徒然日記 - 最新エントリー

PLATINUM MACH9の発注と一緒に、すぐに必要となりそうなものをいくつかオーダーかけましたが、そのうちのひとつが輪行袋。なにせ「旅する自転車」なので、輪行袋は必要不可欠。

RENAULTには輪行袋のオプションは無いので、いろいろと情報収集したところ、先達のブログに、おなじ折りたたみミニベロのDAHONのオプション品がなかなか優秀だという情報がありました。
肝は、軽くて(カタログ値約340g)、コンパクト(カタログ値W230 x H140 x D50mm)で、そこそこ丈夫なこと。ストラップが付いていて、シートポストやハンドルに取り付けることもできる点もなかなか良さそうだと思いました。

16インチ用と20インチ用があるみたいなので、Amazonのサイトでサイズを間違わないように慎重に確認し、ポチりました。

PLATINUM MACH9が届いた日に、早速広げて収納してみました。
初めての収納で、所要時間は3分ほど。
慣れれば、PLATINUM MACH9を折り畳んでから収納するまでに5分もかからずにできそうです。
詳しくは、動画をご覧ください。



今は、屋外の自転車置き場ではなく、この輪行袋に入れた状態でマンションの廊下側にあるエアコンの室外機の上に置いて、ワイヤーロックで固定してます。
いたずらも避けられるし、本体が風雨にさらされないので汚れずに済みますし。
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RENAULT PLATINUM MACH 9

昨年4月に宮崎を離れる時に、それまで長年愛用してきたクロスバイク(SPECIALIZED CROSSRIDER XC SPORT)を手放すことにして、浦安では自家用車と公共交通機関と自らの足を移動手段としてきたのですが、このところ運動不足気味で、加えて何か物足りない感じがしてきたので、自転車を買うことに決めました。

最初は、今流行のe-Bike(電動アシスト)にしようかとも思ったのですが、良さげなやつは結構いいお値段がするので、おいそれと手が出ません。

ネットを渉猟して、DaytonaのDE03ならなんとか行けそうと狙いを定め、実機を確認できるところを探したところ、なんと、浦安の自転車屋で見られるというではありませんか。

時間を捻り出して、その自転車屋さん「believe」に胸躍らせながら行ってみたら、Daytonaのモデルは残念ながらありませんでした。
DE03は完売&モデルチェンジの最中で、次のモデルが入ってくるのは、6月くらいになりそうとのこと。
そういうことで気勢を削がれてしまったのですが、ミニベロをメインに扱っていらっしゃるその自転車屋の店主・山越さんに、BROMPTONとかTyrellとかを見せていただきながらお話しを伺っていると、小さく折りたたみできる自転車が魅力的に見えてきました。
輪行しやすいサイズだと、遠くに行っても電車で帰ってくることができますし、車に積んで旅先で乗ることもできるし、なんなら飛行機で旅行する時にも持って行くことだってできますから、行動範囲が広がりそうです。

そうは言っても、BROMPTONなんて軽く20万円を超えますから、今の私においそれと手が出せる価格ではありません。
それで、believeから帰ると、再びネットを渉猟する日々がしばらく続きました。

飛行機に積むということを考えた時に、リチウム電池が飛行機に積めないので、e-Bikeが最初に選択肢から外れました。
長距離を走り、坂も登れる自転車であることが望ましいので、なるべく軽く、8段以上の変速ができるもので、なおかつ折りたたみが楽にできそうで、予算は10万円以内。
そんな条件でたどり着いたのが、下の楽天のリンク。




フランスのRENAULT(ルノー)ブランドですが、大阪に本社のあるジック株式会社が企画販売していて、中国製ですね。
しかし、本体重量(ペダル、スタンドを除く)が9.4kg、前2段×後9段の18段変速で、お値段は予算の範囲に収まります。

