• カテゴリ 図書館 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

徒然日記 - 図書館カテゴリのエントリ

宮崎県立図書館移転30周年式典

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2018-10-7 20:40
本日付け宮崎日日新聞の社会面(21面)に、「『日本一の読書県に』県立図書館移転30周年式典」と題する記事が掲載されていました。

宮崎県立図書館が現在の場所に4代目の新館として移転オープンしたのが、1988(昭和63)年5月。そこから30周年となったのを記念して、10月6日(土)に同図書館で記念式典が行われ、市民や元館長ら約100人が出席したことを伝える記事です。

私がここで働いていたのは、1990(平成2)年4月から1993(平成5)年3月までの3年間。
この30年の10分の1に貢献したことになります。今から思えば、良い時代でした。

記事によると、金子洋士館長が30年の歩みを紹介し、「今後も県の中核図書館としての役割と責任をしっかりと果たし、『日本一の読書県』づくりに貢献する決意を新たにした」とあいさつされたとのこと。

「日本一の読書県」については、宮崎てげてげ通信の記事
「日本一の読書県」について真面目に考えてみる
と、このブログの過去記事
「日本一の読書県」について考えてみた
に詳しく書いているので、再掲はしませんが、KGIとかKPIが微妙な中で、方法論をもう少し明確にして欲しいなと思う次第です。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (654)

まるわかり! 西郷どん パート2

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2018-10-1 0:54
会場全景

大型で強い台風24号が九州に接近しつつあった9月29日(土)、「まるわかり! 西郷どん パート2」と題する講演会を、私が会長を務める「宮崎図書館研究会」と「日本親子読書センター九州支部」との共催で、南九州大学3201講義室で開催しました。

「宮崎図書館研究会」は、図書館司書の資格を持つ者を中心に、県内の図書館振興に関心のある有志で組織している団体で、活動の一環として、勉強会や講演会を行うこととしており、今回もそのうちのひとつでした。

東川隆太郎さん

講師は、鹿児島のまち歩きの達人、東川隆太郎さん。
NPO法人まちづくりフォーラムかごしま探検の会の代表理事で、NHKの「ブラタモリ」に出演したり、大河ドラマ「西郷どん」では、資料調査協力を務められています。

今回の講演では、その「西郷どん」をテーマに、明治維新をとりまく鹿児島出身の偉人達の人物像、「西郷どん」ロケ裏話、西南戦争と宮崎などについて、2時間余りお話いただきました。

東川さんによると、西郷隆盛という人物は、
1. 自ら決めて自分で動く人
2. でも、ひとの意見も聞く人
3. 「お金」や「地位」にこだわらない
 明治政府になって、今のお金で3億円/年の給料を貰っていたはずだが、生活は質素。しかし、犬にだけは金をかけていて、最大20頭飼っていた。
4. 体調があまりよくない
 温泉によく行っている(白鳥温泉や吉田温泉など)。
 太りすぎで、右手が上に上がらなかったので、刀を振り回すイメージが無く、示現流はできない。
 陰嚢肥大で、馬には乗れず、移動は徒歩かかごだった。
5. 功績は、江戸城無血開城、廃藩置県、留守政府を守ったこと。
だったらしいです。

天候が心配される中でしたが、60名以上の参加をいただいた講演会は、東川さんの軽妙な語り口で、2時間半があっという間に過ぎました。

大河ドラマの「西郷どん」は、これから終盤へ向けて西南戦争に突入し、宮崎もその舞台のひとつとなりますが、地域の経済に与えた影響が大きく、西郷の生涯で西南戦争だけは評価できないと、東川さんは話されていました。

ドラマの中で、西南戦争と宮崎がどのように描かれるのか、今から興味深いです。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (711)

県立図書館新館建設30周年

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2018-9-27 18:30
本日(2018.9.27)付け宮崎日日新聞の文化面(19面)に、「県立図書館新館建設30周年 知的インフラ拠点担う」と題して、宮崎大学地域資源創世学部の根岸裕孝教授のインタビュー記事(聞き手・杉田亨一)が掲載されています。

