスピアリに行ったら、平日の午前中なのにチケット売場が「やたら混んでる。
 何かイベントでもあるのかなと思ったら、今日は7月1日で「映画の日」だった。一律1,000円で観られるという訳で、いつもより混んでいたのか。平日初回上映1,300円で観ようと思って行ったので、更に300円も安くなったラッキー。浮いたお金でアイスコーヒーが飲めるぞ。
 列に並んで買ったチケットは、SUPER 8の字幕版。吹替版も平行してやってたけど、どうも吹替版は好きになれないのだ。

 それはさておき、スティーブン・スピルバーグ製作、J・J・エイブラムス脚本・監督というこの作品、エイブラムスが敬愛するスピルバーグに捧げるオマージュという趣で、21世紀版のE.T.と言っても過言ではない。子ども達の助けを借りて軍の追跡から逃れて素直に故郷の星に帰れたのが1982年のE.T.だったとしたら、運悪く軍に捉えられて人間を憎むようになったのが、このSUPER 8の宇宙人だという訳だ。

 しかしそこはエイブラムス、スピルバーグのテイストを損なう訳にはいかないので、底本のE.T.と同様に、最後はハッピーエンドで終わらせる。しかもそこに、スタンド・バイ・ミーとか未知との遭遇とかのスピルバーグ映画のテイストもしっかり織り込んでくれているのだ。スピルバーグ映画好きにはたまらないね。

 そしてジョー役のJoel Courtneyとアリス役のElle Fanningを始めとする子役達がなかなかいい。特にElle Fanningの女の子から大人へと変わっていく年頃の可愛さとそこはかとない色気がたまらない。

 今年の最高傑作とは言えないけど、二人の映画好きが作った映画好きのための楽しめる映画であることは間違いない。
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英国王のスピーチ

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映画
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Dice 2011-5-7 22:34
 5月5日のこどもの日に家族で舞浜ユーラシアに泊まった帰り、子ども達と別れて夫婦でシネマイクスピアリの平日初回上映1,300円で観たのが、今年のアカデミー賞4部門受賞作「英国王のスピーチ」。

 良かった…、けど…、いまいち盛り上がりに欠ける感じで当初の期待ほどではなかった、というのが正直な感想。期待が大きすぎたのかな。なので、☆☆☆☆。
 確かに史実に基づいた映画であり、登場人物で存命の人間も多いだろうから、あまり変な脚色もできないだろうが、ハリウッド映画とは違うテイストを感じ、良くも悪くもこれぞイギリス映画なのだろうと思う。

 この映画でアカデミー主演男優賞を受賞したコリン・ファースは確かに素晴らしい。吃音に悩み不本意なまま王位の継承を受けることになる男の不安と苦悩を見事に演じている。
 その妻エリザベスを演じるヘレナ・ボナム・カーターもなかなか良かった。可愛らしくも聡明な王妃(もちろん途中まではヨーク公妃だが)の健気さがよく伝わってきた。
 そして、言語聴覚士ライオネル・ローグを演じたジェフリー・ラッシュ。どうにもパーレーツ・オブ・カリビアンの海賊役の印象が強いのだけれど、それでも助演男優賞取ってもおかしくなかったのではないかと思わせる好演である。

 それから、作品の内容には関係ないけど、エンドロールでキャスト全員が流れる部分、主役でジョージ6世を演じたコリン・ファースがトップなのはもちろんであるが、それに続くのが、その娘エリザベス(現女王・エリザベス2世)を演じたフレヤ・ウィルソンというのが、いかにもイギリス的で面白かった。やはりエンドロールは最後まで観るべし、だね。
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ノルウェイの森

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映画
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Dice 2011-1-14 23:51
 今日は仕事休みなので、3kmほど歩いてイクスピアリに出かけて行き、シネマイクスピアリで「ノルウェイの森」を観賞。平日初回上映1,300円。

 死に縁取られた生の物語、もしくは、愛に生きようとしてその愛ゆえに傷つく人びとの物語と言えようか。

 原作の雰囲気もこうだったのかな?。村上春樹の原作は、リアルタイムで読んではいる。実家にはちゃんと赤と緑の装幀の上下巻がある。でも、中身はほとんど覚えていない。基本的に速読で、他の本でもあんまり覚えてはいないんだけど、同じ村上でも村上龍の出世作「限りなく透明に近いブルー」の方がまだ鮮明ではある。持っている文庫本も春樹より龍の方が多いはず。