諸元は次のとおり。
BICYCLE NAME:PLATINUM MACH9(プラチナマッハ9)
NUMBER/COLOR/JAN:61205-01 / Black / JAN:456237338 5185
Frame:Aluminum
Folding Size:840×610×450mm
Weight:約9.4kg(本体重量:ペダル、スタンドを除く)
Tire:20×1-1/8 フレンチバルブ(英式アダプター付属)
Chainwheel:53-39T
Freewheel:11-32T
シートポスト径/長さ:33.9Ф/500mm
サドル高さ:740-960mm
ハンドル高さ:940-1040mm
Component:SHIMANO SORA 18speed、
アルミバテッドフレーム、高さ調整機能付きハンドルステム、
ETRTO451ホイール

アルミフレームで、コンポーネントはSHIMANOのSORAだし、結構お買い得だということで、速攻でポチりました。

RENAULT PLATINUM MACH 9

注文から2日後には箱に入って届きましたが、折りたたみ自転車は組み立ての必要が無いので、箱から出して留め具外して広げるだけというお手軽さ。

細かい調整は乗りながらやる必要があると思いますが、これでどこまで行けるのか楽しみです。
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食財宅配便

日本フードアナリスト協会の紹介でオーダーしておいた無農薬野菜の詰め合わせセットが、先日届きました。
開けてみると、岩手県八幡平市の野菜で、白菜、ちぢみほうれん草、ちぢみ小松菜、紅大根、ミニトマト、ホワイトマッシュルーム、味付ゆでたまご、温泉卵といったラインナップ。

これは、岩手県盛岡市に本社のある「注文の多い食材店」が手がける産直品なのですが、野菜と一緒に「食財定期便事業サービス終了のお知らせ」と題する紙1枚。
なんでも、新型コロナの影響で生産者との打ち合わせができなくなったので、3月配送分をもって食材定期便事業を中止するとのこと。
これまで苦労して生産者さん達との関係や販路を築いて来られたであろうに、残念。コロナが終息したら、再開されることを祈ります。

ちぢみほうれん草

それはさておき、早速届いた野菜で料理です。
まずは、この「ちぢみほうれん草」を使います。
土が付いているので、よく洗って、1枚1枚ばらしておきます。根っこのところも勿体ないのでよく洗って、4つくらいに切り分けておきます。

ホワイトマッシュルーム

ホワイトマッシュルームは、2〜3mmのスライスに。

味付ゆでたまご

トッピング用の味付ゆでたまごは、殻をむいて2つに切っておきます。
ついでに、ベーコンも2〜3枚、2cmほどの幅に切っておきます。

続いて、プレーンヨーグルト大さじ3とマヨネーズ大さじ1を混ぜ合わせておきます。

ちぢみほうれん草とマッシュルームのホットサラダ

フライパンにオリーブオイルを入れて火を付け、ベーコンを投入。
ほどよく炒まったところでスライスしたホワイトマッシュルームとちぢみほうれん草を入れて、軽く塩・胡椒をして炒めます(後でソースをかけるので薄味で)。

炒まったら皿に盛り付け、ゆでたまごをトッピングして、ヨーグルトとマヨネーズのソースをかけ回し、たまたま冷蔵庫にあったゴーダチーズを削りかけたら、「ちぢみほうれん草とホワイトマッシュルームの温サラダ」のできあがり!

ちぢみほうれん草が甘くて味が深く、ホワイトマッシュルームも良いアクセントに。
ゆでたまごは無くても成立する料理ですが、ちょっとボリューム感を持たせるのと彩りでトッピングしてみたところ、ほんのりとした塩加減も良く、前菜としてなかなか美味しいサラダになりました。
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著者には申し訳ないが、本屋の話なのに、kindle版を購入して通勤電車の中でスマホで読んだ『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』(川上徹也著、ポプラ社)。

