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徒然日記 - 冷や汁エバンジェリストカテゴリのエントリ

材料

7色の冷や汁プロジェクトのひとつ、「黒の冷や汁 (Hiyashiru di Nero)」。
以前一度、冷や汁の素を使って試作したことがあるのですが、色の出方がいまいちだったので、再度トライしてみることにしました。

ベースに使った材料は、上の写真のとおり。
黒豆の味噌、粉末いりこ、粉末しいたけは、新宿みやざき館KONNEで購入。
黒胡麻も売ってましたが、今回は、黒胡麻のすりごまとペーストを別途用意しました。

すりごまと味噌と粉末いりこ

土曜日の昼食として作ったので、分量は3人前です。

まず、黒のすりごま15gを擂り鉢で更に擂り、黒豆の味噌60gと、粉末いりこを20g投入。

粉末しいたけ投入

さらに、粉末しいたけを10g加えて、よく練り合わせます。

よく練り合わせる

粉末が多いので最初はぼそぼそしてますが、ゴムべらなどを使って根気よく混ぜていくと、耳たぶくらいの硬さにまとまってくるので、全体を薄く広げます。

全体が黒っぽくてなかなか良いですね。

よく練り合わせる


広がったら、バーナーで炙ります。

擂り鉢を逆さにしてガスレンジの火で炙る方法もありますが、粘度が低いと剥がれ落ちて悲惨なことになるので、バーナー使う方が安全です。
我が家はオール電化なので、これしか方法が無いのですが。

強い炎でやると表面が一気に焦げてしまう可能性があるので、出力調整できるバーナーなら、弱めの火でじっくり炙る方が良いです。
ただ、擂り鉢も熱くなりますので、火傷にはご注意を。

よく練り合わせる

表面に軽く焦げ目がついたら、冷や汁の素の完成。

たくさん作ったら、小分けして冷凍しておけば、いつでも冷や汁が食べられます。

お湯で溶く

続いて、溶いて汁にする作業に入ります。
まず、100ccの熱湯を少しずつ加えて溶いていきます。
いっぺんに入れるとだまになって溶けずらくなるので、少しずつ注いでは混ぜ、注いでは混ぜします。

冷水で伸ばす

お湯で溶き終わったら、今度は350ccの冷水で伸ばしていきます。
こちらも、様子も見ながら少しずつ入れて混ぜると良いでしょう。

これで、ベースは完成ですが、色がもう少し黒い方が良い気がします。

胡麻ペースト投入

黒みを出すために、黒胡麻のペーストを大さじ1杯分加えました。
少し黒さが増しましたね。
これを冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

木綿豆腐をほぐす

汁を冷やしている間に、具材を用意します。

まず、木綿豆腐を適当な大きさに手でちぎって、水切りしておきます。
分量は、1人分80g前後。お好みで増減してください。

宮崎では、豆腐を入れない家庭もありますし、味噌と一緒に擂り混ぜるところもありますが、『宮崎県史 別編 民俗』によれば、「豆腐をいれるのが宮崎の冷や汁の特徴」とありますし、こうして木綿豆腐をほぐして入れるのが個人的には好みです。

きゅうり、みょうが、大葉

野菜は、きゅうり、みょうが、大葉の3種類。

宮崎が日本一の生産量を誇るきゅうりは、身体を冷やす働きもあり、みょうがと大葉はともに食欲増進効果があるので、この3つは冷や汁の具材として外せません。

今回3人分で、きゅうり1本、みょうが4個、大葉8枚を使いましたが、分量はお好みで増減してください。

全部を混ぜて完成

具材が用意できたら、あらかじめ冷やしておいた汁の中に投入して完成!

見た目は、思い通りに黒さが際だって、なかなか良い感じに出来ました。
やはり、わざわざ黒豆の味噌を使っただけのことはありますね。


ごはんにかけて実食

出来上がったら、ご飯にかけて実食です。
今回のご飯は、もち麦を少し混ぜて炊きました。
もともと冷や汁は、麦飯を少しでも美味しく食べるためのものだったという説もあり、麦飯との相性は良いのですが、麦100%だとさすがに食べづらいので、2割ほど麦を入れるのが良さそうです。

今回の味の総評としては、いりこ感が少し強すぎたのと、塩味が少し足りないことを除けば、なかなか美味しくできました。
次回作るときは、黒豆の味噌を少し多めにして、いりこは少し控えたいと思います。

