徒然日記 - 最新エントリー

「その1 宮崎空港→羽田空港」から続く。

さて、羽田空港発、チャンギ国際空港行きNH843便に乗り込んだ訳ですが、離陸前にシンガポールの出入国カードが配布されるので、受け取っておきます。
時間があればすぐに記入しても良いのですが、私は、着陸前に記入しました。

約7時間のフライトを経て、到着は16日(土)の早朝で、その日一日動き回る予定のため、とにかく機内では睡眠を摂っておくことが最大のミッション。

そこで、事前に用意したのが右のネックピロー。
ちょっとネット上で下調べして、素早くスマートに膨らませることができそうで、レビューもまあまあの評価だったので、Amazonでポチりました。

当日は、機内に持ち込んだメッセンジャーバックの中に忍ばせ、座席に収まったら、膨らませてスタンバイ。

これで完璧に眠れるかなと思ったのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。
まず、離陸して安定飛行に移るまでは背もたれを倒すことができません。ネックピローをしていると、どうしても首がその分前に押し出されるので、なおさら姿勢が立ってしまって、眠る体勢になれないのです。

ピローの位置を変えてみたり、身体をひねってみたり、足を伸ばしたり腕を組んだりと、いろいろ試行錯誤してみましたが、なにせエコノミーの狭い座席でそれも限界があり、悶々としながらそれでも眼をつぶってなんとか眠ろうと努めました。

そうこうしているうちに上空で安定飛行に入り、機内サービスが始まりました。
ミネラルウォーターとグリコのGRITZ、不二家のカントリーマアムが1袋ずつ入ったビニール袋(ナイトバッグ)が配られたので受け取り、トイレに行かなくて済むようにドリンクのサービスはパスしました。

ミネラルウォーターは、喉が渇いた時にちびちびと飲みましたが、GRITZとカントリーマアムは開封せずに持ち帰り。

その後、背もたれを倒して再び眠ろうとしましたが、なかなか深い眠りに落ちることはできず、睡眠時間を計測できる腕時計(Huawei GT Elegant)のデータでは、2:54〜3:15の約20分間しか睡眠と確認されてませんでした(T-T)。
若い時は、どんな姿勢でも眠れたような気がしますが、眠れなくなったのは年のせいなのか、慣れない環境だからなのか?
一度は、ビジネスクラスの席で旅してみたいものです。

機内食


機内食

ほとんど眠れぬままに到着の約2時間前となり、朝食の配布が始まりました。
和食と洋食が選べましたが、日系エアラインの日本発便となれば和食を選ぶのが吉ということで、和食を選択。
蓋を開けてみると、ご覧のように、紅鮭と玉子の彩りご飯、鶏肉の和え物、サラダ、フルーツという内容でした。
写ってませんが、飲み物は冷たい緑茶にしました。

今さら感激するほどではありませんが、それなりに美味しくいただけましたよ。

映画「YESTERDAY」




朝食食べ終わって、これ以上眠るのも難しそうだと判断し、到着までシート前のモニターで映画を視て過ごすことに。
数あるメニューの中から選んだのは、上映時間117分で、到着までに視終わることができそうだった「YESTERDAY」
近年、実在のミュージシャンを題材にした音楽映画が多いような気がしますが、こちらは「The Beatles」へのオマージュ映画。
往年の名曲オンパレードで、シンガーソングライターのエド・シーランが本人役で出ているというのもまた面白い。
ラブコメの要素も入って、気楽に楽しめて気分も盛り上がる良い映画でした。

チャンギ国際空港に到着


チャンギ国際空港第2ターミナル

映画視終わって、出入国カードに必要事項を記入し、飛行機が着陸態勢に入ってしばらくしたら、窓外に陸地が見えてきました。いよいよシンガポールです。
窓側席なら、ここで窓越しの風景写真の1枚も撮るところですが、今回は3列席の通路側に座っているので、写真は撮れずでした。

NH843便(写真の奥に写っているANAの機材)は、ほぼ定刻にチャンギ国際空港ターミナル2に到着。

チャンギ国際空港のターミナル2は、降りた人とこれから乗る人が交錯する構造なので、入国審査に向かうまでに免税店などがあるのですが、脇目も振らずに入国審査へ向かいます。