 そんなことより映画の話だ。
 キャストはなかなか良いと思う。ワタナベ君役の松山ケンイチ、直子役の菊池凛子、緑役の水原希子いずれも良い雰囲気を醸し出している。特に、本作が映画初出演のモデル・水原希子のはかなげな透明感は実に良かった。
 他にも、糸井重里、細野晴臣、高橋幸宏といった、80年代に青春を送った私のような世代には、ちょっと嬉しい人びとも端役で出ていたりする。

 監督のトラン・アン・ユンも、静かでリリカルな映像を巧みに作り上げている。本当に上質な純文学作品を観ているような気がする。

 しかし、この映画で深く感動するという年では残念ながら既にない。それじゃ、20年前だったらどうだったのかというと、それもあんまり自信ないけど。
 個人的評価としては、5点満点で3点かなぁ。

 映画を観終わって、ジョンとポールによる"Norwegian Wood"の歌詞はいったいどんな感じかだったのだろうかと気になって調べてみると、以下のようなものであった。

I once had a girl, or should I say, she once had me...

She showed me her room, isn't it good, norwegian wood.

She asked me to stay and she told me to sit anywhere.

So I looked around and I noticed there wasn't a chair.

I sat on a rug, biding my time, drinking her wine.

We talked until two and then she said, "It's time for bed"

She told me she worked in the morning and started to laugh.

I told her I didn't and crawled off to sleep in the bath.

And when I awoke, I was alone, this bird had flown.

So I lit a fire, isn't it good, norwegian wood.

 女の子をナンパして(逆ナンかもしれないが)彼女の部屋に行ったものの、結局何もできずに風呂の中で寝てしまい、目覚めたら彼女がいなくなっていた、みたいな歌詞で、ダブル・ミーニングなフレーズが使われている訳ね。
 村上春樹は、この詩をモチーフにして「ノルウェイの森」を書いたのだろうか?。男性目線の詩を、女性の側からも読み直し、オリジナルの詩にはない森のイメージを重ね、更にひねりを加えて行ってできあがったと読むのかな?。やはり、なかなか大したものではあるね。
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最後の忠臣蔵

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映画
執筆 : 
Dice 2011-1-8 15:48
 今年最初に観た映画は、「最後の忠臣蔵」。
 この時期にシネマイクスピアリで上映されている洋画がいまいちな中、到着するまで宮崎出身の堺雅人が出ている「武士の家計簿」とどっちにするか悩んでいたのだが、着いた時間と上映開始のタイミングの合った「最後の忠臣蔵」」に決定。

 最初はさほど期待していなかったのだが、これが思いの外に良かった。
 最近、年とともに緩みやすくなっている涙腺が、前半から半開きになるストーリー展開で、畳み掛けるような後半は、涙腺全開でハンカチ握りしめていた。
 12月18日初日で公開から時間が経っててお客さんが少なくて、周りに人がいなかったので、滂沱の涙に気づかれずに済んだけど。

 人形浄瑠璃の「曽根崎心中」を狂言回し風に使って死を暗示させる中で、古き良き日本の文化や様式美を背景に、愛とは、忠義とは、武士の生き様とは果たして何なのかを、役所広司、佐藤浩市を始めとする豪華で芸達者な役者陣と、衣装、美術、照明、カメラワークなどいずれも見事なスタッフ陣が、描き出している。
 これを制作したのが、あのワーナー・ブラザースという所にも驚かされる。

 主役の瀬尾孫左衛門を演じる役所広司と、孫左衛門の盟友・寺坂吉右衛門を演じる佐藤浩市の演技はもちろんだが、大石内蔵助役の片岡仁左衛門の存在感も凄いし、何より可音役の桜庭ななみの凛とした清楚な美しさがまたいい。
 彼女の存在感があってこそ、役所広司の演じる孫左の照れやとまどい、葛藤が生きてくる。

 そして、これだけの感動を生むのは、脚本の良さなのだろう。忠義に殉じた赤穂四十七士の討ち入りの重みを、残された者達の16年後の生き様を描くことによって感じさせてくれる。

 2011年の最初の1本として、実に素晴らしい映画を見せてもらった。
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