黒胡麻を使っても、味は普通の冷や汁と変わりませんが、白胡麻に比べて抗酸化作用のあるアントシアニンが多く含まれるので、ヘルシー度は上がります。
皆さんも一度お試しあれ!
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一ヶ月ほど前、宮崎県東京事務所の方から、
NPO法人うまみインフォメーションセンターという所が、【日本のうま味郷土料理シリーズ】という記事を連載することになっていて、その最初に宮崎の冷や汁を取り上げることになっているらしく、記事の制作を請け負った会社から冷や汁の説明とかレシピの監修を依頼されたのだが、詳しい者がいないので、冷や汁エバンジェリストとして活動していらっしゃるというDideさんに引き受けてもらえないか。」
みたいな電話がありました。

昨年7月に、東京で「あなたの知らない『冷や汁』の世界」を開催し、県東京事務所の押川さんにお手伝いいただいたのが、こういう所で繋がっているわけですね。

当然、二つ返事で引き受けて(無償ですが)、制作会社からメールで送られて来た原稿を手直しして送り返して2度ほどやり取りして、公開になりましたと先日送られて来たのが下のインスタの投稿です。


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【日本のうま味郷土料理シリーズ】  暑い夏にぴったりの宮崎県の郷土料理「冷や汁」をご紹介! もともとは夏の暑い時期、忙しい農作業や漁業の合間に手間をかけずに食べる料理でしたが、時代とともに炒りごまやみそをすり鉢ですったり、いりこをだしに使ったりするようになりました。 全国にも冷や汁に似た料理は存在しますが、豆腐を入れるのは宮崎ならでは。宮崎県民のソウルフードとして愛され続けています。 冷や汁レシピは近日公開。お楽しみに! #うま味 #冷や汁 #宮崎県 #いりこ #豆腐 #味噌 #味噌レシピ #和食 #ご当地料理 #伝統料理 #郷土料理 #ご当地レシピ #おうちごはん #料理好き #TraditionalCuisine #LocalCuisine #JapaneseFood #LocalRecipe #umamifun #umami #umamitaste #umamifood #foodies #foodstagram #recipe #chef #chefrecipes #umamilovers #umamilover #loveumami

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最初の原稿では、宮崎市が以前出した冷や汁のパンフレットを参考にしていたので、歴史の部分が怪しげだったのですが、その後の私の調査で判明した事実を交えて修正させていただきました。
かなり短い文章なので、物足りないところはありますが、少なくとも間違いではない記述になったかなと思います。

続いてレシピ編。


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【日本のうま味郷土料理シリーズ】 暑い夏にぴったりの宮崎県の郷土料理「冷や汁」のレシピをご紹介!宮崎の魅力を紹介する地元メディア「テゲツー!」にも有志で参加し、冷や汁の魅力を発信している県職員の日高大介さんにおすすめレシピを伺いました。 様々なレシピがある冷や汁ですが、今回はうま味を生かした良いとこ取りレシピです!魚のだしやみそなど日本の伝統食材と、きゅうりや青じそなどの野菜が加わり、栄養もたっぷり。夏バテ気味で食欲がなくても冷や汁はさらさら食べられます。宮崎県民の健康を支えてきた郷土の味をぜひ楽しんでください。  ●材料(4人分) いりこ 40g 白ごま 大さじ3 みそ(お好みの種類) 大さじ4と1/2 湯 200ml 冷水 400ml きゅうり 1本 豆腐 1/2丁 青じそ 8枚 みょうが 2個 白米 もしくは麦飯 お好みの量  ●作り方 いりこは頭と腹わたを取り除きフライパンで炒って取り出す。続けて白ごまを炒る。きゅうりは薄い輪切り、青じそとみょうがは千切りにしておく。 すり鉢にいりこを入れて粉末状になるまでよくする。白ごまを加えてさらによくすり、みそも加えてすり混ぜる。 ※すり鉢がない場合はフードプロセッサーでいりこや白ごまを粉砕して、みそと混ぜてください。 △鬟侫薀ぅ僖鵑貌れて薄くのばして加熱し、底面に軽く焼き色がついたらすり鉢に戻す。 に湯を加えてみそを溶き、冷水を注いでのばす。 豆腐を崩しながら加え、きゅうり、青じそ、みょうがを加える。温かいご飯にかけてできあがり。  <POINT> ・ご飯は白米でもよいですが、麦飯や雑穀飯にもよく合います。 ・お好みのみそで美味しく作れますが、宮崎では伝統的な麦みそを使うことが多いため、より本格的に作りたい場合は麦みそがおすすめです。 ・い任任あがった汁は冷蔵庫で冷やしたり氷を入れると、暑い夏により美味しく召し上がれます。 ・イ龍餾爐砲好みで焼き魚や干物のほぐし身を入れてもよいです。 <アレンジレシピ> 日高さんおすすめの新しい食べ方は、い旅程で湯や冷水ではなく、豆乳(無調整)やトマトジュース(無塩)でみそを溶く大胆アレンジレシピ。どちらも伝統の冷や汁をまったく新しいスタイルで楽しめます!   #うま味 #冷や汁 #宮崎県 #いりこ #豆腐 #味噌 #味噌レシピ #和食 #ご当地料理 #伝統料理 #郷土料理 #ご当地レシピ #おうちごはん #料理好き#TraditionalCuisine #LocalCuisine #JapaneseFood #LocalRecipe #umamifun #umami #umamitaste #umamifood #foodies #foodstagram #recipe #chef #chefrecipes#umamilovers #umamilover #loveumami