入国審査へ

この写真の先、エスカレーターを降りたら入国審査エリアです。
パスポートと記入済みの出入国カードを用意して外国人用の列に並び、順番を待ちます。
自分の順番になってブースに進むと、審査官が出入国カードをスキャナで読み取り、パスポートをチェックして、OKなら両手の親指をスキャナに当てるように指示されるので、両手同時にサムアップして読み取り機に押しつけて指紋スキャン。
スキャン終わったら、審査官がパスポートにスタンプ押し、出入国カードの半券挟んで返してくれます。
私の列の審査官は、インド系かなと思われるおじさんでしたが、私の前にいた女性の時は、ブースにあるあめ玉を気前よくいくつも渡していたのに、私の時には何も無し。
パスポート返してもらった後で、自由に取れるあめ玉を1個いただいたので良いんですけどね。

さて、次はバゲッジクレームで預けた荷物の受け取り。
NH843便の荷物は33番テーブルが定位置らしく、事前の石田君情報でも33番だよって教えてもらっていたのですが、この日もその通り。
キャリーバッグが出てくるのをしばらく待って、無事に受け取ったら出口へ。

出口のガラス越しに、石田君が出迎えに来てくれているのが見えました。
税関の申告品は無いので、申告無しの出口から出ようとしたら、そこにいた係官に止められ、荷物をX線検査装置に通せとの指示。
何か怪しいと思われたのでしょうか?
指示通りに検査装置に通して、何事もなく受け取って、改めて出口から外へ。

待っていた石田君が、
「俺は、今まで一度も検査装置に通せと言われたことないで〜。」
と笑っていましたが、タバコ(タバコ)を持っていると思われたのではないかとのこと。このかた一度も吸ったことがないのに。

かくして無事にシンガポールの地を踏むことができました。

「その3」に続く。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (717)


マーライオン

毎月、浦安の家に帰るために飛行機に乗っていると、いつの間にかANAのマイレージがレギュラーシーズンのエコノミーであれば東南アジア旅行ができるくらいに溜まっていたので、シンガポールに行くことにしました。

石田良夫君とシンガポール植物園にて

なぜシンガポールかと言うと、彼の地には大学時代の同級生である石田良夫君(写真右)が単身赴任しているのですが、その赴任も来年3月で終わるというので、行くなら今しか無いというタイミングだったからなのです。

とはいえ、石田君もシンガポールを中心に日本やインド、インドネシアなどを飛び回って忙しくしているので、事前に連絡してこのあたりなら大丈夫そうという日を確認し、仕事をあまり休まずに済むということで確定したのが、11月15日(金)〜18日(月)という日程。

しかしこれ、15日の夜に宮崎から羽田に飛び、16日0時30分発の深夜便で同日朝の6時55分にシンガポール着。帰りは、18日(月)0時40分シンガポール発の深夜便で同日8時30分に成田に戻り、そこから羽田に移動して夕方の便で宮崎に戻るという、現地1泊4日の弾丸ツアーとなったのでした。

宿泊は、「1泊ならうちに泊めてあげるよ」という石田君のありがたいお言葉にすがることにしました。

宮崎から羽田へ


黒豚カツカレーとYAHAZU

ということで11月15日(金)当日、高鍋で昼まで仕事して半日有給を取り、宮崎のアパートに戻って荷造りしてからJRで宮崎空港に向かい、いつものように3階のコスモスで「黒豚カツカレー」にひでじビールの「YAHAZU」で夕食。
万が一の時は、これが日本での最後の晩餐になるかもしれないのですが、常々最後の晩餐はとんかつが良いと言っているので、この日もこれで大満足。

ANA618便は、予定どおり羽田空港に到着し、そこから「国際線乗り換え」の案内に従って連絡バスに乗り込んで国際線ターミナルへ。
宮崎空港では全ての荷物を機内持ち込みにしていたので、このあたりはすごくスムース。
これが大きなトランクだったら預けた荷物を受け取ってから国内線ターミナルの外に出て、連絡バスに乗り込む必要があったのですが、一人旅の1泊で軽装で良い場所への旅行ということで、荷物の量も国内旅行と変わらず、小さなキャリーバックに、パソコンなどを入れるメッセンジャーバッグ1個という構成にしていたのでした。

国際線ターミナル


羽田国際線ターミナルANAカウンター

国際線ターミナルへ着いたら、ANAのカウンターに直行し、事前にオンラインでチェックイン済みのWeb搭乗券を見せてキャリーバックを預け、初めての国際線ターミナルをちょっと散策。