宮崎県立図書館は、1902(明治35)年の設立で、4代目となる現館は、1988(昭和63)年5月23日に開館し、30周年を迎えました。

根岸教授は、宮崎県立図書館の図書館協議会の議長で、2017(平成29)年度に策定された「宮崎県立図書館ビジョン」の検討のための懇談会の座長も務められており、最近の宮崎県立図書館の運営を割と細かに見てこられています。

記事では、冒頭で2014年度の資料費大幅カット(前年度比33.3%減)問題に触れ、根岸教授は、

「この問題を機に、県立図書館が担っている使命や役割は何なのか−という議論が起きた。議論が進むにつれ、県立図書館の『知的インフラ』としての基盤が弱くなると、県全体に大きな影響がもたらされるという危機感が生まれていった」


と、当時を振り返っています。

また、県立図書館の果たすべき役割として。

「県立には市町村立の図書館を支え役割がある。市町村立では持てないような専門書などを収蔵し、貸し出すことで支援していく。また、県が専門的人材をしっかりと配置していくことが重要。司書をはじめ県の専門的な人材が運営などについて市町村立に助言していくことで各館の機能はたかまっていく」


とし、更に、

「学校図書館の支援は県立図書館ビジョンにも盛り込まれた。具体的なノウハウの確立はこれからだが、今後進んでいくと思う」


とも述べられています。

しかし、専門的人材の配置については、

「県内は市町村の財政が年々悪化し、市町村立の指定管理化が進んでいる現状がある。ひいては専門的な人材の配置が難しくなる中で、県が専門性を持った人材を配置・育成し、市町村を支援していく役割は大きくなっている。」


とする一方で。

「協議会などを通じて県に対応を求めたが、一つの妥協点として、県立図書館に異動してくる県職員に館で長く勤務してもらい、専門性を高めてもらうというところで落ち着いた。ただ、専門的人材の重要性については、今後も利用者の立場から言い続けていかないといけない」


と、その実現の困難さにも触れています。

また、都城市立図書館や延岡市の「エンクロス」など、最近オープンして人気を博している動きに対し、

「誰もが気軽に出入りでき、知的な本や雰囲気に触れたり、いろんな人と交流ができたるする場が求められるようになってきているからではないか。知的な刺激を受けることで新しいアイディアや価値が生まれ、ネットワークもつくられる場は、地域づくりにとっても重要」


とした上で、

「今、図書館という知的インフラの大切さに多くの県民が気付き始めている。県内の図書館ネットワークの中核として、県立はリーダーシップを発揮していってほしい」

と今後への期待を語って、記事は締めくくられています。

図書館の機能への理解、専門人材の重要性にしっかり触れられている点で良記事と言え、さすがは根岸先生という感があります。

私も、数少ない司書資格保有者として、お声がかかれば、しっかりサポートしたいなと常々考えてはいるのですが。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (642)
あなたの知らない冷や汁の世界

3月17日(土)に、「あなたの知らない冷や汁の世界〜フードアナリスト交流会2018大抽選会開催!どなたでも参加可能です☆」というイベントを開催することになっていて、そこで、冷や汁についてパワーポイント使ってプレゼンをやる予定になっています。

これまでも、フードアナリストの勉強会で毎月のようにパワポのプレゼンをやっていて、これまでもPCを触らずに、離れた所からスライドを操作できたらいいなと思っていたのですが、いよいよちゃんとしたプレゼンをやるので、これを機にワイヤレスプレゼンターを導入することにしました。
「ワイヤレスプレゼンター」というのは、パワポのファイルを入れたPCを触らずに、離れた場所からスライドを進めたり戻したりできる、無線装置のことですね。わかるかな?

