徒然日記 - 最新エントリー

「その4 シンガポール植物園〜小休止〜図書館探訪」から続く。

バクテー(肉骨茶)


石田君へのリクエストのひとつに、「バクテー(肉骨茶)を食べたい」というのを入れていました。
バクテー(肉骨茶)というのは、豚のあばら肉(スペアリブ)をスパイスの効いた汁で煮込んだ料理で、海南鶏飯(チキンライス)などとともにシンガポールを代表する料理のひとつです。

發起人肉骨茶餐館ブギスポイント店

訪れたのは、「發起人肉骨茶餐館 (Founder Buk Kut Teh)」。系列店がいくつかあるみたいですが、こちらのお店はブギスポイント(Bugis Point)店。
發起人(Founder)の名の通り、この料理の発祥の店を自称しているみたいです。日本なら、「本家」とか「元祖」とか付けるようなものですね。
人気店のようで、店の前には先客が並んでいましたが、割とすぐに入れました。並んでいる間に注文を済ませておきます。このあたりは、石田君が全部やってくれるので、楽させてもらってます。

店の中の壁は、ここを訪れた有名人の写真で埋め尽くされていましたが、誰が誰やら知らないので、写真は撮らず。

發起人肉骨

しばらく待つと、一番人気の「發起人肉骨(Founder Bak Kuh Teh)」がやってきました。
長めのの骨付き肉と短めの骨付き肉の2種類が入っています。

肉骨茶には、スープが黒っぽいマレーシア式と、比較的澄んだスープのシンガポール式があるらしいですが、こちらのはシンガポール式。
スープを飲むと、豚から出た出汁に塩と胡椒だけのシンプルな味付けながら、胡椒のピリッとした刺激が効いて、なかなか美味しい。
骨付の肉は身離れも良く、味が薄いなと感じたら、真っ黒な中国醤油かピリッとしたチリソースを付けながらいただきます。
時々スープに別注文の油条を浸しながら、黙々と食べました。

作り方は難しくないので、日本でも豚スペアリブを買ってくれば再現できそうです。
現地では、スーパーなどで肉骨茶用のスパイスミックスを売っているらしいので、買って帰ろうと思いました。



アラブ・ストリート


ハジ・レーン

お腹が満ちたところで、近くのアラブ・ストリートへぶらぶらと向かいます。
まず、南側のハジ・レーン。
200mくらいの短い路地なんですが、寂れていた路地の店の外壁に誰かがポップなパブリックアートを描いてから人が集まり始め、それを真似る店が次から次に出て、今では小洒落たカフェやブティックなどが集まるエリアになっているとのこと。
東京だと裏原宿みたいなもんですかね。知らんけど。

アラブ・ストリート

元々アラブ・ストリートは、マレーシアやインドなどから移住してきた人が集うムスリム街。
モスクを中心に、飲食店や商店などが並んでいます。
今では、トルコ料理や地中海料理などの店も増えているらしく、写真右手にはセブン・イレブンの看板も見えます。

サルタン・モスク

このエリアのランドマークが、黄金色に輝くドームを持つ「サルタン・モスク」
1824年に創建された、シンガポール最古のムスリム寺院だそうです。

観光客にも開放されているので内部の見学も可能ですが、入口で靴を脱いだ上で、短パンやスカート、ノースリーブなど肌の露出が多い人は、入口で貸してくれるガウンを着用して隠す必要があります。

私たちも見学しましたが、写真撮影は遠慮しました。フラッシュの使用や動画撮影はもともと禁止されているそうです。



チャイナタウン



「サルタン・モスク」を後にして、バスに乗って、Chinatown(チャイナタウン)へ向かいました。
シンガポールのバスは、前乗り後ろ降りで、乗車時と降車時の両方でEz-Linkカードを読み取り機にかざして料金を精算する方式でした。

ドラゴンフルーツジュース

あちこち歩いて喉が渇いたので、Chinatown Complex Food Centreのホーカーズで、ちょっと休憩。
何も考えずにドラゴンフルーツ・ジュースをいただきましたが、ドラゴンフルーツはビタミンB群が豊富で疲労回復には効果的らしいので、意外に賢い選択だったのかも。

飲み終わったら、ホーカーズからすぐ近くにある「Buddha Tooth Relic Temple and Museum(佛牙寺龍華院)」へ。
ブッダの歯を聖遺物として祀る仏教寺院で、観光客にも開放されていますが、写真の撮影は遠慮しました。

最上階には大きなマニ車が設置されていたので、世界平和を願って1回まわしておきました。

スリ・アリアマン寺院

「Buddha Tooth Relic Temple and Museum(佛牙寺龍華院)」を出てチャイナタウンを散策していたら、派手な外観の寺院が目にとまりました。

Sri Mariamman Temple(スリ・アリアマン寺院)というヒンドゥー教の寺院で、国定記念物に指定されている建物らしいです。



朝行った天福宮からこのスリ・アリアマン寺院まで、この日は宗教建築をいろいろと案内してもらいましたが、石田君は、移民国家であるシンガポールの多様性を伝えたかったかもしれません。

人口の7割を占めるシンガポール人の中で、一番多いのは中華系(約74%)ですが、続いてマレー系(約13%)、インド系(約9%)。
人口の3割は、働きに来ている外国人で、欧米人、フィリピン人、マレーシア人、ミャンマー人、バングラデシュ人、日本人など様々。
こうした人々の宗教や文化が様々に融合しつつ存在するのがシンガポールの面白さでもあります。

シンガポールは大統領制を採っていて、大統領は国民投票で選ばれるのですが、ある民族が過去5回の選挙で大統領を出していない場合、次の大統領をその民族から選出することが定められているそうで、現在の大統領は2017年に選ばれたマレー系女性のハリマ・ヤコブ氏。

