「みどり会」同窓会

 宮崎県立図書館の創立100周年を記念して行われた歴代職員の同窓会に参加。実は、1990(平成2)年度から1992(平成4)年度までの3年間、県立図書館に在籍していたれっきとしたOBなのだ。
 いただいた参加者名簿では、OB57名、現職17名の計74名が参加。久々にお会いする懐かしい人々との再会嬉しかったが、中村地平館長時代から30年も県立図書館に勤めた吉田敏明さんの語る自動車図書館「やまびこ」の思い出も私にとっては新鮮だった。
 何よりの収穫は、関東学院大学を退職されて、郷里の都城に戻られた久保輝巳さんと10数年ぶりにお話ができたこと。以前に一度お会いしたきりなのだが、覚えていただいていて嬉しかった。
 そして何より残念だったのは、今の県立図書館のコンピュータシステム、資料整理の根幹を作られた我が師、山田安秀先生の姿を、あの場で見ることが叶わないこと。現役の職員の方は誰も知らないかもしれないが、実に偉大な方だった。当時の館長の大坪學さんとお話しして、同じような評価をしていただいていることを知って、少々救われた。

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