使っているPCにはUSBスロットが1つしかなく、USBを使うタイプは避けたいので、Bluetoothで接続できるタイプを探して、Amazonでポチったのがこれ。

Satechi サテチ Bluetooth 充電式 ワイヤレス プレゼンター Keynote / パワーポイント プレゼン操作 技適取得

届いたので、早速試してみましたが、Bluetootのペアリングもすぐにできて、スライドの操作も問題なくできました。
それほど強くはありませんが、赤色レーザーも搭載しているので、スクリーンを指すのにも使えそうです。実際には、会場で試してみないとどの程度見えるかわかりませんけどね。

ということで、プレゼンの準備は着々と進みつつあります。
イベントは40人限定で、みやざきブランド推進本部カゴメ株式会社の協賛も決まって、結構面白くて、勉強になって、お得なイベントになっていると思いますので、皆様の参加をお待ちしています!!
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (2436)
7月1日にフリー・エージェント宣言をして、もうすぐ5ヶ月になります。

予想していたことではありますが、なかなか美味しいオファーとかは来ないので、現実の厳しさを噛みしめる日々ではあります。
しかしこの5ヶ月間、どうしたら独立できるのだろうかと、自分の能力、スキル、モチベーションなどを見つめ直してきました。

そして、これだったら他の誰にも負けないような、オリジナルなサービスが作れるかなと思うものができたので、今日開かれた、宮崎商工会議所主催のInnovation Award 2017〜ビジネスプランコンテスト〜におチャレンジしてきました。

私のプランは、「つないでライブラリー」というタイトルで、まちなかに本と出会える環境を取り戻しつつ、司書資格の保持者が、司書として生きていける雇用を作りたいというものです。
詳しくは、このプレゼン資料をご覧いただければと思います。

つないでライブラリープレゼン表紙

8人が登壇したコンテストでは、残念ながら上位3位には入ることはできませんでしたが、あると面白いサービスだと思っていただいたのは確かです。

このビジネスだけでは大きく稼ぐことはできないので、これで宣言どおりフリーになることはできないのですが、いつかこのビジネスで、司書の雇用をつくることができればと考えています。

これからもっとプランをブラッシュアップして、実現できるように努力したいと思います。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3510)

「日本一の読書県」について考えてみた

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2017-8-16 0:28


7月5日(水)に、東京・日比谷の千代田区立日比谷図書文化センターにおいて、日本図書館協会主催で、シンポジウム「図書館とまちづくり」が開催されたのですが、そのパネラーの一人に、宮崎県の河野俊嗣知事が出席するという情報を得ていました。

その日は、たまたま家族旅行から浦安の自宅に戻る日だったので、こんな偶然はなかなか無いなと思いつつ、出席すべくエントリーボタンを押したのでした。

そして当日、宮崎の司書仲間のお二人と席を並べてシンポジウムの出席者の発言を聞き、必至にメモを取って、合間に写真も撮影したのでした。

その模様は、ここに書くかどうか迷ったのですが、ここよりはるかに読者の多い「テゲツー!」に掲載することとしました。
しかし、ボリュームもあったし、個人的にもあれこれと忙しくて、まとめるのに思いのほか時間がかかり、ようやく8月13日(日)に書き上げて掲載することができました、

「『日本一の読書県』について真面目に考えてみる」(宮崎てげてげ通信)

まだお読みになっていない方は、まず上記の記事をお読みいただくとして、記事には書かなかった感想などを。

読書活動を振興するためには、公共図書館の役割は不可欠で、その図書館を生きたものにするためには、司書の力が欠かせないということは、図書館関係者の間では、もう数十年も言い続けられてきているのですが、実態はかなりお寒い状況で、自治体の財政事情の悪化に伴って、図書館職員の司書率は下がるわ、待遇は悪くなるわで、どうにもおかしなことになっている訳です。

そんな中で開かれたシンポジウム、パネラー4人の中で最も図書館関係者らしいと感じた讀賣新聞の西井さんがうまくリードしていただいたおかげもあって、ざっくり言い切ってしまうと「やっぱ人が大事だよね」という結論でまとまったような気がします。

しかし問題は、それを具体的にどういう風に施策として反映させていくかなのですよね。

河野知事は、例えば「県立と市町村立の人材交流」といった切り口を提示された訳ですが、今の市町村立に、県立に人を出せるだけの余裕があるのか、また、県立の側に、市町村立から来た人を指導できるだけの力量のある職員(司書)がいるのか、はなはだ疑問なのです。
もちろん、県立から市町村立に人を出すと言っても、それもなかなか難しいだろうと思います。
それほどに、宮崎県内の図書館職員は、層が薄く疲弊してしまっているように思えます。問題の根は、想像以上に深いのです。