もともと民族暴動を契機にマレーシアから追い出されるように独立した建国の歴史があり、民族問題には敏感で、民族間のバランスを取り、不満の解消を図る政策が採られているところが、香港との違いなのかとも思ったりして。

「その6」へ続く。
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「その3 Merlion〜Tiong Bahru Market」から続く

シンガポール植物園


National Orchid Gardenの入口

鹵麺を食べ終わって、シンガポール唯一の世界遺産「シンガポール植物園」へ。

シンガポール植物園は、宮崎市青島にある「宮交ボタニックガーデン青島(旧・宮崎亜熱帯植物園)」と1965(昭和40)年に姉妹植物園になっています。
宮崎偉そうですが、シンガポールの方は敷地面積は約40万平方メートル(東京ドーム13個分)と広大で、青島など足下にも及びません。
しかし、その造園技術や思想を宮崎の当時の植物園関係者が学び、かの宮崎の観光の父・岩切章太郎氏もここを訪れてインスピレーションを得たであろうということで、石田君に連れてきてもらいました。

National Orchid Gardenの入口

複数のエリアに分かれていますが、「National Orchid Garden」のみが有料で、大半のエリアは無料で公開されています。

屋外ステージ

とにかく、広く、美しく、よく手入れされた植物園で、子ども連れなどで弁当持ってピクニックするには最高の場所だなと感じました。

上の写真の奥に白く写る建物は野外音楽堂で、ここを使ってコンサートなどもよく開かれているのだとか。

四阿

緑の中に建つ雰囲気の良い白い四阿では、ウエディング衣装のカップルが記念撮影を行っていました。

オオオニバス

池の中のオオオニバス。葉の直径1mほど。
リアルな花は初めて見ました。

5$札の樹

園内散策の途中、広場にあった柵で囲まれたこの樹は、5ドル札に描かれている樹だと教えて貰ったので、写真に撮りました。
テンブス(Tembus)という種類で、この樹はシンガポールの遺産木(Heritage Tree)に選定されているみたいです。
以前は幹に触ることもできたらしいのですが、今は保護のためか柵で囲われて近づけないようになっています。

5$札

後日、石田君が5ドル札の写真を送ってくれたのですが、まさにこの木(枝)でした。

池の中の彫刻

シンガポールは、「ガーデン・シティ」という都市ビジョンを掲げて、快適で清潔な都市というイメージを対外的に発信し、外からの投資を呼び込むことで発展してきました。
最近ではこれを更に進めて、「シティ・イン・ザ・ガーデン」という、都市全体がまるで庭園の中にあるようなイメージを訴える都市ビジョンに変更しています。
その流れの中で、ベイ・サウス・エリアにガーデンズ・バイ・ザ・ベイやマリーナ・ベイ・サンズといった広大な庭園と巨大建造物の未来的な景観が造られています。
こうした流れの源流が、このシンガポール植物園にあり、かつて「大地に絵をかく」と言って宮崎の景観づくりに邁進した岩切章太郎氏も、この地に少なからず影響を受けたのだろうと思います。
今、観光面ではインバウンドの増加を目指す宮崎ですが、当時の原点に戻って、景観づくりを見直す時期に来ているのかもしれないなと、園内で感じた次第です。



小休止


5$札

早朝に空港に着いてから植物園まで、荷物を石田君の車に積みっぱなしのままだったので、泊めてもらうことになっている石田君のマンションに荷物を置きに戻ることにしました。

シンガポールの繁華街オーチャードにも近い、便利なところにありました。
1階にはプールやトレーニングジムもあり、コンシェルジュが常駐するという高級マンションの10階に石田君の部屋があります。
ゲストルームにトイレとシャワーも付いているという充実ぶり。
荷物をほどき、シャワーを浴びて着替えてからしばし小休止。

眼下では、新しくできるという地下鉄駅の工事が進んでいます。

小休止終わって、再びでかけることになりました。
次は、地下鉄に乗っての移動になるので、石田君がチャージ済みのez-Linkカードを貸してくれました。日本で言うところのSuicaやPASMOみたいなものです。
何から何までお世話になりっぱなしで申し訳ない。

library@orchard


library@orchard入口

石田君と事前に行きたい場所を打合せしていた際に、「図書館はいいの?」と聞かれました。
流石は級友、私が社会教育論専攻で、図書館の勉強していて、卒業後も図書館のことばかり言い続けていたことをよく覚えていてくれてます。

library@orchard平面図

ということで、石田君のマンションから最寄りの地下鉄駅「Somerset (サマセット)」に徒歩で向かう途中、「Orchard Gateway(オーチャード・ゲイトウェイ)」という駅に直結したビルの3階と4階にあるlibrary@orchard」に案内されました。
ここは、国立図書館の27ある分館のひとつになりますが、シンガポールは都市国家なので、日本だと市町村立図書館レベルの、住民への直接サービスをメインとする図書館と考えて良さそうです。

入口から続く雑誌架

3階は「STUDIO」と呼ばれるエリアで、入口から奥へ進むと、左手には雑誌がずらりと並んでいます。
ざっと見ても200種はありそうで、なかなか壮観です。

ガラス張りの学習室とオープンスペース

雑誌架の反対側には、このようにガラス張りの学習室やイベント用のオープンスペースがあります。

曲線を描く書架

奥へ進むと、4階の天井まで吹き抜けになったスペースに書架が配置されていました。
白を基調として、曲線を描くように作られた書架で、見通しは悪いのですが、デザインとしては面白いと思いました。

真壁際の高書架

壁際は、9段ある高書架。
写真の奥に、高い場所にある本を取るための移動式のはしごが見えます。

上から見た書架配置

書架の配置は、上から見た写真の方がわかりやすいですね。
4階に上る階段の踊り場から撮りました。

配架ラベル

小説の書架の配架ラベルは、こんな感じで貼られていました。
「KUZ」というのは著者名(この場合はKuzneski)の頭3文字で、その下にある赤い銃のマークは、ジャンル(この場合はミステリーでしょうか)を表していると思われます。

