徒然日記 - 202107のエントリ
自転車で長距離を走る際に気をつけなければならないのは、こまめな水分補給です。
気温が低い時でも、それなりに着込んでペダル回していると意外なほどに汗をかくので、水分補給を怠ると脱水症状でヤバいことになってしまいます。
更に気温が上がってくると、熱中症で命の危険すらありますからね。
なので、長距離を走る際は、ドリンク入れた水筒やペットボトルの飲料を携帯するようにしています。
夏場なんかは、すぐに飲める状態のドリンクとは別に、冷凍庫で凍らせておいたペットボトルを2本とか携帯したこともあります。
今回、MACH9号にはボトルケージ(ドリンクホルダ)を取り付けたのですが、これは、海浜幕張の自転車屋さんのワゴンセールで110円で売られていた、アルミニウム製の簡単なやつで済ませました。
しかし、フレームに唯一用意された台座に取り付けてみたらかなり寝ていて、手持ちの水筒とかペットボトルだと走行中に振動で落ちてしまう心配があったので、ちゃんと自転車用の保冷ボトルを導入することにしました。
ある程度保冷性のあるもので、容量は大きい方が良いだろうということで、最終的にポチったのが、「ポラー 保冷ボトル ブレークアウェイ RIDGE 20oz BLU/SLV」。
容量は20ozなので、約591mlですね。
中身入れたまま冷凍庫で凍らせることも可能みたいですが、その場合は、フルに入れずに半分だけ入れて、飲み口を上にして斜めに置いた状態で凍らせ、出走直前に残り半分の飲み物を足して行くと、すぐに飲めて、長時間冷えた状態がキープできるので良いです。
ただし、冷凍庫にそれなりのスペースが必要なので、今のうちの冷凍庫では無理そうw。
ボトルケージに装着してみたのが上の写真。
思っていたよりかなり長いので、前に引き出すとハンドルポストに当たります。
斜め横に持ち上げて外す感じになりますが、使ってみた感じ、特に問題はありません。
飲み口を真上から見た状態です。
穴の中にシリコン製の弁があり、十字に切れ目が入っていて、ボトルを強く握ったり、口に加えて吸ったりすると切れ目が開いて中の液体が出てきます。
普通に逆さまにしたくらいで漏れることはありません。
赤い飲み口を上下することで、ロック状態とフリー状態の切り替えになります。
左のロック状態から、飲み口を上に引き上げればフリー状態になり、飲み口を下にしてボトルを握ったり吸ったりすることで中の液体が出て来ます。
走行中に飲む時は、飲み口をくわえて、歯で少し噛んでボトルを引く感じでロックを外し、飲み終わったら逆に押し込んでロックをかけてケージに戻す感じですね。
中身がどれくらい入っているかにもよりますが、ちょっと強めに握らないと出てこないので、握力が弱い女性とかは少々辛いかも。
そういう時は無理せずに、停まってから両手で握れば大丈夫だと思いますが。
蓋を外すと開口が大きいので、冷蔵庫で作った氷を入れるのも楽ですし、使った後に洗うのも楽。
長さがあるので、スポンジを菜箸か何かで奥まで突っ込んで優しく洗ってあげる必要はありますが。
赤い飲み口の部分は、引き上げながらひねると外れるます。
使っていると、どうしてもこういう部分に茶渋みたいなのが付いたり、場合によってはかびたりするので、分解できてきれいに洗えるのは嬉しいところです。
冷蔵庫で作った氷を満杯にいれて冷やしたお茶を注ぎ、外に持ち出して使ってみましたが、2時間は氷もまだ残っていました。
ちょこっと走るには、これ1本で十分ですね。コンビニが途中にあれば、冷たい飲み物補給しながら長距離も走れそう。
しかし、コンビニの無い河川敷のサイクリングロードを長距離走るときなどは、もう1本ボトルを携行したいところなのですが、MACH9号にはこれ以上ボトルケージを取り付ける場所が無いので、どうするか悩みどころですね。