羽田国際線ターミナル

LEDで美しくライトアップされたエリアがあったり、レストランが並ぶエリアがあったりしましたが、既に夕食は済ませているし、特にやることも無いので、早々にセキュリティチェックと出国審査(イミグレーション)を抜けて搭乗エリアへ。

しばらく海外旅行しない間に出国審査は自動化されていて、パスポートをスキャナで読み込ませてカメラで顔を照合したらゲートがオープン。

その先、パスポートに押印が必要な場合は係官から押印してもらえるようになっていましたが、そんなの特に必要でもないのでスルーして、免税店もスルーして、4階にあるカードラウンジで出発まで休憩してました。

109番ゲート

搭乗予定のNH843便の搭乗時間が近づいたので、109番ゲートに移動して待ちます。

席はエコノミーの通路側なので、乗るのは最後の方。最初に乗れるのようになる日が来るのかな?

駐機中のBoeing 787-9

今回の機材は、ボーイング787-9。オーバーナイト便ですが、週末ということもあって、ほぼ満席でした。

全員乗り込んで、定刻の0時30分に出発しました。
普段ならそろそろ就寝する時間。果たして機内で眠れるのかどうか!?

「その2 羽田空港→チャンギ国際空港」に続く。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1115)


悪はどこから産まれるのか − 映画「JOKER」

カテゴリ : 
映画
執筆 : 
Dice 2019-10-15 19:00


ブレイブ・ブロッサムズがスコットランド代表に勝利して決勝トーナメント進出を決めた夜、宮崎セントラルシネマのラストショーで、映画「JOKER」を観てきました。

間違いなく名作ですが、ある意味危険性を帯びた、観る人によっては負のインパクトを与えかねない映画でもあります。

ジョーカー(JOKER)は、アメコミのヒーローバットマン(BATMAN)の敵役で、過去にバットマンが映画化された際も様々な役者がJOKERを演じています。

記憶に新しいところでは、『ダークナイト(Dark Night』(2008年)の際のヒース・レジャー。この時の演技はまさに怪演という言葉にふさわしく、鬼気迫るものがありました。
残念ながらヒース・レジャーは、この役を演じた後、オーバードースで亡くなってしまいました。
全身全霊をJOKERという役に捧げ、JOKERの呪縛から逃れられなくなってしまったのかもしれません。

そして今回、JOKERを演じているのは、ホアキン・フェニックス。故リバー・フェニックス(1993年にオーバードースで死亡)の弟ですな。
この役のために20kg以上減量して臨んだということですが、これがまた怪演。
正常と異常、正気と狂気の狭間にある男の怯え、苦悩、幻想、憤怒、解放といった心の襞々のところを見事に演じきっています。アカデミー主演男優賞候補になるのは間違いないでしょう。ひょっとするとオスカー獲るかも。

この映画、バットマンのプロットを借りてはいますが、バットマン映画ではありません。スピンオフ作品ともちと違う。
閉塞した社会の底辺でもがきながら生きる人々の虚無感、富める人と持たざる人の対比、澱のように溜まっていく社会や権力への不満などを描きつつ、そこから殻を破るため破壊的衝動=悪が産まれていく様を描いた映画だと言えるでしょう。

それと、銃器の持つ絶対的な暴力性も。
銃を手にすることで、善良だったはずの人間が暴力性を持ちうることを教えてくれます。銃の持つ力は、麻薬と同じなのかもしれません。

今、観るべき映画なのは間違いありませんが、決して後味の良い映画ではありませんし、承認欲求が満たされずに不満を抱え込んでいる人が観ると、その不満を爆発させるトリガーを引いてしまいかねない怖さがあります。
特に銃器社会アメリカではその懸念が強いので、注意喚起を行っている劇場もあるとか。

飼い慣らされた羊ばかりになった今の日本では、逆にこれくらいの刺激は必要なのかもしれませんけどね。破壊的衝動の矛先が弱者に向かわなければ。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1243)


大分ポーツ公園総合競技場

忙しくてブログにまとめるのが遅くなってしまいましたが、現在開催中のラグビーワールドカップ2019、日本で初めての開催ですが、私が生きている間に日本で観ることができるのはこれが最初で最後だろうということで、チケット取って観に行くことにしました。