それでも著者は、同級生のよしみで許してくれるだろうと思います。
そう、著者の川上徹也氏とは、大学で同級だったんです。
その当時は、彼が大手広告会社に勤め、ブランディングの大家になって本をたくさん書くことになり、挙げ句の果てには我が故郷の高校生を相手に商品開発の指導をしてくれるなんて思いもしなかったのですが、縁は異なもの不思議なものですね。
今月、彼が指導した高校生達が、私の勤める新宿の店で、開発した商品の販売体験をやるはずだったのですが、緊急事態宣言を受けて延期になってしまいました。
久しぶりに川上氏と会えると思っていたのに残念です。

そんなことより本書、出版取次大手「大販」(モデルは東販かと思ったら、著者が違うよというので、それな日販かな)の新入社員・大森理香の成長譚を縦糸として、著者が別の本のための取材で出会った兵庫県尼崎市に実在する書店「小林書店」の小林由美子さんが語るストーリーを横糸に、フィクションとノンフィクションがうまく融合された構成になっています。

展開されるのは出版取次と書店の世界での話ですが、いきなり本屋の由美子さんが傘を売る話から始まり、由美子さんの話の中に人の心を動かすためのノウハウが詰まっていて、書店に限らず様々なビジネスシーンに共通することが満載です。

タイトルのとおりここには、「仕事で大切なこと」の学びが織り込まれています。
特に、久しぶりに食品小売りの現場に戻った私には、改めて学び直す良い機会となりましたし、手軽で読みやすいので、スタッフ教育にも適した一冊だと思いました。
川上君、今回も良い本をありがとう。
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チャーシューとキャベツのキムチ炒め on ラ王醤油

久しぶりに土曜のランチを料理。妻と息子の分を入れて3人分。

ストッカーに「日清ラ王 醤油」があったので、野菜系をトッピングしたラーメンを作ることにして冷蔵庫を覗いたら、ハムみたいなチャーシューをスライスしたやつと賞味期限の近いキムチが入っていて、野菜室にキャベツがあったので、まずはフライパンでチャーシューとキャベツのキムチ炒めを作りました。

平行して、ゆで卵を8分茹でで。半熟よりやや完熟寄りの茹で加減にしたかったので。

鍋に湯を沸かしてラ王の麺を投入したら、付属のスープを丼にあけ、麺の茹で上がり直前に熱湯で伸ばして、茹で上がった麺を泳がせます。

その上から、チャーシューとキャベツのキムチ炒めと2つに切った茹で玉子をのせ、刻みネギを散らしたら出来上がり!

冬の寒い日には、唐辛子のピリッとした辛さと、キムチの複雑な旨味が加わったこういうラーメンがいいですね。
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なんか日々慌ただしくてブログの更新を怠ったまま、2021年を迎えてしまいました。今年は、もう少し余裕を作って更新できるようにして行きたいと思います。

さて、新年早々の更新は、昨年末に読了した『食の歴史―人類はこれまで何を食べてきたのか』(ジャック・アタリ著、プレジデント社)

ジャック・アタリ氏と言えば、フランスの経済学者、思想家、作家であり、1981年にミッテラン大統領の特別顧問となって以降、現在のマクロン大統領までフランスの政治運営にも深く関わる知識人。現代の知の巨人の一人と言えるでしょう。

そんな博覧強記のアタリ氏が、人類がその誕生から現在に至るまで、食べるという行為とどのように関わり、どのように変容を遂げてきたのか、そして未来への予測・提言を、古今東西の膨大な資料を分析して解き明かしたのが本書。巻末の参考文献一覧だけでも凄いです。

「ホモ・サピエンスが言語を習得できたのは、火を利用して食べるようになったから」であり、食と言語は密接な関係にあり、食が言語の発展を促し、食事の場=宴は社交の場として権力者の語り場となり、ついには食べるという行為は副次的なことにすぎないところまで行ってしまいます。
そして19世紀以降、食に対する欲求の高まりとともに工業化が進展し、社会もそれに応じて変遷して行くことになります。

本書は、人類の歴史の中で社会の変容と食との関係を、事実に基づきながらわかりやすく説き起こしてくれます。

そして、富裕層と貧困層の分断が進む現代、飢餓の問題や食糧の生産が起因となる地球環境の破壊などの課題に触れつつ、30年後の世界がどうなっていくのかを予言して行きます。