サイクルジャージのポケットに入れるの手もありですが、よほど気合い入れないと着ないし、体温で温まりそうでなんとも。
気温が低い時でも、それなりに着込んでペダル回していると意外なほどに汗をかくので、水分補給を怠ると脱水症状でヤバいことになってしまいます。
更に気温が上がってくると、熱中症で命の危険すらありますからね。
なので、長距離を走る際は、ドリンク入れた水筒やペットボトルの飲料を携帯するようにしています。
夏場なんかは、すぐに飲める状態のドリンクとは別に、冷凍庫で凍らせておいたペットボトルを2本とか携帯したこともあります。
今回、MACH9号にはボトルケージ(ドリンクホルダ)を取り付けたのですが、これは、海浜幕張の自転車屋さんのワゴンセールで110円で売られていた、アルミニウム製の簡単なやつで済ませました。
しかし、フレームに唯一用意された台座に取り付けてみたらかなり寝ていて、手持ちの水筒とかペットボトルだと走行中に振動で落ちてしまう心配があったので、ちゃんと自転車用の保冷ボトルを導入することにしました。
ある程度保冷性のあるもので、容量は大きい方が良いだろうということで、最終的にポチったのが、「ポラー 保冷ボトル ブレークアウェイ RIDGE 20oz BLU/SLV」。
容量は20ozなので、約591mlですね。
中身入れたまま冷凍庫で凍らせることも可能みたいですが、その場合は、フルに入れずに半分だけ入れて、飲み口を上にして斜めに置いた状態で凍らせ、出走直前に残り半分の飲み物を足して行くと、すぐに飲めて、長時間冷えた状態がキープできるので良いです。
ただし、冷凍庫にそれなりのスペースが必要なので、今のうちの冷凍庫では無理そうw。
ボトルケージに装着してみたのが上の写真。
思っていたよりかなり長いので、前に引き出すとハンドルポストに当たります。
斜め横に持ち上げて外す感じになりますが、使ってみた感じ、特に問題はありません。
飲み口を真上から見た状態です。
穴の中にシリコン製の弁があり、十字に切れ目が入っていて、ボトルを強く握ったり、口に加えて吸ったりすると切れ目が開いて中の液体が出てきます。
普通に逆さまにしたくらいで漏れることはありません。
赤い飲み口を上下することで、ロック状態とフリー状態の切り替えになります。
左のロック状態から、飲み口を上に引き上げればフリー状態になり、飲み口を下にしてボトルを握ったり吸ったりすることで中の液体が出て来ます。
走行中に飲む時は、飲み口をくわえて、歯で少し噛んでボトルを引く感じでロックを外し、飲み終わったら逆に押し込んでロックをかけてケージに戻す感じですね。
中身がどれくらい入っているかにもよりますが、ちょっと強めに握らないと出てこないので、握力が弱い女性とかは少々辛いかも。
そういう時は無理せずに、停まってから両手で握れば大丈夫だと思いますが。
蓋を外すと開口が大きいので、冷蔵庫で作った氷を入れるのも楽ですし、使った後に洗うのも楽。
長さがあるので、スポンジを菜箸か何かで奥まで突っ込んで優しく洗ってあげる必要はありますが。
赤い飲み口の部分は、引き上げながらひねると外れるます。
使っていると、どうしてもこういう部分に茶渋みたいなのが付いたり、場合によってはかびたりするので、分解できてきれいに洗えるのは嬉しいところです。
冷蔵庫で作った氷を満杯にいれて冷やしたお茶を注ぎ、外に持ち出して使ってみましたが、2時間は氷もまだ残っていました。
ちょこっと走るには、これ1本で十分ですね。コンビニが途中にあれば、冷たい飲み物補給しながら長距離も走れそう。
しかし、コンビニの無い河川敷のサイクリングロードを長距離走るときなどは、もう1本ボトルを携行したいところなのですが、MACH9号にはこれ以上ボトルケージを取り付ける場所が無いので、どうするか悩みどころですね。