よその県のことはわかりませんが、少なくとも宮崎県では、県立と市町村立が一体となって、早急に人材養成プログラムを作り、5年後、10年後に向けた人材育成を始めるべきではないかと思います。

その先に、ようやく「日本一の読書県」の姿が見えてくるのではないでしょうか。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (4655)

文芸書の出版と図書館

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2017-5-20 10:50
図書館関係の情報発信をやるために立ち上げたWebサイトなのに、このところ図書館の話題はさっぱりです。
日常の生活から図書館が遠くなっているのは否めないので、そこは努力でカバーするしかないのですが、努力のベクトルの大半がテゲツー!に向かっているので、如何ともしがたい現状がある訳です。
ああ、時間が欲しい。

それはさておき、久しぶりに図書館関係の話題。
定期購読をしている『本の雑誌』に、「黒い昼食会」という、業界事情通の鼎談コラムが連載されていて、2107年6月号(ダービーやったる号)に文芸書の出版と図書館との関係について触れられていた部分があったので、備忘録的に拾っておきます。

鼎談を簡単にまとめると、
・ 通常の文芸書の初版部数は4,000部程度で、しかもそのうち800〜1,000部は図書館で購入されている。
・ 返品率を計算に入れると、4,000部のうち実際に売れているのは2,000部ぐらいで、そのうち800部が図書館と考えられる。
・ 図書館が無かったら出せない文芸書もあるのではないか。
・ 図書館を批判するより、共存をさぐる方に持って行くべき。
・ 図書館を批判するエネルギーを、国にもう少し図書購入の予算を増額してくれという方向に向けた方がいい。


書籍が売れなくなって、出版業界から図書館へ新刊購入に対する批判がある度に、図書館が出版を支えている側面もあるのではないかと考えていたのですが、業界サイドにいる人の肌感覚でもそういう認識はあるのですね。

しかし、初版部数4,000部なんて、紙の書籍の市場はかなり縮んでいるようです。
私自身も、単身赴任生活で物理的なモノの購入をなるべく控えているので、紙の書籍を買わなくなってますし。
業界もかなり厳しいんでしょうが、私の懐も厳しい。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (5374)
 大阪市立中央図書館で「借りるだけではもったいない!『もっと』使える!図書館」という講演会が開かれるという情報がFacebookで流れてきたので、久しぶりに大阪に行ってみようと、その場で飛行機と宿を手配して、10月1日に出かけてきました。

この『図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける』は、その講演会の基調講演で話をされた、奥野宣之氏の著書で、この内容をベースに、単に本を借りるだけではない図書館の活用方法について、実体験を交えたお話を伺うことができました。

奥野氏は、新聞記者からフリーのライターに転身した、ある意味情報探索・活用のプロですが、日常的に図書館を利用する中で、司書講習を受講して司書資格を取ったというから凄いです。
司書は国が認定する資格で、大学で一定数の科目を履修することが必要ですし、その資格があるからと言って就職に有利ということもさほどありませんので、よほどのことがないと普通の人は取得しようなんて思いません。
しかし、そこに敢えて踏み込むから、こうして著作にもできている訳なんですけどね。

図書館のサービスを利用する側、提供する側、両方の視点から、図書館を利用するとはどういうことなのか、図書館を利用することで、暮らしがどう変わっていくのかについて、わかりやすく書かれています。
普段図書館を使っていらっしゃる方はもちろん、日常的に図書館に縁のない方にも読んでいただきたい良書です。

講演の中で、
「会社の行き先を書くホワイトボードに『図書館』と書くことが当たり前の社会になって欲しい」
という奥野さんのお話、本当にそうなるといいなと思いながら、そうなるためには、私も含めた司書が、もっと図書館への理解が進むように努力しなければならないと叱咤激励を受けたような、今回の大阪行でありました。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (6601)

宮崎県立図書館の見果てぬ夢

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2016-9-18 0:59


宮崎県の生涯学習課が、10年後を見据えた県立図書館のあるべき姿について、県内の様々な立場の人にヒアリングを行い、その結果をWebサイトで公表しています。

「県立図書館についてのヒアリング」

これまで、5人の方々のインタビュー内容が公開されていますが、これを読むと、それぞれ納得のできるご意見ばかりです。

もちろん、生涯学習課も人選には配慮をしていて、それなりに図書館についての見識のある方を選んでいるのだろうと思いますので、当たり前と言えば当たり前なのですが、一方で、この時代にまだこんな意見が出るものなのか、という思いもあったりします。