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いろいろな作り方はありますが、私がやっているワークショップ等で採用しているレシピを基本に、スタンダードと思える作り方にしました。
オリジナルの白と赤の冷や汁にも言及していただいたのが、私が監修した証みたいなものですね。

こうやって、少しずつ少しずつ、名前を売っていけるといいかな。

なお、同じ内容の記事が、Facebookでも公開されています。
料理紹介 https://bit.ly/30ES77q
レシピ https://bit.ly/2MHIjGk
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まるカフェでの白と赤の冷や汁

11月17日(土)、今年最後で通算7回目となる「あなたの知らない『冷や汁』の世界」が、KUSHIRU主催で、串間市西方の「まるカフェ」さんで開催されました。

会場の「まるカフェ」さんは、管理栄養士の吉成則子さんが、ご自宅を改装して今年の5月から始められた朝ごはん専門のカフェで、通常は6時半〜11時(定休:日・月)の営業。

この日は、18時の開会で、翌日行われた「ウィキペディアタウン in 串間」の講師陣を含む10名の参加で、割とアットホームな感じでおこなわれました。

いつものように、冷や汁の歴史や材料考、未来へ向けた冷や汁のイノベーションについてお話しした後、「まるカフェ」さんの料理とともに、「冷や汁 de Bianco (白の冷や汁)」と「冷や汁 de Rosso (赤の冷や汁)」を召し上がっていただきました。

冷や汁は、司書仲間でもある横山愛弓さんが、私のレシピを基に、串間市の松尾醸造場の味噌といりこでベースを作り、私がお話ししている間に2種類の冷や汁に仕上げていただいたものです。

初めて冷や汁を口にする方もいらっしゃいましたが、概ね好評で、特にBianco(白)の方は皆さんに気に入っていただけたようでした。

横山さん、吉成さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

流石に寒くなってきたので、今年の「冷や汁の世界」はこれでおしまいですが、来シーズンは、大阪や福岡、県内でもあちこちでやりたいと思いますので、聞いてみたいと思う方は、是非ともお声がけください!

最後に「まるカフェ」さんのIstagramの投稿を貼っておきます。

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7月21日(土)、東京で「あなたの知らない冷や汁の世界」と題した講演を行ってきました。

まずは、自由が丘グリーンホールで昼の部。
最終的に31名の参加があり、会場はいっぱいに。



冷や汁の歴史について、文献調査の結果や材料からの考察などをお話しし、冷や汁のイノベーションとして、私が考案した白と赤の冷や汁を提案しました。



プレゼンの後は、実際に冷や汁を味わっていただきました。
まずは、ノーマルな冷や汁。

準備時間の1時間半で、3種類30人分を仕込まなければならず、本格的に作るのは大変だったので、(株)宮崎経済連直販の冷や汁の素を使いましたが、米と野菜は、協賛のベジオ・ベジコ株式会社を通して、宮崎産のものを取り寄せました。