階段下のCD架

4階へ上がる階段の下のスペースも有効に利用してCDやDVDが収納されています。
ここも白を基調として、曲線を生かしたデザインで統一されています。

CD架

横向きに並べるというのは、背ラベルが縦書きの日本では無い発想だなと思いました。
モダンでスタイリッシュな感じですよね。

階段状のフリースペース

一角には、階段状になったフリースペースがあり、利用者が思い思いに陣取っていました。

3階のStudioを上から

ここも、上から見るとこんな感じ。
場合によっては、ここでちょっとしたイベントが催されたりするのかもしれません。

4階の閲覧席

4階は「LOFT」と名付けられたエリアになっています。
窓際には、こんな風に外を向いた椅子が。

4階の閲覧席

書架の間のところどころには、こんな感じで視線を遮ることの出来る個室ブースもありました。
なんかイモ貝みたいで、波打つ書架といい、海のイメージを感じました。

4階の書架

4階に設置されていた書架。
側面に面展示できるスペースがあり、その上部に「Lifestyle」という文字、下部にピクトサインがライトアップされていて、収納された資料のジャンルがわかるようになっています。
これもオシャレ。

j自動貸出機

出入口付近に置かれていた自動貸出用の端末。

BDSのゲート

BDS(Book Detection System)のゲートまでオシャレ。

東京で言うなら銀座のような繁華街のビルの中にあるlibrary@orchard」は、全体がきちんとデザインされていて、オシャレで流行の先端という感じ。
利用者も、若い世代が多い感じがしました。蔵書構成もおそらくそういう世代向けになっているのかもしれません。
それにしても、クリエイティブな刺激を受けることのできた図書館でした。



National Library


National Library入口

続いて地下鉄で「Bugis (ブギス)」に向かい、そこから歩いてすぐの「National Library」へ。

地下1階、地上13階の建物全てが国立図書館とその一部門の公文書館で、7〜13階は「Lee Kong Chian Reference Library」という調べ物専門の図書館、それ以外が「Central Lending Library」(公共図書館)になっているようです。

この日は時間も無かったので、地下1階にあるパブリックスペースへ。
こちらは、library@orchard」と違って、書架の配置などもシンプル。
利用者も多く、どこにカメラを向けても利用者がしっかりと写り込んででしまうので、ついつい写真を撮るのを遠慮してしまいました。

BDSのゲート

そんな中でも目に付いたのが、子ども室の入口。
ここまでデコラティブに作り込んだところは、日本でもなかなかないでしょう。
子どもはわくわく喜びそう。

子ども室内部

子ども室の中央には、天井まで枝を伸ばす樹を模した一段高いスペースがあり、上がって絵本を広げたりできるようになっていました。
天井や床のカーペットは緑色基調にまとめられていて、室内全体が森の中をモチーフにしているようです。

しかし、子どもも連れずにおじさんがひとりカメラを構えている図は、利用者にとって怪しいだけなので、通報される前に早々に退散しました。

図書館戦争

館内をぶらぶらしていたら、外国文学の書架で『図書館戦争』(有川浩著)の中国語版を発見。シンガポールでこの世界がどのように読まれているのか興味深い。

この書架の近くには、世界各国のマンガを集めた書架もありました。

新聞コーナー

こちらは写真の上部に見える「eNewspapers」の文字からわかるように新聞閲覧コーナー。
紙の新聞ではなくて、閲覧用のPC端末が並んでいるところが時代を映していますね。

地下のパブリックスペース自体はさほど広いわけではありませんが、それなりに利用者も多く賑わっていました。
国立図書館としての役割は、もっと違うところにたくさんあるのでしょうが、この日はこれでおしまい。

次は、ちょっと遅めの昼食に向かいます。
それにしても、石田君から、
「植物園ではほとんど花の写真撮らんのに、図書館だと撮りまくるのぉ。日高らしいわ。」
と言われてしまいました。司書の性ってやつですかね。



「その5 肉骨茶〜アラブストリート〜チャイナタウン」に続く。
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「その2 羽田空港→チャンギ国際空港」から続く。

チャンギ国際空港まで迎えに来てくれた石田君の車に乗って、早速、シンガポール観光へ出発。

石田君の車は、会社から支給されている日本車でしたが、シンガポールは国土が狭いために車の総量規制を行っているので、そもそも車を輸入する際に100%の関税がかかるのだとか。つまり、日本で400万円の車は、シンガポールでは800万円になる訳ですね。
その上で、COEという権利証を電子入札で落札しなければ登録ができなかったり、高い所有税がかかったりします。
あと、電子式道路課金制度(ERP)と言って、日本の高速道路のETCみたいなのが中心部の混雑する道路に設けられていて、時間帯や曜日によって自動的に課金されるシステムがあるので、シンガポールで車を持つというのは、かなりのコストを覚悟しなければなりません。
だから、石田君みたいな社用族を除くと、お金持ちしか車を持てないので、高級車が多いのも特徴。ポルシェとかフェラーリとか、普通に走ってます。

一方でシンガポール政府は、バスや地下鉄といった公共交通機関の整備に力を入れていて、あちこちで新しい地下鉄の路線の整備が行われておりました。
将来的には10世帯中8世帯は、徒歩10分圏内に電車の駅がある状態を目指しているらしいです。

そんな話を聞きながら、車はシンガポール中心部のベイエリアへ。

Merlion (マーライオン)



今回、「どこに行きたい?」という事前の石田君の問いに、「マリーナ・ベイ・サンズとセントーサのカジノとガーデンズ・バイ・ザ・ベイには前回(5年前に出張で来ました)に行ったことがあるので、それ以外で。」というリクエストを出していました。

マーライオンとマリーナベイサンズ

『マーライオン(Merlion)』には前回にも訪れているのですが、シンガポールのシンボルでもあるので、まずは最初にということで、ご挨拶かたがた写真撮影に。
やはり、この姿を見ると、シンガポールに来たなっていう気になりますね。