アタリ氏が描き出す世界は決して明るいものではなく、最悪で悲惨な未来も予言されますが、その未来を避けることができる手段も提示されます。

詳しくは本書を読んでいただければ幸いですが、自分たちの食を知ることがいかに大事なことであるかを教えてくれます。
フードアナリストとしての必読書のリストに、本書を是非とも加えていただきたいと思う次第であり、フードアナリストに限らず、食に関心のある方にはお薦めしたい一冊です。☆☆☆☆☆
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ブログ書くの久しぶり。
何かと忙しくて、気がついたら、3ヶ月近くも開いてしまってました。反省。

さて、宮崎単身赴任中は「日曜拉麺」シリーズを書いていたんですが、東京(千葉)に戻ってからは、日曜が仕事で週休日は火曜と土曜となり、家でラーメン作るのは専ら土曜なので、これからは「土曜拉麺」シリーズに衣替えですね。

豚ミンチ

今日は、妻が息子を連れて訓練に出かけたので、帰ってくるまでに昼食の準備しておこうと冷蔵庫を覗いたら、豚ミンチが中途半端に残ってました。

これを使わない手は無いので、玉ねぎをみじんに刻んで、ニンニクと生姜もみじん切りにして、オリーブオイルを熱したフライパンへ。

豚ミンチ

玉ねぎがきつね色に炒まったら、豚ミンチを加えて炒め、味噌、みりん、砂糖、日本酒にラー油と柚子胡椒を加えて肉味噌を作ります。

分量は適当なんですが、玉ねぎ半分に豚ミンチ100g、ニンニクとしょうがはひとかけ、味噌大さじ2、みりん大さじ1、砂糖小さじ2、日本酒大さじ1、ラー油小さじ1/2、柚子胡椒小さじ1くらいだったかな。

調味料は少なめに入れて、途中でちょっと味見して、足りなければ加えてあげる感じにしておけば、濃すぎて失敗ということはありません。

肉味噌完成したら、野菜の準備。
細めの長ネギが冷蔵庫にあったので、細かく1本を刻みました。
それから、使いかけのカット野菜も冷蔵庫で発見したので、これも使いましょう。

続いて、麺を茹でます。大きめの鍋で3人分をまとめて。
今回使ったのは、「日清ラ王 醤油」。我が家の定番ストック袋麺です。
付属のスープのは、丼に入れておいて、別途湧かしておいた熱湯で、麺が茹で上がる30秒前くらいに伸ばしておきます。

麺が茹で上がったらざるでしっかり湯切りして、小分けしながら丼のスープのなかに泳がせます。

豚ミンチ

麺を投入したら、カット野菜を盛り、その上に作っておいたピリ辛肉味噌を載せ、周囲に刻んだネギを散らして出来上がり!

肉味噌を崩しながらいただくと、ベースの醤油味のスープに味噌や肉のうま味が加わり、ピリ辛の刺激が食欲をほどよく増進させてくれます。

一気に完食して、心と体もぽっかぽか。
今回も我ながら上出来の一杯となりました!
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心が震える名作−『ありふれた祈り』

カテゴリ : 
読書
執筆 : 
Dice 2020-8-22 11:00
気がつけば、1年ぶりの読書記録。
東京に戻ってきて、ドアtoドアで1時間余りの電車通勤となったので、もっと読めるかと思っていましたが、なかなかどっこい、そんなに思ったようには読めませんでした。まだ、立ったまま鞄から本を取り出して読む技が身についていません。
それでも、なんとか読み終えたのが、ウィリアム・ケント・クルーガー著『ありふれた祈り』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者は、私の大好きなミステリー、コーク・オコナー・シリーズの作者で、同シリーズは既刊14作のうちまだ半分の7作しか邦訳されておらず、それも2014年以降途切れてしまっているので、続編の邦訳を首を長くして待ち望んでいるところです。