普通の冷や汁を味わっていただいた後は、「冷や汁 de Bianco (白の冷や汁)」と「冷や汁 de Rosso」の2種類を食べ比べていただきました。

白の方の写真が無いのが残念ですが、赤の方で使ったトマトジュースは、協賛のカゴメ株式会社からいただいたものを使っています。

箸休めに、協賛のキムラ漬物宮崎工業株式会社からいただいた3年物の「田舎ぬか漬け」をお出ししました。

食べ比べの結果は、白の方が人気が高かったようですが、ノーマルも含め、ど
の味も美味しいという評価をいただきました。

参加者の皆さんには、ベジオ・ベジコ株式会社からいただいたVEGERYクーポン2,000円分、(株)宮崎経済連直販からいただいた冷や汁の素1個、デイリー・マーム株式会社からいただいた「ゴボチ柚子胡椒味」1パックをノベルティとしてお持ち帰りいただきました。



続いて18時からの夜の部は、新宿みやざき館KONNEの2階にある「宮崎風土 くわんね」とのコラボで開催しました。

こちらも定員30名でしたが、ドタキャンもあって、最終的に29名の参加となりました。
プレゼンの内容は昼の部と同じだったのですが、昼の部にも出席いただいた方で、こちらにも参加された方もいたりして、その熱心さがありがたかったです。

夜の部のスペシャルゲストは、日南市飫肥の焼酎蔵・小玉醸造合同会社の金丸潤平杜氏で、料理に合わせて、同社の焼酎をソーダ割りや前割りなどの飲み方で提供いただきました。
参加者の皆さん、くわんねの料理と焼酎のマリアージュを楽しんでいらっしゃいました。



コース料理の最後に、くわんね仕様の3種類の冷や汁を出していただきました。
左から、ノーマル、赤、白となります。
こちらの冷や汁は、鯛を焼きほぐしてベースにした上品な味で、ここでも3種類どれも美味しいと高評価でした。

参加者の皆様へのノベルティは昼の部と同様ですが、ゴボチは醤油味でした。

昼・夜の2講演で、時に昼の部は冷や汁の仕込みから何からやったのでちょっと疲れましたが、参加者の皆さんにはご満足いただけたようで、やって良かったと思います。
準備も含め、大変な部分もありましたが、良い勉強になりました。

お忙しい中お手伝いいただいた、宮崎県東京事務所の押川裕文課長、「宮崎風土 くわんね」の藤本由佳さん、本間裕太店長、ありがとうございました。
協賛いただいた各社にも感謝申し上げます。
それから、写真を提供いただいたTakaさん、粕田さん、相良さん、原田さん、ありがとうございました。
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7月に夏休み取って少し長めの日程で浦安の家に帰る予定にしたので、そのついでに東京でも「あなたの知らない冷や汁の世界」のプレゼンをやりたいと思って、いろいろ画策しました。

まずは会場探しで、折角ならプレゼンだけではなくて「冷や汁 de Bianco」と「冷や汁 de Rosso」を食べていただきたいので、キッチンが付いている会場か、協力いただける飲食店の情報を伝手を頼って集め、運良く7月21日(土)に空いていて、使用料も手頃な場所を確保しました。

で、まずは昼の部。



会場は、自由が丘グリーンホール
7月21日(土) 11時30分開会(11時開場)、定員30名で、とりあえずFacebookuでイベントを立てました。

「あなたの知らない冷や汁の世界」@自由が丘

イベント立てると、いつも人が集まるかどうか不安で仕方ないのですが、いろんな方にシェアしていただいて、スタートは順調な出足です。このまま早く満席になると嬉しいのですが。

続いて、夜の部。



夜は、3月に宮崎市の「みやざき晴夜」でやったように、飲食店とのコラボでできると嬉しいなと思って、今年4月にリニューアルオープンした新宿みやざき館KONNEの2階にある「宮崎風土 くわんね」にお声がけしたところ、ご協力いただけることになりました。

こちらは、7月21日(土) 18時開会(17時30分開場)で、やはり定員30名。

「あなたの知らない冷や汁と夏焼酎を楽しむ夕べ」

参加料5,000円で、冷や汁のプレゼンを聞いていただいた後、コース料理とフリードリンク。料理の〆に、プレゼンにも登場する、BiancoとRossoの冷や汁を出していただくことになっています。