マーライオンと2ショット

普段は観光客でごった返す場所ですが、この日はまだ朝早い時間だったこともあり、中国人の観光客がちょっといただけで、ゆっくり写真が撮れました。




Thian Hock Keng (天福宮)


天福宮

続いて案内されたのは、マーライオンからほど近い、チャイナタウンの一角にある「Thian Hock Keng (天福宮)」

何でもシンガポール最古(1840年建立)の中国寺院で、海の女神(天后聖女)である媽祖が祀られているとのこと。

天福宮

内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、中国南部の伝統的な建築様式で建てられており、龍や鳳凰などの彫刻があちこちを飾っていました。

天福宮

今は内陸部に建つ天福宮ですが、海の神様が祀られているということは、昔はこの近くまで海が迫っていて、航海の安全を願って人々が詣っていたのだろうと思います。
高層ビルとの対比が面白くて、1枚ぱちり。



Tiong Bahru Market (チョンバル・マーケット)


チョンバル・マーケット

次に案内されたのは、シンガポールの中でも最古の住宅街チョンバルの中にある『Tiong Bahru Market (チョンバル・マーケット)』

2階建てで、1階はウエットマーケット(Wet Market)と言って、野菜や果物、肉、魚、花などの店舗が並ぶ市場になっています。
肉も、鷄、豚、牛とそれぞれ店が別れていて、鷄屋さんだけでも何軒もありました。珍しいところでは、蛙屋さんも。そう、食用の蛙肉を売っているのです。

あちこち写真撮ろうとしたら、その場にいたお兄さんに何か言われたので(中国語ぽかったので聞き取れませんでした)、咎められたのかと思って撮影遠慮してしまいました。
雰囲気は、下記のページに詳しいです。
「チョンバルマーケット(Tiong Bahru Market)の歩き方 完全版」

とにかく何でも揃っている感じでしたが、精肉や魚などは午前中のうちに売り切れて店じまいするみたいなので、雰囲気味わうなら午前中の早い時間に行くのが良いようです。



蛇皮果!?


サラク

果物屋の店頭でみかけた、爬虫類の皮のような外見の果物。
これまで見たことが無かったので、Googleレンズで調べてみたら、「サラク(Salak)」というヤシ科の植物の実でした。

この外見から、英語では「Snakefruit」、中国語では「蛇皮果」と言うようです。

サラクの中身

石田君が試食用に2個だけ買って渡してくれたので、その場で皮を剥いたら、こんな感じ。果肉は黄白色をしています。

食感は、割としっかりとしていて、固めの柿と梨の中間みたいな感じでしょうか。
味は、あっさりとした甘みで、酸味とかすかな苦みも感じます。外見に似合わず、なかなか美味しかったですよ。


ホーカーズで鹵麺


チョンバルマーケット2階

チョンバル・マーケットの2階は、現地で「ホーカーズ」と呼ぶ、たくさんの飲食店が集まったフードコートになっています。

鹵麺178

見学がてら朝食として何か食べようということになり、石田セレクトは、「鹵麺 (Lor Mee)178」というお店。
「鹵麺 (Lor Mee)」(「Loh Mee」と書く場合もあり)というのは、中華料理とマレー料理のフュージョン的な麺料理で、茹でた黄色い玉子麺に魚介出汁のあんをかけた、あんかけそばみたいな感じです。
このお店では、1杯S$3(約240円)で、サメ肉のフリットをトッピングしてもS$4(約320円)とリーズナブル。

受け取ったら、店頭にある唐辛子やにんにく、香菜、黒酢、チリソースなどをかけて好みの味に仕上げます。

鹵麺

こちらの麺は、平打ちの太麺で、もやし、天かす、かまぼこ、チャーシューと具だくさん。もちろん、カリッと揚がったサメのフリットも載せました。
緩めの餡でとじられたスープはコクもあり、五香粉の香りもして、個人的にはかなり美味しいと感じられる麺料理でした。

朝食代わりの鹵麺を食べ終えたら、次の場所へ移動です。

「その4 シンガポール植物園〜小休止〜図書館探訪」に続く。
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「その1 宮崎空港→羽田空港」から続く。

さて、羽田空港発、チャンギ国際空港行きNH843便に乗り込んだ訳ですが、離陸前にシンガポールの出入国カードが配布されるので、受け取っておきます。
時間があればすぐに記入しても良いのですが、私は、着陸前に記入しました。

約7時間のフライトを経て、到着は16日(土)の早朝で、その日一日動き回る予定のため、とにかく機内では睡眠を摂っておくことが最大のミッション。

そこで、事前に用意したのが右のネックピロー。
ちょっとネット上で下調べして、素早くスマートに膨らませることができそうで、レビューもまあまあの評価だったので、Amazonでポチりました。

当日は、機内に持ち込んだメッセンジャーバックの中に忍ばせ、座席に収まったら、膨らませてスタンバイ。

これで完璧に眠れるかなと思ったのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。
まず、離陸して安定飛行に移るまでは背もたれを倒すことができません。ネックピローをしていると、どうしても首がその分前に押し出されるので、なおさら姿勢が立ってしまって、眠る体勢になれないのです。

ピローの位置を変えてみたり、身体をひねってみたり、足を伸ばしたり腕を組んだりと、いろいろ試行錯誤してみましたが、なにせエコノミーの狭い座席でそれも限界があり、悶々としながらそれでも眼をつぶってなんとか眠ろうと努めました。

そうこうしているうちに上空で安定飛行に入り、機内サービスが始まりました。
ミネラルウォーターとグリコのGRITZ、不二家のカントリーマアムが1袋ずつ入ったビニール袋(ナイトバッグ)が配られたので受け取り、トイレに行かなくて済むようにドリンクのサービスはパスしました。