観戦チケット

本当は関東で行われる日本戦を観に行きたかったのですが、事前の抽選で全部外れてしまい。取れたのは10月5日(土)に大分ポーツ公園総合競技場で行われたオーストラリアvsウルグアイ戦
一生に一度のことなので、奮発してカテゴリーAの一番良い席を申し込みましたよ。

大分ポーツ公園総合競技場内部

朝7時50分に宮崎駅前を出発する高速バスに乗って、パークプレイス大分で下車。
そこから徒歩で15分ほどで大分ポーツ公園総合競技場に到着。
普段はテレビでしか見たことのない競技場ですが、なかなかに美しいフィールドでした。
屋根は開閉式らしいのですが、この日は閉められていました。


座席から

座席は、正面スタンドの前から4列目で、10mラインのほぼ延長線上という中央に近い位置。



座席に着いたのが12時前で、試合開始までまだ2時間以上あるので、フードブースでカツサンドと鶏唐揚げを買って、売り子さんが席まで売りに来てくれるビールで昼食。
ハイネケンが公式スポンサーなので、会場内で飲めるビールはハイネケンのみ。
背中に背負って売りに来てくれるのは、350ml缶で、その場でプラスチッキ缶に注いで渡してくれるけど、この量で700円。
高いけど、人件費もかかっているし仕方ないですね。

クリーンなラグビーを守ろう

そうこうしているうちにウォームアップが始まって、選手やスタッフがフィールドに。
ウルグアイのスタッフが着ているTシャツの背には、「クリーンなラグビーを守ろう」と日本語で書かれてました。
みんなこれを着ていたので、公式配布のTシャツなんでしょうか。



反対側のスタンドにいたオーストラリアの応援団。
黄色ずくめの衣装でかなり目立ってました。



こちらは、国旗を持つウルグアイの応援団。



14時を過ぎて選手が入場してきて、整列したら国歌斉唱。
こちらは、オーストラリア代表。ワラビーズ(Wallabies)とも呼ばれています。



そして、ウルグアイ代表。ロス・テロス(Los Teros)と呼ばれるらしいですが、国鳥ナンベイタゲリを意味するのだとか。

キックオフ

14時15分、オーストラリアのスタンドオフCHRISTIAN LEALIIFANOのキックオフで試合がスタート。

パス

スクラムから出た球を捕球しようと待つオーストラリアの13番は、センターのTEVITA KURIDRANI。

ウルグアイのキック

ウルグアイのスタンドオフFELIPE BERCHESIのキック。

ラインアウト

ラインアウトでのリフトの高さが凄い。

スクラム

スクラム組みあう前。
ボールを持つのは、オーストラリアのスクラムハーフNIC WHITE。



ウルグアイゴールライン前のスクラム。
球出しを待つ11番は、JORDAN PETAIA。



ラインアウトでの競り合い。
スロワーは、2番(フッカー)のSEKOPE KEPU。



オーストラリアのスタンドオフCHRISTIAN LEALIIFANOのコンバージョンキック。



この日の入場者数、33,781人。
競技場自体は40,000人収容なので満席ではありませんでしたが、8割強の入りなので、見た目は結構埋まっている感じでした。

ウルグアイの執念のトライ

終了間際の77分、ウルグアイの執念のトライ。
押さえたのは、ナンバーエイトのMANUEL DIANA。
両手を上げている18番は、途中交代で入ったプロップのUAN PEDRO ROMBYS。

ノーサイド

ノーサイド。

握手

試合が終わったら、握手してお互いの健闘を称えます。

試合結果

試合結果は、45対10でオーストラリアの勝利。
オーストラリア7トライの圧勝でした。




バックスタンド側で、両国選手達が並んでサポーターに挨拶。



オーストラリアのロック(5番)のADAM COLEMANは、赤ちゃんを抱いて記念撮影。



ウルグアイの選手もサポーターに感謝。



このゲームのPlayer of the Matchは、2トライを挙げた13番(センター)のTEVITA KURIDRANI。
192cmで102kgと大柄のセンター。パワフルで足も速かった。


こうして、一生に一度になるかもしれないワールドカップ観戦が終わりました。
ラグビーは昔からのファンで、1月2日の大学選手権準決勝をここ10年余り毎年観に行くくらい好きなのですが、ワールドカップの場はやはり違いますね。

競技場も立派で、宮崎にもこんな競技場ができると良いのになと思いました。
テゲバジャーロがJに上がれば、こんな競技場ができるのでしょうか!?