新宿みやざき館KONNEは、10年前に働いていた職場でもあるので、こういう形でコラボできるのは、とても嬉しいです。
精一杯務めたいと思います、

なお、この無謀とも言える企みですが、株式会社ベジオベジコ様とキムラ漬物宮崎工業株式会社様が快く協賛を承諾していただいて、背中を押していただけたので、踏み出す勇気が持てました。ありがとうございます。

昼の部、夜の部、どちらもご予約はお早めに!
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まちなかキッチンでのプレゼン

6月10日の日曜日、都城市の中心市街地の再開発によって新しくオープンした「まちなか交流センター」の1階にある「まちなかキッチン」で、「あなたの知らない冷や汁の世界」というイベントを開催してきました。

これは、3月に宮崎市の「みやざき晴夜」でフードアナリスト交流会として開催した同名のイベントが結構好評だったので、いろんな所でいろんな人に聞いて欲しいと思って、あちこちに声をかけている中で実現したものです。

折良く、新しい施設が4月末にオープンしたばかりで、きれいなキッチンスタジオが、かなりリーズナブルな値段で借りられたことと、宮崎フードアナリスト委員会都城部会の皆さんが、何か勉強会をやりたいと思っておられたことも幸いしました。

会場の様子

当日は、都城のフードアナリストの皆さんが集客から材料の調達、準備など勢力亭に頑張っていただいて、参加者約35名と、「まちなかキッチン」で開かれたイベントとしては、最多の参加者だったそうです。

プレゼン資料表紙

3月の「みやざき晴夜」でのイベントの時は、プレゼンの後に晴夜のコース料理を出していただき、その中に冷や汁を入れたのですが、今回は、折角のキッチンスタジオなので、実際に冷や汁を作ってみるという体験も折り込みました。

冷や汁をよく作る方から、今回が初めてという方まで様々でしたが、皆さん楽しんでいただけたようで、白と赤の2種類の冷や汁も美味しいと言っていただけて、成功裏に終えることができました。

参加いただいた皆さん、お手伝いいただいた都城のフードアナリストの皆さん、ありがとうございました。

次は7月21日(土)に、いよいよ東京で開催すべく準備中です。お楽しみに!
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冷や汁プレゼン

3月17日(土)の夜、「あなたの知らない冷や汁の世界」と題したイベントを「みやざき晴夜」で開催しました。

40名定員のところ、出足が悪くてちょっと心配しましたが、結果的には早々に満員になって一安心。
(株)コンフォートダイナーみやざきブランド推進本部カゴメ株式会社長友味噌醤油醸造元大盛うどんの協賛をいただき、フードアナリスト仲間でもある(株)コンフォートダイナー副社長の竹井倫世さんの全面協力を得て、冷や汁ときゅうりをテーマとした8種類の料理を用意していただきました。

私は、冒頭で冷や汁についての研究をまとめたプレゼンを披露し、料理の締めで、私が考案した「冷や汁 de Rosso」「冷や汁 de Bianco」という赤、白2種類の冷や汁を参加の皆さんに味わっていただくという趣向。

赤と白の冷や汁

食後のアンケートでは、白の方が圧倒的に人気でしたが、どちらも美味しいと評価をいただきました。
新しい冷や汁の世界を提案できましたし、晴夜の工夫を重ねた美味しい料理で参加の皆さんにも満足いただいたので、苦労して開催した甲斐がありました。

次は、東京でも同様に冷や汁をプロモーションするイベントをやりたいなと考えておりますが、まずは、こつこつと普及に努めて行きます!
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冷や汁の県内分布

カテゴリ : 
プライベート » 冷や汁エバンジェリスト
執筆 : 
Dice 2017-9-24 2:07
県内で、どのエリアが冷や汁を食べる地域なのか調べたいと思って、宮崎県立図書館に行って文献を調べたら、30年以上も前に、きちんと調べてまとめている方がいらっしゃいました。

みつけた文献は、『日向民俗 第35号』(1980.11.30 日向民俗学会)に収録されている、「日向の冷や汁について」(吉野忠行)という調査研究の報告。

吉野忠行さんは、昔、中学校の先生をされていた方のようで、この時は日向民俗学会の副会長を務められていたようです。

その吉野さんが、各市町村の教育委員会社会教育課に、冷や汁が作られているか、どんな材料が使われているか、いつ頃から作られているか、などを問うアンケートを送り、その回答結果をまとめたものが、上記の調査報告になります。