ミネラルウォーターは、喉が渇いた時にちびちびと飲みましたが、GRITZとカントリーマアムは開封せずに持ち帰り。

その後、背もたれを倒して再び眠ろうとしましたが、なかなか深い眠りに落ちることはできず、睡眠時間を計測できる腕時計(Huawei GT Elegant)のデータでは、2:54〜3:15の約20分間しか睡眠と確認されてませんでした(T-T)。
若い時は、どんな姿勢でも眠れたような気がしますが、眠れなくなったのは年のせいなのか、慣れない環境だからなのか?
一度は、ビジネスクラスの席で旅してみたいものです。

機内食


機内食

ほとんど眠れぬままに到着の約2時間前となり、朝食の配布が始まりました。
和食と洋食が選べましたが、日系エアラインの日本発便となれば和食を選ぶのが吉ということで、和食を選択。
蓋を開けてみると、ご覧のように、紅鮭と玉子の彩りご飯、鶏肉の和え物、サラダ、フルーツという内容でした。
写ってませんが、飲み物は冷たい緑茶にしました。

今さら感激するほどではありませんが、それなりに美味しくいただけましたよ。

映画「YESTERDAY」




朝食食べ終わって、これ以上眠るのも難しそうだと判断し、到着までシート前のモニターで映画を視て過ごすことに。
数あるメニューの中から選んだのは、上映時間117分で、到着までに視終わることができそうだった「YESTERDAY」
近年、実在のミュージシャンを題材にした音楽映画が多いような気がしますが、こちらは「The Beatles」へのオマージュ映画。
往年の名曲オンパレードで、シンガーソングライターのエド・シーランが本人役で出ているというのもまた面白い。
ラブコメの要素も入って、気楽に楽しめて気分も盛り上がる良い映画でした。

チャンギ国際空港に到着


チャンギ国際空港第2ターミナル

映画視終わって、出入国カードに必要事項を記入し、飛行機が着陸態勢に入ってしばらくしたら、窓外に陸地が見えてきました。いよいよシンガポールです。
窓側席なら、ここで窓越しの風景写真の1枚も撮るところですが、今回は3列席の通路側に座っているので、写真は撮れずでした。

NH843便(写真の奥に写っているANAの機材)は、ほぼ定刻にチャンギ国際空港ターミナル2に到着。

チャンギ国際空港のターミナル2は、降りた人とこれから乗る人が交錯する構造なので、入国審査に向かうまでに免税店などがあるのですが、脇目も振らずに入国審査へ向かいます。

入国審査へ

この写真の先、エスカレーターを降りたら入国審査エリアです。
パスポートと記入済みの出入国カードを用意して外国人用の列に並び、順番を待ちます。
自分の順番になってブースに進むと、審査官が出入国カードをスキャナで読み取り、パスポートをチェックして、OKなら両手の親指をスキャナに当てるように指示されるので、両手同時にサムアップして読み取り機に押しつけて指紋スキャン。
スキャン終わったら、審査官がパスポートにスタンプ押し、出入国カードの半券挟んで返してくれます。
私の列の審査官は、インド系かなと思われるおじさんでしたが、私の前にいた女性の時は、ブースにあるあめ玉を気前よくいくつも渡していたのに、私の時には何も無し。
パスポート返してもらった後で、自由に取れるあめ玉を1個いただいたので良いんですけどね。

さて、次はバゲッジクレームで預けた荷物の受け取り。
NH843便の荷物は33番テーブルが定位置らしく、事前の石田君情報でも33番だよって教えてもらっていたのですが、この日もその通り。
キャリーバッグが出てくるのをしばらく待って、無事に受け取ったら出口へ。

出口のガラス越しに、石田君が出迎えに来てくれているのが見えました。
税関の申告品は無いので、申告無しの出口から出ようとしたら、そこにいた係官に止められ、荷物をX線検査装置に通せとの指示。
何か怪しいと思われたのでしょうか?
指示通りに検査装置に通して、何事もなく受け取って、改めて出口から外へ。

待っていた石田君が、
「俺は、今まで一度も検査装置に通せと言われたことないで〜。」
と笑っていましたが、タバコ(タバコ)を持っていると思われたのではないかとのこと。このかた一度も吸ったことがないのに。

かくして無事にシンガポールの地を踏むことができました。

「その3」に続く。
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マーライオン

毎月、浦安の家に帰るために飛行機に乗っていると、いつの間にかANAのマイレージがレギュラーシーズンのエコノミーであれば東南アジア旅行ができるくらいに溜まっていたので、シンガポールに行くことにしました。

石田良夫君とシンガポール植物園にて

なぜシンガポールかと言うと、彼の地には大学時代の同級生である石田良夫君(写真右)が単身赴任しているのですが、その赴任も来年3月で終わるというので、行くなら今しか無いというタイミングだったからなのです。

とはいえ、石田君もシンガポールを中心に日本やインド、インドネシアなどを飛び回って忙しくしているので、事前に連絡してこのあたりなら大丈夫そうという日を確認し、仕事をあまり休まずに済むということで確定したのが、11月15日(金)〜18日(月)という日程。

しかしこれ、15日の夜に宮崎から羽田に飛び、16日0時30分発の深夜便で同日朝の6時55分にシンガポール着。帰りは、18日(月)0時40分シンガポール発の深夜便で同日8時30分に成田に戻り、そこから羽田に移動して夕方の便で宮崎に戻るという、現地1泊4日の弾丸ツアーとなったのでした。

宿泊は、「1泊ならうちに泊めてあげるよ」という石田君のありがたいお言葉にすがることにしました。

宮崎から羽田へ


黒豚カツカレーとYAHAZU

ということで11月15日(金)当日、高鍋で昼まで仕事して半日有給を取り、宮崎のアパートに戻って荷造りしてからJRで宮崎空港に向かい、いつものように3階のコスモスで「黒豚カツカレー」にひでじビールの「YAHAZU」で夕食。
万が一の時は、これが日本での最後の晩餐になるかもしれないのですが、常々最後の晩餐はとんかつが良いと言っているので、この日もこれで大満足。