さて、我らが日本代表ブレイブ・ブロッサムズは、予選リーグ4戦全勝で夢のベスト8入り。
こうなったら、1995年南アフリカ大会のスプリングボックスのように、優勝を目指すしかないでしょう!!
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1258)




3連休の中日、第25回宮崎映画祭開催中の宮崎キネマ館に観に行ったのは、映画祭の上映作品とは関係ない、『風をつかまえた少年』
先日、鹿児島で観た『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』に続いて、図書館関係者の間で観るべき映画として推奨されている作品です。

アフリカ大陸の中でも最貧国のひとつマラウイに住む14歳の少年ウィリアム・カムクワンバ。
2001年にマラウイを襲った大雨とその後の干ばつにより父が育てていたトウモロコシが採れなくなり、収入が得られず、学費が払えなかったために学校を退学になってしまう。
更に干ばつは進み、政府の援助も得られず、餓死する者が増える中、井戸から水を汲み上げるポンプさえ動かせれば、危機から脱出できると、学校の図書館で得た知識を基に廃品から風車を作り上げ、自転車のダイナモを繋いで電気を起こし、水を汲み上げて畑に灌漑することに成功する、というのが大まかなストーリー。


マラウイの厳しい現実と、機能しない借り物の民主主義。
そんな中でも希望を失わず、学びの中かから生きる知恵を紡ぎ出す無垢な少年。
そして、その少年の助けとなる図書館やそこに置かれた本という存在。
人間が生きていくために、いかに知識が必要か、そしてその知識の取得を保障する学校や図書館という存在の重要性をこの映画は教えてくれます。

このストーリーは実話に基づいており、映画の主人公となったウィリアム・カムクワンバは実在して、TEDで2度スピーチを行っている。
それが、以下の2本の動画。





さらに本にもなっていて、ひとつは『風をつかまえた少年 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった』(ウィィアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著、文春文庫)。



もうひとつは絵本で、『風をつかまえたウィリアム』(さらえ書房)

映画観る人の中には、絵本を最初に読んでという人もいるみたいですが、私は未読です。
宮崎県立には所蔵無しで、県内では、延岡市立、門川町立、日向市立、川南町立、西都市立、国富町立、綾てるは、宮崎市立、三股町立、都城市立、小林市立、日南市立、串間市立に所蔵があることは確認できました。

それにしても私が観た回、若い人はほとんどいませんでした。
子どもと一緒に観る映画としても良いと思うんですけどね。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (2219)


最後のチャンスかもしれない

カテゴリ : 
図書館
執筆 : 
Dice 2019-9-13 18:30
本日(2019年9月13日)付け宮崎日日新聞の県央面に、宮崎市が橘通東2丁目の市有地について、活用する事業者を公募するとの記事が掲載されていました。
現在、諸塚村と延岡市北浦町のアンテナショップ「ふるさと物産館 海幸・山幸」や駐輪場などがある、橘通りに面した1,041平米の土地です。

記事によると、市側は「今年1〜2月、活用の可能性に探るため5事業者と面談。飲食や物販、オフィス、高齢者住宅などが入居する高層複合ビル建設や1、2階建てのチャレンジショップなど実現可能性が高いとみられる提案があり、事業化を目指せると判断し公募を決めた。」とのこと。

橘通3丁目の、今は「みやざきアートセンター」が建っている土地の活用の時も主張したのですが、これは、マチナカから消えてしまった図書館の機能を再び取り戻すチャンスではないかと思うのですよね。それも、今回が最後になるかもしれない。

昨年、都城市立図書館が、中心市街地の再開発の一環でmallmallとしてマチナカに移転してきて、全国から注目を集めるほどの成功を収めていることからもわかるように、公共図書館は集客の装置として有効なんですよ。
もちろん、造れば良いというものではなくて、成功するためにはそれなりのやり方はありますけどね。

複合ビルで構わないので、ショップやオフィスなどとともに、市立図書館の分館機能を是非ともここに入れていただきたい。規模的には、花山手にある今の市立図書館が中央館になるでしょうから。
これからの中心市街地のあり方を見据えて、情報の受発信のハブとなる図書館とカフェを1階に配置し。2階から上はオフィスやテナントとして利用する計画だと嬉しいのです。