日本の公共図書館が今のようなサービス形態になったのは、1970年以降と言ってもいいだろうと思いますが、宮崎県立図書館が一番輝いていたのは、それより前、1947(昭和22)年から1957(昭和32)年にかけての中村地平館長の時代。
当時を知る南邦和さんのお話の中にも、その時代のことが出てきます。

当時、先端を走っていた県立図書館のサービスは、60年経って、ここまで様々な注文が出るほどに落ちている訳です。
できていなければならないこと、他の県立図書館では当たり前のようにできていることも、提言の中には数々見られます。
こうして、図書館の外からの意見を聞かなければ10年先の図書館像が見えないほどに、図書館が図書館のことをわからなくなっているのだなと、ちょっと暗澹たる気持ちになりました。

せめてもの救いは、生涯学習課がこういう形で顕在化させてくれていることでしょうか。おそらく、県立図書館の現状と課題を理解している人がいて、外からでも変えなければと思っているのでしょう。

しかし、課題が明らかになって終わりではなく、そこがスタートで、10年後に向けて、それをどのように解決して行くかが問われているわけです。

鍵は、かつての中村地平がそうであったように、強烈なリーダーを起用できるかどうかにかかっていると思います。
たとえそれが見果てぬ夢であったとしても、希望は持ち続けたいです。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (5936)

マイクロ・ライブラリーを始めてみました。

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2015-11-5 23:48
一昨日、日本経済新聞に掲載されたマイクロ図書館の記事を紹介したが、その中に出てくる「まちライブラリー」は、今のところ宮崎県内には唯一、都城市に存在している。
その名も「まちライブラリー@金海堂」。リアルな本屋さん、「都城金海堂 本店」の中にある珍しいライブラリーなのだ。
図書館の中にある本屋さんを運営する会社のことが最近ちょっと話題になっているが、こちらは、本屋さんの中にあるマイクロ図書館。逆を行っている。

それ以外の宮崎県内のマイクロ・ライブラリーについては、情報が無いのでよくわからないのだけど、実は私もマイクロ・ライブラリーづくりにチャレンジしていることは、以前に
「リブライズを使ってリアルにマイクロライブラリを作ってみることにした」
でお伝えしたとおり。



そして、私が参画している「宮崎てげてげ通信」「ラディッシュセブン」の共同プロジェクトという形で、「テゲツー!ライブラリ」を、カリーノ地下1階にある「Ascente(アシェンテ)」の一角に開設する運びとなった。



現在の蔵書は、私の本棚にあった122冊で、全てに「賽子図書館」の蔵書印が押されている。
しかし、海外ミステリーを中心とした私の好みと、「Ascente」の女性を中心とした客層とはどうにもマッチしていないように感じられて、今のところこの試みは成功しているとは言えない。

しかしこれは、家の中に眠っている個人の蔵書を、街中で人目に触れる形で公開するとどうなるのかという実験だと思っている。

本を管理するための仕組みは、「リブライズ」という、いわゆるSaaSを使っていて、Facebookアカウントがあれば、貸出も可能だ。



ちょっとした場所さえあれば、こうして誰でも簡単に図書館ぽいサービスを始めることができることを見せることで、書店の消滅や図書館の郊外移転などで街中から消えてしまった本を、再び街中に取り戻せないかと考えている。

こうしたマイクロ・ライブラリーが、中心市街地のあちこちにできて、しかもその蔵書がいろいろなテーマでバラエティ豊かに構成されていて、全体として街中の図書館として機能すると、賑わいも少しずつ取り戻せるのではないだろうか。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (7053)
GoogleTranslator
ブログ カレンダー
« « 2018 11月 » »
28 29 30 31 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 1
アーカイブ
本の購入はこちらから
カテゴリ一覧
もう読んだ?


  
Copyright (C) 2006 Dice@hidice All Right Reserved.