ANA618便は、予定どおり羽田空港に到着し、そこから「国際線乗り換え」の案内に従って連絡バスに乗り込んで国際線ターミナルへ。
宮崎空港では全ての荷物を機内持ち込みにしていたので、このあたりはすごくスムース。
これが大きなトランクだったら預けた荷物を受け取ってから国内線ターミナルの外に出て、連絡バスに乗り込む必要があったのですが、一人旅の1泊で軽装で良い場所への旅行ということで、荷物の量も国内旅行と変わらず、小さなキャリーバックに、パソコンなどを入れるメッセンジャーバッグ1個という構成にしていたのでした。

国際線ターミナル


羽田国際線ターミナルANAカウンター

国際線ターミナルへ着いたら、ANAのカウンターに直行し、事前にオンラインでチェックイン済みのWeb搭乗券を見せてキャリーバックを預け、初めての国際線ターミナルをちょっと散策。

羽田国際線ターミナル

LEDで美しくライトアップされたエリアがあったり、レストランが並ぶエリアがあったりしましたが、既に夕食は済ませているし、特にやることも無いので、早々にセキュリティチェックと出国審査(イミグレーション)を抜けて搭乗エリアへ。

しばらく海外旅行しない間に出国審査は自動化されていて、パスポートをスキャナで読み込ませてカメラで顔を照合したらゲートがオープン。

その先、パスポートに押印が必要な場合は係官から押印してもらえるようになっていましたが、そんなの特に必要でもないのでスルーして、免税店もスルーして、4階にあるカードラウンジで出発まで休憩してました。

109番ゲート

搭乗予定のNH843便の搭乗時間が近づいたので、109番ゲートに移動して待ちます。

席はエコノミーの通路側なので、乗るのは最後の方。最初に乗れるのようになる日が来るのかな?

駐機中のBoeing 787-9

今回の機材は、ボーイング787-9。オーバーナイト便ですが、週末ということもあって、ほぼ満席でした。

全員乗り込んで、定刻の0時30分に出発しました。
普段ならそろそろ就寝する時間。果たして機内で眠れるのかどうか!?

「その2 羽田空港→チャンギ国際空港」に続く。
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悪はどこから産まれるのか − 映画「JOKER」

カテゴリ : 
映画
執筆 : 
Dice 2019-10-15 19:00


ブレイブ・ブロッサムズがスコットランド代表に勝利して決勝トーナメント進出を決めた夜、宮崎セントラルシネマのラストショーで、映画「JOKER」を観てきました。

間違いなく名作ですが、ある意味危険性を帯びた、観る人によっては負のインパクトを与えかねない映画でもあります。

ジョーカー(JOKER)は、アメコミのヒーローバットマン(BATMAN)の敵役で、過去にバットマンが映画化された際も様々な役者がJOKERを演じています。

記憶に新しいところでは、『ダークナイト(Dark Night』(2008年)の際のヒース・レジャー。この時の演技はまさに怪演という言葉にふさわしく、鬼気迫るものがありました。
残念ながらヒース・レジャーは、この役を演じた後、オーバードースで亡くなってしまいました。
全身全霊をJOKERという役に捧げ、JOKERの呪縛から逃れられなくなってしまったのかもしれません。

そして今回、JOKERを演じているのは、ホアキン・フェニックス。故リバー・フェニックス(1993年にオーバードースで死亡)の弟ですな。
この役のために20kg以上減量して臨んだということですが、これがまた怪演。
正常と異常、正気と狂気の狭間にある男の怯え、苦悩、幻想、憤怒、解放といった心の襞々のところを見事に演じきっています。アカデミー主演男優賞候補になるのは間違いないでしょう。ひょっとするとオスカー獲るかも。

この映画、バットマンのプロットを借りてはいますが、バットマン映画ではありません。スピンオフ作品ともちと違う。
閉塞した社会の底辺でもがきながら生きる人々の虚無感、富める人と持たざる人の対比、澱のように溜まっていく社会や権力への不満などを描きつつ、そこから殻を破るため破壊的衝動=悪が産まれていく様を描いた映画だと言えるでしょう。

それと、銃器の持つ絶対的な暴力性も。
銃を手にすることで、善良だったはずの人間が暴力性を持ちうることを教えてくれます。銃の持つ力は、麻薬と同じなのかもしれません。

今、観るべき映画なのは間違いありませんが、決して後味の良い映画ではありませんし、承認欲求が満たされずに不満を抱え込んでいる人が観ると、その不満を爆発させるトリガーを引いてしまいかねない怖さがあります。
特に銃器社会アメリカではその懸念が強いので、注意喚起を行っている劇場もあるとか。

飼い慣らされた羊ばかりになった今の日本では、逆にこれくらいの刺激は必要なのかもしれませんけどね。破壊的衝動の矛先が弱者に向かわなければ。
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大分ポーツ公園総合競技場

忙しくてブログにまとめるのが遅くなってしまいましたが、現在開催中のラグビーワールドカップ2019、日本で初めての開催ですが、私が生きている間に日本で観ることができるのはこれが最初で最後だろうということで、チケット取って観に行くことにしました。

観戦チケット

本当は関東で行われる日本戦を観に行きたかったのですが、事前の抽選で全部外れてしまい。取れたのは10月5日(土)に大分ポーツ公園総合競技場で行われたオーストラリアvsウルグアイ戦
一生に一度のことなので、奮発してカテゴリーAの一番良い席を申し込みましたよ。

大分ポーツ公園総合競技場内部

朝7時50分に宮崎駅前を出発する高速バスに乗って、パークプレイス大分で下車。
そこから徒歩で15分ほどで大分ポーツ公園総合競技場に到着。
普段はテレビでしか見たことのない競技場ですが、なかなかに美しいフィールドでした。
屋根は開閉式らしいのですが、この日は閉められていました。