しかし、宮崎市役所はおそらく全くそんなことは考えていなくて、事業者に丸投げすればOKと安易に考えているはず。
でも、うまく絵を描いてあげれば、大金かけてアリーナを造るよりも絶対に安定的に集客できて、周辺への波及効果もあると思うのですよね。
そのためにも、事業者に丸投げで「良い案持ってきて!」というスタンスではなくて、「こういう街づくりしたいからこういう機能は入れてね」っていうコミュニケーションがまず必要なんですよね。今からでも遅くないので、公募要件をちゃんと作って欲しいなぁ。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1541)




ブログに書くのが遅くなってしまいましたが、先日、図書館界で話題の映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を観るために、鹿児島まで行ってきました。
話題の映画とはいえ、そうそう客を呼べる映画ではないので、全国の小さな映画館で順次上映されていて、宮崎では「宮崎キネマ館」で9月23日から10月4日までの上映予定。
それが、鹿児島のマルヤガーデンズ7階にある「ガーデンズシネマ」では、8月29日から9月2日と一足早い。しかも、8月31日(土)の上映は、今をときめく都城市立図書館の前田小藻副館長のトークセッションもあるというから、わざわざ行く価値があるというもの。
ということで、「ガーデンズシネマ」に事前に連絡してチケットの取り置きを頼み、2枚きっぷを購入して電車で出かけてきました。

それで、『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
上映時間が3時間25分ととにかく長いです。途中で5分程度のインターミッション(休憩)が入りますが、体調を整えていかないと、ちょっとしんどい長さ。これ以前にインターミッションのある映画を観たのがいつだったか調べてみたら、1984年公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』以来だったようで、なかなか無いことではあります。

しかし長いのには理由があって、ニューヨーク公共図書館は、4つの中央図書館に加え、大小合わせて88の地域分館と、4つのリサーチ・ライブラリー(専門図書館)を有する巨大図書館網なのです。
そこで毎日、様々な活動が行われ、実に多様な人々が利用しているのですから、ちょっとずつ切り取ってもかなりのボリュームになります。
紹介されるコレクションもすごいのですが、中央館の玄関ホールで作家のトークセッションが行われ、訪れた人が立ったまま聞いていたり、エルヴィス・コステロやパティ・スミスなどの著名人のトークショーが行われていたりという華やかなイベントの一方で、資料を利用したり端末を使って情報資源にアクセスする利用者の姿があります。


監督のフレデリック・ワイズマンは、2016年にアカデミー名誉賞を受賞していて、ドキュメンタリーの巨匠と称されているらしいですが、各館で行われている活動を、図書館の外の喧噪も含めて、コラージュ的にある意味淡々と切り取り繋いで行きます。

特筆すべきは、ここが「公共図書館」であること。NPOが運営し、費用についてはニューヨーク市の予算と民間からの寄付で賄われています。
映画の中では、法人の理事による予算獲得のための会議の模様が頻繁に映し出され、職員集会で市の予算を獲得するために行動を起こそうというアジテーションが行われたりするシーンもありました。
行政から独立しながら、市民の情報リテラシーを上げるために、図書館自らが高速なネット環境の整備を行うという取り組みを行うあたり、さすがにアメリカという感じがします。

一口に「図書館」と称するものの活動の全てがこの映画の中にあると言っても過言ではありませんが、この図書館で働いている人々が、実に生き生きと誇りを持って利用者と接し、日々図書館の活動を充実させるために取り組んでいることが強く印象に残りました。

繰り返しになりますが、宮崎では「宮崎キネマ館」で9月23日から10月4日までの上映予定。
日本一の読書県を目指す関係者はもちろん、普段から図書館を利用している人も、図書館使ったことないしいらないんじゃね?と思っている人も、多くの人に観ていただきたい、司書的に絶賛オススメの映画です。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1661)


一ヶ月ほど前、宮崎県東京事務所の方から、
NPO法人うまみインフォメーションセンターという所が、【日本のうま味郷土料理シリーズ】という記事を連載することになっていて、その最初に宮崎の冷や汁を取り上げることになっているらしく、記事の制作を請け負った会社から冷や汁の説明とかレシピの監修を依頼されたのだが、詳しい者がいないので、冷や汁エバンジェリストとして活動していらっしゃるというDideさんに引き受けてもらえないか。」
みたいな電話がありました。