サイクルジャージのポケットに入れるの手もありですが、よほど気合い入れないと着ないし、体温で温まりそうでなんとも。
昨日、赤坂レッドシアターで、『29万の雫ーウィルスと闘うー』という舞台を観てきました。
この舞台は、2010年に宮崎県で発生した口蹄疫をモチーフに、100人を超える当時の関係者にインタビューを行い、その証言を台詞に落とし込んで構成されるドキュメンタリー・シアターという手法で制作されています。
2010年、私は今と同じ新宿のアンテナショップで働いていました。
口蹄疫の発生の報を聞いたときは、すぐにその10年前の2000年に宮崎市で発生した口蹄疫のことを思い出しました。
その頃は農政関係の部署に所属していたので、動員がかかって現場近くの国道で行われた車両の消毒ポイントでの夜間消毒に従事しましたが、幸いにして3戸の被害で留まり、2週間ほどで終息し、私の夜間出動も1回で済んだのでした。
2010年の時も、最初はさほど深刻には考えていませんでしたが、日に日に感染が拡大していく様子が伝えられ、県庁職員が総動員態勢で殺処分の現場に繰り返し投入される様子を知るにつれて、戦力として役に立つことができないもどかしさや、自分だけ高見の見物状態でいることの後ろめたさみたいなものを感じていました。
しかし、それと同時に、現場に立たなくて済む安堵感を感じていたのも事実です。
殺処分の現場は、それ以前に宮崎で起こった鶏インフルエンザの際に経験していましたので、その厳しさはある程度わかっていました。
それでもこの時の現場は、牛や豚という鶏よりも大きな動物が相手であり、被災の規模、軒数も格段に大きかったので、その過酷さは私の経験を遙かに上回るものだったのですが。
当時、メディアも現場には入れず、取材ソースも限られていたこともあったのでしょうが、遠く離れた東京に伝えられる情報は断片的でだったので、Twitterや関係者のブログなどで情報を収集し、何が起こっているのかを知ろうと努めました。
そこには、悲しみ、とまどい、怒り、不満、恨み、絶望、焦り、疲労など様々な感情が渦を巻いていました。
現場と政治の距離感、隔絶や断絶と言っても良いかも知れないその果てしない距離感の中の様々な位置に立つ人々の思い。どれが正しいとか間違っているとか、簡単には判断できない、個人の立場に立ってみれば、その全てがその瞬間には正しいであろう思いを、私は東京から眺めることしかできませんでした。
この舞台は、そんな人々の渦巻く思いを、見事に2時間の枠の中で私たちに提示してくれました。
時おり落ちる涙無しには、最後まで観ることができませんでした。
それは、私の個人的な感情だけではなく、客席にいた多くの人々がそうだったのではないかと思います。
それほどに、台詞として語られる当時の関係者の言葉が、ストレートに私たちの心に響きました。
経験した者でなければ、その場にいた者にしかわからない、そういう思いは確かにありますが、そこに思いを馳せる経験を与えてくれる素晴らしい舞台でした。
この舞台は、2012年、2015年、2020年と宮崎県内で上演され、今回初めて東京での上演となったそうですが、その都度、新たなインタビューを行い、時代の変化に合わせて脚本の変更を行っているとのこと。
今回は、新型コロナ感染症に振り回される現在の日本の状況と当時の状況をオーバーラップさせ、未知のウィルスと闘うということがどういうことなのかを、改めて私たちに考えさせる内容になっていました。
アフターイベントに参加されていた宮崎県の河野俊嗣知事が、「県外でも演る意義がある。」「本来なら宮崎県がお金を付けてでも(現実にはなかなかできないけれど)、後援を後押ししたい。」と言われていたように、多くの皆さんに観ていただきたい舞台でした。