座席から

座席は、正面スタンドの前から4列目で、10mラインのほぼ延長線上という中央に近い位置。



座席に着いたのが12時前で、試合開始までまだ2時間以上あるので、フードブースでカツサンドと鶏唐揚げを買って、売り子さんが席まで売りに来てくれるビールで昼食。
ハイネケンが公式スポンサーなので、会場内で飲めるビールはハイネケンのみ。
背中に背負って売りに来てくれるのは、350ml缶で、その場でプラスチッキ缶に注いで渡してくれるけど、この量で700円。
高いけど、人件費もかかっているし仕方ないですね。

クリーンなラグビーを守ろう

そうこうしているうちにウォームアップが始まって、選手やスタッフがフィールドに。
ウルグアイのスタッフが着ているTシャツの背には、「クリーンなラグビーを守ろう」と日本語で書かれてました。
みんなこれを着ていたので、公式配布のTシャツなんでしょうか。



反対側のスタンドにいたオーストラリアの応援団。
黄色ずくめの衣装でかなり目立ってました。



こちらは、国旗を持つウルグアイの応援団。



14時を過ぎて選手が入場してきて、整列したら国歌斉唱。
こちらは、オーストラリア代表。ワラビーズ(Wallabies)とも呼ばれています。



そして、ウルグアイ代表。ロス・テロス(Los Teros)と呼ばれるらしいですが、国鳥ナンベイタゲリを意味するのだとか。

キックオフ

14時15分、オーストラリアのスタンドオフCHRISTIAN LEALIIFANOのキックオフで試合がスタート。

パス

スクラムから出た球を捕球しようと待つオーストラリアの13番は、センターのTEVITA KURIDRANI。

ウルグアイのキック

ウルグアイのスタンドオフFELIPE BERCHESIのキック。

ラインアウト

ラインアウトでのリフトの高さが凄い。

スクラム

スクラム組みあう前。
ボールを持つのは、オーストラリアのスクラムハーフNIC WHITE。



ウルグアイゴールライン前のスクラム。
球出しを待つ11番は、JORDAN PETAIA。



ラインアウトでの競り合い。
スロワーは、2番(フッカー)のSEKOPE KEPU。



オーストラリアのスタンドオフCHRISTIAN LEALIIFANOのコンバージョンキック。



この日の入場者数、33,781人。
競技場自体は40,000人収容なので満席ではありませんでしたが、8割強の入りなので、見た目は結構埋まっている感じでした。

ウルグアイの執念のトライ

終了間際の77分、ウルグアイの執念のトライ。
押さえたのは、ナンバーエイトのMANUEL DIANA。
両手を上げている18番は、途中交代で入ったプロップのUAN PEDRO ROMBYS。

ノーサイド

ノーサイド。

握手

試合が終わったら、握手してお互いの健闘を称えます。

試合結果

試合結果は、45対10でオーストラリアの勝利。
オーストラリア7トライの圧勝でした。




バックスタンド側で、両国選手達が並んでサポーターに挨拶。



オーストラリアのロック(5番)のADAM COLEMANは、赤ちゃんを抱いて記念撮影。



ウルグアイの選手もサポーターに感謝。



このゲームのPlayer of the Matchは、2トライを挙げた13番(センター)のTEVITA KURIDRANI。
192cmで102kgと大柄のセンター。パワフルで足も速かった。


こうして、一生に一度になるかもしれないワールドカップ観戦が終わりました。
ラグビーは昔からのファンで、1月2日の大学選手権準決勝をここ10年余り毎年観に行くくらい好きなのですが、ワールドカップの場はやはり違いますね。

競技場も立派で、宮崎にもこんな競技場ができると良いのになと思いました。
テゲバジャーロがJに上がれば、こんな競技場ができるのでしょうか!?

さて、我らが日本代表ブレイブ・ブロッサムズは、予選リーグ4戦全勝で夢のベスト8入り。
こうなったら、1995年南アフリカ大会のスプリングボックスのように、優勝を目指すしかないでしょう!!
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3連休の中日、第25回宮崎映画祭開催中の宮崎キネマ館に観に行ったのは、映画祭の上映作品とは関係ない、『風をつかまえた少年』
先日、鹿児島で観た『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』に続いて、図書館関係者の間で観るべき映画として推奨されている作品です。

アフリカ大陸の中でも最貧国のひとつマラウイに住む14歳の少年ウィリアム・カムクワンバ。
2001年にマラウイを襲った大雨とその後の干ばつにより父が育てていたトウモロコシが採れなくなり、収入が得られず、学費が払えなかったために学校を退学になってしまう。
更に干ばつは進み、政府の援助も得られず、餓死する者が増える中、井戸から水を汲み上げるポンプさえ動かせれば、危機から脱出できると、学校の図書館で得た知識を基に廃品から風車を作り上げ、自転車のダイナモを繋いで電気を起こし、水を汲み上げて畑に灌漑することに成功する、というのが大まかなストーリー。


マラウイの厳しい現実と、機能しない借り物の民主主義。
そんな中でも希望を失わず、学びの中かから生きる知恵を紡ぎ出す無垢な少年。
そして、その少年の助けとなる図書館やそこに置かれた本という存在。
人間が生きていくために、いかに知識が必要か、そしてその知識の取得を保障する学校や図書館という存在の重要性をこの映画は教えてくれます。

このストーリーは実話に基づいており、映画の主人公となったウィリアム・カムクワンバは実在して、TEDで2度スピーチを行っている。
それが、以下の2本の動画。





さらに本にもなっていて、ひとつは『風をつかまえた少年 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった』(ウィィアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著、文春文庫)。



もうひとつは絵本で、『風をつかまえたウィリアム』(さらえ書房)