昨年7月に、東京で「あなたの知らない『冷や汁』の世界」を開催し、県東京事務所の押川さんにお手伝いいただいたのが、こういう所で繋がっているわけですね。

当然、二つ返事で引き受けて(無償ですが)、制作会社からメールで送られて来た原稿を手直しして送り返して2度ほどやり取りして、公開になりましたと先日送られて来たのが下のインスタの投稿です。


この投稿をInstagramで見る

【日本のうま味郷土料理シリーズ】  暑い夏にぴったりの宮崎県の郷土料理「冷や汁」をご紹介! もともとは夏の暑い時期、忙しい農作業や漁業の合間に手間をかけずに食べる料理でしたが、時代とともに炒りごまやみそをすり鉢ですったり、いりこをだしに使ったりするようになりました。 全国にも冷や汁に似た料理は存在しますが、豆腐を入れるのは宮崎ならでは。宮崎県民のソウルフードとして愛され続けています。 冷や汁レシピは近日公開。お楽しみに! #うま味 #冷や汁 #宮崎県 #いりこ #豆腐 #味噌 #味噌レシピ #和食 #ご当地料理 #伝統料理 #郷土料理 #ご当地レシピ #おうちごはん #料理好き #TraditionalCuisine #LocalCuisine #JapaneseFood #LocalRecipe #umamifun #umami #umamitaste #umamifood #foodies #foodstagram #recipe #chef #chefrecipes #umamilovers #umamilover #loveumami

Umami Information Centerさん(@umami_fun)がシェアした投稿 -




最初の原稿では、宮崎市が以前出した冷や汁のパンフレットを参考にしていたので、歴史の部分が怪しげだったのですが、その後の私の調査で判明した事実を交えて修正させていただきました。
かなり短い文章なので、物足りないところはありますが、少なくとも間違いではない記述になったかなと思います。

続いてレシピ編。


この投稿をInstagramで見る

【日本のうま味郷土料理シリーズ】 暑い夏にぴったりの宮崎県の郷土料理「冷や汁」のレシピをご紹介!宮崎の魅力を紹介する地元メディア「テゲツー!」にも有志で参加し、冷や汁の魅力を発信している県職員の日高大介さんにおすすめレシピを伺いました。 様々なレシピがある冷や汁ですが、今回はうま味を生かした良いとこ取りレシピです!魚のだしやみそなど日本の伝統食材と、きゅうりや青じそなどの野菜が加わり、栄養もたっぷり。夏バテ気味で食欲がなくても冷や汁はさらさら食べられます。宮崎県民の健康を支えてきた郷土の味をぜひ楽しんでください。  ●材料(4人分) いりこ 40g 白ごま 大さじ3 みそ(お好みの種類) 大さじ4と1/2 湯 200ml 冷水 400ml きゅうり 1本 豆腐 1/2丁 青じそ 8枚 みょうが 2個 白米 もしくは麦飯 お好みの量  ●作り方 いりこは頭と腹わたを取り除きフライパンで炒って取り出す。続けて白ごまを炒る。きゅうりは薄い輪切り、青じそとみょうがは千切りにしておく。 すり鉢にいりこを入れて粉末状になるまでよくする。白ごまを加えてさらによくすり、みそも加えてすり混ぜる。 ※すり鉢がない場合はフードプロセッサーでいりこや白ごまを粉砕して、みそと混ぜてください。 △鬟侫薀ぅ僖鵑貌れて薄くのばして加熱し、底面に軽く焼き色がついたらすり鉢に戻す。 に湯を加えてみそを溶き、冷水を注いでのばす。 豆腐を崩しながら加え、きゅうり、青じそ、みょうがを加える。温かいご飯にかけてできあがり。  <POINT> ・ご飯は白米でもよいですが、麦飯や雑穀飯にもよく合います。 ・お好みのみそで美味しく作れますが、宮崎では伝統的な麦みそを使うことが多いため、より本格的に作りたい場合は麦みそがおすすめです。 ・い任任あがった汁は冷蔵庫で冷やしたり氷を入れると、暑い夏により美味しく召し上がれます。 ・イ龍餾爐砲好みで焼き魚や干物のほぐし身を入れてもよいです。 <アレンジレシピ> 日高さんおすすめの新しい食べ方は、い旅程で湯や冷水ではなく、豆乳(無調整)やトマトジュース(無塩)でみそを溶く大胆アレンジレシピ。どちらも伝統の冷や汁をまったく新しいスタイルで楽しめます!   #うま味 #冷や汁 #宮崎県 #いりこ #豆腐 #味噌 #味噌レシピ #和食 #ご当地料理 #伝統料理 #郷土料理 #ご当地レシピ #おうちごはん #料理好き#TraditionalCuisine #LocalCuisine #JapaneseFood #LocalRecipe #umamifun #umami #umamitaste #umamifood #foodies #foodstagram #recipe #chef #chefrecipes#umamilovers #umamilover #loveumami

