赤木かん子講演会

読み聞かせの本を紹介するかん子さん 日南市の国際交流センター「小村寿太郎記念館」で開催された、赤木かん子さんの講演会第一部(14時~)に参加。当日券600円で入場。会場には、北郷町立図書館のIさんの姿も。

会場に着いたら、講師のかん子さんは部屋の前で掲示物を見ながら歯を磨いていて声のかけようも無く、そのあまりの気取りの無さに、相変わらずかん子さんだと苦笑。かん子さんとお会いするのは久しぶりだったので、講演が始まる前に少しだけ図書館事情について言葉を交わす。

講演は、日南おやこ劇場の主催で、「子育て読み聞かせ講座」の第三回として開催。第一部は「こどもとえほんで楽しむために」との演題で、読み聞かせのための入門編みたいなもの。
「子どもを幸福にするための手段として本を読むのだから、自分が面白いと思う本ではなく、子どもが読んで欲しいと思う本を読み聞かせること。本の選択権は子どもに返し、子ども達が本を選択することのできる環境、つまりちゃんとした公共図書館や学校図書館を作らせることが大人のフォロー。」という言葉が特に印象に残った。子どもの置かれた環境、文化に対する洞察や配慮が無いと、選書や読み聞かせも効果的にできないと痛感。

16時半過ぎに講演は終了したが、妻と子どもを待たせていたので、ろくに挨拶もしないまま失礼した。時間があれば、第二部「学校、園で楽しむ子どもの本」まで聞きたかったのだが。そのまま車を北郷温泉郷に走らせ、「日南杉の湯」で温泉に浸かってから帰宅。

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