本書は、そのシリーズとは無縁の長編ですが、ミネソタ州の田舎町を舞台とし、ネイティブ・アメリカン(本書ではインディアンと表記)の登場人物もいる点で、共通点もあります。

物語は、1961年の夏、ミネソタ州ニューブレーメンに住む牧師一家に起こる喪失と再生を縦糸として、様々な登場人物達の生き様が織り込まれています。
人が殺され、その犯人は誰なのかを解き明かすフーダニット(Who done it?)がひとつの筋である点で立派なミステリー作品ですが、一家に属する主人公フランクとジェイクという兄弟のひと夏の成長譚でもあり、牧師の父を中心として、宗教や信仰とは何なのか、「赦す」ということはどういうことなのかを説く物語としても読むことができる、重層的な構成になっています。

ミステリーファンなら、後半に展開されるフーダニットの部分は容易に想像が付くので物足りなさがあるかもしれませんが、それを補って余りある人物造形とストーリー展開にページをめくる手が止まりませんでした。

何よりも、理不尽な死を乗り越えようとする牧師の父と芸術肌の妻、兄フランクと弟ジェイクのそれぞれの葛藤、怒り、抑制といった心の動きが織りなす後半の物語が、最後の一文、
「今ならその意味がわかる。死者はわたしたちからそんなに遠くないところにいるのだ。彼らはわたしたちの心の中に、意識の上にいつもいる。とどのつまり。彼らとわたしたちをへだてているのは、ほんのひと息、最後の一呼吸にすぎない。」
へと収斂して行く展開は、読み進めるほどに心が震えました。


2014年に刊行された本書は、エドガー賞長編賞、アンソニー賞長編賞、マカヴィティ賞長編賞、バリー賞長編賞とミステリー関連の賞を総なめにしており、邦訳刊行された2016年には国内でも高い評価を得ています。

遅ればせながら今回初めて読んで、ますますウィリアム・ケント・クルーガーの未訳分を早く読みたくなりました。☆☆☆☆☆。
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今、図書館関係者の間で話題の映画、『パブリック 図書館の奇跡』を、仕事帰りに新宿の「新宿武蔵野館」で観てきました。

アメリカ・オハイオ州のシンシナティにある公共図書館を舞台に、大寒波の夜に緊急避難のシェルターとして図書館に立てこもったホームレス達と、それに巻き込まれた図書館員達の物語です。

監督・主演を努めるエミリオ・エステベスが、ある公共図書館の元副理事がロサンゼルス・タイムズに寄稿したエッセイにインスピレーションを得て、11年もの年月をかけて作り上げたこの映画、図書館が舞台なので、アメリカに限らず日本も含めて、公共図書館が抱える極めて現代的な課題が描かれます。

しかし、この映画の真の主題は「図書館」ではなくて、タイトルにある「パブリック」の部分にあります。
「パブリック(public)」とは、「公衆」「大衆」といった人々の集合体を指すと共に、「公の」「公共の」「公的な」といった意味があります。
たくさんの人々が集まる場では、必ず、それぞれの個人が持つ価値観の対立があり、それらの価値観のどれを優先させるのかという選択を迫られることが少なくありません。
その選択の連続の末に、「社会」という枠組みを作り上げていく営みが政治であったり、行政であったりする訳です。

こっちの価値観を取り、こっちの価値観を捨てるという選択の場面では、どちらかが正しく、どちらかが正しくない(間違っている)という単純な二者択一ではなく、どちらも間違ってはいないが、この場面では最大多数の最大幸福という功利主義的な観点から、こちらの道を取らざるを得ないみたいなことが少なくありません。
その時、一方の価値観を単純に否定して切り捨てるのではなく、その価値観に対して違う機会になったとしても別の救済策を示せるのかどうか、いったんは切り捨てられることになる少数派や弱者に寄り添えるのかどうかが課題となるでしょう。