Umami Information Centerさん(@umami_fun)がシェアした投稿 -



いろいろな作り方はありますが、私がやっているワークショップ等で採用しているレシピを基本に、スタンダードと思える作り方にしました。
オリジナルの白と赤の冷や汁にも言及していただいたのが、私が監修した証みたいなものですね。

こうやって、少しずつ少しずつ、名前を売っていけるといいかな。

なお、同じ内容の記事が、Facebookでも公開されています。
料理紹介 https://bit.ly/30ES77q
レシピ https://bit.ly/2MHIjGk
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1536)




浦安に帰るのに機内でのAVサービスが無いJetStarを使ったので、Kindle Fireに何か映画ダウンロードして行こうと思って選んだのが、『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
2014年のアメリカ映画で、日本公開は2015年2月らしいけど、全く知りませんでした。
Amazon Prime Videoで何にしようか探していて、偶然見つけた、フードアナリスト的選択。

中年男の喪失と再生の物語という定番の構図ではありますが、情弱の主人公カールが下手にTwitterに手を出して大炎上する一方で、9歳になる息子のパーシーがTwitterやVINEなどを駆使して父親を助けるあたり、極めて現代的。

作中で料理を作るカールの手並みはなかなか見事で、作る料理がどれも美味しそう。
特に、フードトラックで売ることになるキューバサンドイッチが実に魅力的で、行く先々の素材でアレンジが変わっていくあたりも料理研究家としては参考になります。

明るくご機嫌なストーリーは、ハッピーエンドの大団円で、観終わって爽快な印象が残りました。

主演のジョン・ファヴローは、この映画の監督、脚本、制作も兼ねていて、実は『アイアンマン』と『アイアンマン2』の監督でもあるというから驚き。
『アイアンマン』で成功し、『アイアンマン2』でこけて批評から酷評喰らった経験が、この映画にもちりばめられているという話もありますが、ジョン・ファブローが楽しんで作っていることがよくわかります。
ほとんど自主制作みたいな低予算映画らしいですが、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソンなど大物俳優が脇を固めるのも、ジョン・ファブローの人徳なんでしょうか。
この映画の大成功の後、ハリウッドで復活を果たし、監督最近作は今話題の『ライオン・キング』。それを知ると、ますますこの映画の味わいが深くなるというもの。

フードアナリストが観るべき映画ということで★★★★★。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1570)


フードアナリストとしての活動を続けていると、料理のフィールドのアンテナ感度が高いので、本やマンガも料理系に引っ張られることが多いのですが、そんな中で出会ったマンガが、『オリオリスープ』(綿貫芳子著、モーニングコミックス)

月刊「モーニング・ツー」に連載されていたようですが、連載中は知らず、知った時にはコミック化も完了しておりました。
2017年11月30日発売の第4巻に最終話が掲載されております。

主人公は、本の装丁などを手がけるデザイン事務所に勤めるデザイナーの原田織ヱ(26歳)。
食通だった祖父の影響で料理好きで、中でもスープには並々ならぬ情熱を持っています。
そんな彼女の成長譚とともに、一話ごとに季節に合わせたスープや汁物料理が紹介されるのですが、これがなかなかに美味しそうなんです。

詳細なレシピはさすがに作中には出てきませんが、読んでいると作りたくなってしまいます。
cookpadには、作中のスープを実際に作ったレシピを公開する「オリオリスープのキッチン」なるコーナーもありますので参考にしてください。

絵のテイストは、個人的にはあまり好みではないのですが、暖かくほっこりとしたストーリーと、それにマッチしたスープのセレクトはなかなかで、時折取り出して料理のヒントを得るには良いかなと思ったりして。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1369)


fitGoogleTranslator
fitブログ カレンダー
« « 2020 2月 » »
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
fitアーカイブ
fit本の購入はこちらから
fitカテゴリ一覧
fitもう読んだ?