映画観る人の中には、絵本を最初に読んでという人もいるみたいですが、私は未読です。
宮崎県立には所蔵無しで、県内では、延岡市立、門川町立、日向市立、川南町立、西都市立、国富町立、綾てるは、宮崎市立、三股町立、都城市立、小林市立、日南市立、串間市立に所蔵があることは確認できました。

それにしても私が観た回、若い人はほとんどいませんでした。
子どもと一緒に観る映画としても良いと思うんですけどね。
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最後のチャンスかもしれない

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2019-9-13 18:30
本日(2019年9月13日)付け宮崎日日新聞の県央面に、宮崎市が橘通東2丁目の市有地について、活用する事業者を公募するとの記事が掲載されていました。
現在、諸塚村と延岡市北浦町のアンテナショップ「ふるさと物産館 海幸・山幸」や駐輪場などがある、橘通りに面した1,041平米の土地です。

記事によると、市側は「今年1〜2月、活用の可能性に探るため5事業者と面談。飲食や物販、オフィス、高齢者住宅などが入居する高層複合ビル建設や1、2階建てのチャレンジショップなど実現可能性が高いとみられる提案があり、事業化を目指せると判断し公募を決めた。」とのこと。

橘通3丁目の、今は「みやざきアートセンター」が建っている土地の活用の時も主張したのですが、これは、マチナカから消えてしまった図書館の機能を再び取り戻すチャンスではないかと思うのですよね。それも、今回が最後になるかもしれない。

昨年、都城市立図書館が、中心市街地の再開発の一環でmallmallとしてマチナカに移転してきて、全国から注目を集めるほどの成功を収めていることからもわかるように、公共図書館は集客の装置として有効なんですよ。
もちろん、造れば良いというものではなくて、成功するためにはそれなりのやり方はありますけどね。

複合ビルで構わないので、ショップやオフィスなどとともに、市立図書館の分館機能を是非ともここに入れていただきたい。規模的には、花山手にある今の市立図書館が中央館になるでしょうから。
これからの中心市街地のあり方を見据えて、情報の受発信のハブとなる図書館とカフェを1階に配置し。2階から上はオフィスやテナントとして利用する計画だと嬉しいのです。

しかし、宮崎市役所はおそらく全くそんなことは考えていなくて、事業者に丸投げすればOKと安易に考えているはず。
でも、うまく絵を描いてあげれば、大金かけてアリーナを造るよりも絶対に安定的に集客できて、周辺への波及効果もあると思うのですよね。
そのためにも、事業者に丸投げで「良い案持ってきて!」というスタンスではなくて、「こういう街づくりしたいからこういう機能は入れてね」っていうコミュニケーションがまず必要なんですよね。今からでも遅くないので、公募要件をちゃんと作って欲しいなぁ。
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ブログに書くのが遅くなってしまいましたが、先日、図書館界で話題の映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を観るために、鹿児島まで行ってきました。
話題の映画とはいえ、そうそう客を呼べる映画ではないので、全国の小さな映画館で順次上映されていて、宮崎では「宮崎キネマ館」で9月23日から10月4日までの上映予定。
それが、鹿児島のマルヤガーデンズ7階にある「ガーデンズシネマ」では、8月29日から9月2日と一足早い。しかも、8月31日(土)の上映は、今をときめく都城市立図書館の前田小藻副館長のトークセッションもあるというから、わざわざ行く価値があるというもの。
ということで、「ガーデンズシネマ」に事前に連絡してチケットの取り置きを頼み、2枚きっぷを購入して電車で出かけてきました。

それで、『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
上映時間が3時間25分ととにかく長いです。途中で5分程度のインターミッション(休憩)が入りますが、体調を整えていかないと、ちょっとしんどい長さ。これ以前にインターミッションのある映画を観たのがいつだったか調べてみたら、1984年公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』以来だったようで、なかなか無いことではあります。

しかし長いのには理由があって、ニューヨーク公共図書館は、4つの中央図書館に加え、大小合わせて88の地域分館と、4つのリサーチ・ライブラリー(専門図書館)を有する巨大図書館網なのです。
そこで毎日、様々な活動が行われ、実に多様な人々が利用しているのですから、ちょっとずつ切り取ってもかなりのボリュームになります。
紹介されるコレクションもすごいのですが、中央館の玄関ホールで作家のトークセッションが行われ、訪れた人が立ったまま聞いていたり、エルヴィス・コステロやパティ・スミスなどの著名人のトークショーが行われていたりという華やかなイベントの一方で、資料を利用したり端末を使って情報資源にアクセスする利用者の姿があります。


監督のフレデリック・ワイズマンは、2016年にアカデミー名誉賞を受賞していて、ドキュメンタリーの巨匠と称されているらしいですが、各館で行われている活動を、図書館の外の喧噪も含めて、コラージュ的にある意味淡々と切り取り繋いで行きます。

特筆すべきは、ここが「公共図書館」であること。NPOが運営し、費用についてはニューヨーク市の予算と民間からの寄付で賄われています。
映画の中では、法人の理事による予算獲得のための会議の模様が頻繁に映し出され、職員集会で市の予算を獲得するために行動を起こそうというアジテーションが行われたりするシーンもありました。
行政から独立しながら、市民の情報リテラシーを上げるために、図書館自らが高速なネット環境の整備を行うという取り組みを行うあたり、さすがにアメリカという感じがします。

一口に「図書館」と称するものの活動の全てがこの映画の中にあると言っても過言ではありませんが、この図書館で働いている人々が、実に生き生きと誇りを持って利用者と接し、日々図書館の活動を充実させるために取り組んでいることが強く印象に残りました。

繰り返しになりますが、宮崎では「宮崎キネマ館」で9月23日から10月4日までの上映予定。
日本一の読書県を目指す関係者はもちろん、普段から図書館を利用している人も、図書館使ったことないしいらないんじゃね?と思っている人も、多くの人に観ていただきたい、司書的に絶賛オススメの映画です。
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