調査報告では、市町村ごとの表になっているのですが、それを地図に落としたものが下図になります。

【冷や汁の県内分布図(1980年時点)】
冷や汁県内分布図"

この地図で、水色に塗られている地域が、「冷や汁を作っている」と回答したところで、緑色は未回答の地域です。

これを見ると、35年ほど前の時点では、県南と北諸県の一部は作らないが、串間市は作ること、県北の沿岸部は作るが山間部は作らないことがわかります。
昔は作っていたが今は作らなくなったという地域(北川町、北郷村)もありますが、概ねこんな感じで間違いないでしょう。

この調査研究から40年近くを経た今では、「作る」としている地域でも、食べたことがないという方もいれば、逆に「作らない」としている地域で、食べていたとする方もいらっしゃることと思いますが、冷や汁の来歴を知る上では、貴重なデータだと思います。

なお、「いつ頃から作られているか」という問いに回答のあったのは6市町村で、このうち延岡市だけが「鎌倉時代ごろから」としていますが、残りは「明治の頃から」(4市町)、「昭和10年頃から」(1町)と回答しています。
これについて吉野氏は、
「類推的であって明確な資料はないように思われる。」
とまとめています。

その上で、
「日向における冷や汁は、前述したように、麦飯が農民一般に普及し、所謂いなか味噌が自給自足出来るようになる明治時代になってから自然発生した夏の労働簡易食であると解することが最も妥当性があるように考える。」
と記しています。

この結論は、私が調査した結果に基づく推論と近いものがありますが、宮崎の冷や汁と同様の料理が「さつま」という名前で中四国地方に存在することを考えると、もう少し前の江戸後期まで含めて良いのではないかと思います。
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ひょんなことから地元テレビ局の番組の料理コーナーに出演することになりました。

普段から料理好きを公言していて、作った料理については、このブログやFacebookで公表というか記録しているので、それがディレクターさんの目に留まったようです。

収録の模様については、「テゲツー!」で記事にしたので、それをお読みいただくとして、当日作った料理が、この2品、「冷や汁 di Rosso」と「冷や汁 di Bianco」。




こちらが、「冷や汁 di Rosso」。またの名を「赤の冷や汁」。

通常は冷水で溶く冷や汁用の味噌を、無塩のトマトジュースで溶いたもの。
具材は、普通の冷や汁と同じで、基本は、水切りして手でほぐした木綿豆腐、輪切りのきゅうり、細切りのミョウガと大葉。
後は、お好みでいろいろアレンジすればいいと思いますが、湯むきしたトマトを刻んで入れると更に良いでしょう。

トマトのクエン酸による酸味が加わってさっぱりと、グルタミン酸やアスパラギン酸といった旨味成分も加わって一層美味しく食べられます。

抗酸化作用のあるリコピンが加わって健康にもいいという、一石三鳥みたいな相乗効果。

これは、普通の冷や汁のように熱いご飯にかけてももちろん良いのですが、冷製パスタのベースにもなりますし、ご飯を入れて温めるとリゾットみたいにもなるなど、バリエーションが広がります。



一方こちらは、「冷や汁 di Bianco」。またの名を「白の冷や汁」。

「赤の冷や汁」のトマトジュースを、無調整の豆乳に変えたもの。
これも具材は同じ。

味噌の原料のひとつが大豆、豆腐の原料も大豆なので、ここに豆乳が加わると、大豆イソフラボン三兄弟。
女性に嬉しい成分満載となります。

豆乳が加わることによってクリーミーでコクが出るので、男性ウケはこちらの方がいいみたいです。

最初にできたアレンジこの「白」の方で、これが大成功だったために「赤」ができました。
「冷や汁」のアレンジって、これまでは具材を変える方向でしか考えられていなかったように思いますが、ベースとなる汁の方を工夫すると、いろいろと面白くなりそうです。
この調子で、「黄」、「黒」、「緑」など、いろいろなアレンジが可能ではないかと考えています。

少なくとも「赤」と「白」、間違いなく美味しいので、皆さんも是非ともお試しください。

魚を焼いてほぐしたり、擂り鉢で擂ったりして冷や汁用の味噌を用意するのが面倒という方は、市販の冷や汁の素を使っても全然OK。

簡単に作れて、ヘルシーで美味しいとあれば、この夏、大ヒット間違いなしかな!?

宮崎の新名物として、飲食店のメニューにも採用されるといいな。
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