コメディタッチで気楽に観られる映画ですが、爽快なエンディングの後に、そういうことを考えさせる深みと広がりを持っています。
それ故に、最初は限られた上映館が次第に広がって行っているのだろうなと思います。

図書館関係者に限らず、多くの方に、特に公務員など「公共」の仕事に携わっている方に観ていただきたい映画です。
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新宿日記(3)−宮崎を愛するYouTuberとの出会い

カテゴリ : 
KONNE
執筆 : 
Dice 2020-7-25 9:43
先日、事務所で仕事をしていたら、店のスタッフから電話がありました。
「今、有名なYoutuberの人が来ていて、店の中を撮影したいということなんですけど、来てもらえませんか!?」と。

有名なYoutuberってヒカキンしか知らんぞと思いつつ、状況がよくわからないままに、とりあえず店に向かうことにしました。
昔は店の2階に事務所もあったのですが、2年前に2階フロアがレストランに改装された関係で、今の事務所は店から徒歩で3分ほどの所にあるビルの6階に移っています。

店に向かいながら、どう対応するかを考えていました。
選択肢は、受けるか受けないかの2つしかありません。
マスメディアの取材は、本来なら、事前に連絡を貰って撮影の趣旨を書いた企画書をもらい、店の大家さんにも事前連絡を入れて了解を得た上で、撮影に立ち会うのがルール。

今回は、飛び込みでの撮影依頼なので、ルールを理由に断ることも可能。
しかし、Youtuberということは、既にカメラが回っている可能性もあり、断れば断られたことをネタに映像が作られることも考えられます。
そのネガティブなデメリットよりも、引き受けた上で、なるべく印象の良い画を作ってもらって、店を宣伝してもらった方がはるかに得策だろうと。店までの3分の間に整理しました。

腹をくくって店の前まで来たら、カメラを持ったそれらしき人がいたので、
「お待たせして申し訳ありません。」
と声をかけると、
「私は撮影なので、本人は中にいます。」
と返されました。

カメラ担当が別にいるなんて本格的と思いながら店の中に入ると、電話をくれたスタッフが、
「奥にいらっしゃいます。」
と案内してくれました。

そこで出会ったのが、「まっちゃん」こと松浦智史さん。
Fann Channelという、フォロワーが2.8万人いる美容系のチャンネルを持つYouTuberでした。
うちのスタッフも、美容系の情報でまっちゃんのことを知っていて、動画を見たことがあるらしい。

早速その場で名刺交換して趣旨を伺うと、松浦さんは宮崎県出身で、宮崎を応援するチャンネルを新しく作ろうとしていて、その最初として、新宿みやざき館KONNEからスタートしたいとのこと。

明るく元気でやたら声が大きいな、というのが第一印象でしたが、悪い人では無さそうなので、撮影にOK出して館内をご案内することにしました。
「僕、けっこういじりますけど、大丈夫ですか?」
と聞かれましたが、これまで、ろんなメディアのカメラの前に立っていて、アドリブも慣れてはいるので、
「大丈夫です!」
とお答えして、撮影スタート。

1階が終わったら、経営が別になっている2階のレストラン「宮崎風土くわんね」に一緒に上がって撮影交渉し、こちらでも一緒に画撮り。

そうして、最終的に公開されたYouTube動画がこちら。



終盤の12分過ぎくらいに、まっちゃんに、
「このあと、日高さんが怒られたりしません?」
とか心配されていますが、
「そう思うなら、ちゃんとアポ取って来いよ!」
という返しではなくて、
「しょうがないですね。」
と答えているのが、偽らざる心情。もう腹括ってますからね。

この映像を視て、一人でも多くの方に店のことを知って貰って、その中から一人でも実際に来店して買い物や食事をしていただける人が出てくれば儲けもんじゃないですか。
タダで宣伝して貰ってる訳ですから。

ということで、まっちゃん、ご来館ありがとうございました。
できれば、この後も時々取材に来ていただけることを期待しています。
でも、次回からはアポ入れてくださいね。
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