究極の選択?

金曜は映画デーということで、今日も出かけてきましたシネマイクスピアリ。

上映リストからいろいろ悩んだあげく、選んだのはジェームス・キャメロン久々の大作「アバター」。

しかしこの「アバター」、字幕版と日本語吹替版のほかに、3D版と2D版があり、両方の組み合わせで4パターンが存在する。
シネマイクスピアリでも4パターン全てが上映されており、どれを観るか迷うところである。
ちなみに、3D版は専用めがねが付いているので、上映料金も高く2,000円。2D版なら平日午前中の初回上映で1,300円で観られる(シネマイクスピアリに限るが)。

今日の私の制約は、映画の後にスイミングに行って、それから夕食の支度をしなければならないので、午前中の上映開始でなくてはならないこと。
これで選択肢は2D字幕版と3D吹替版に絞られたが、ここからが悩むところである。

通常なら、字幕版と吹替版なら迷わず字幕版を選ぶのだが、初体験となる3Dには抗しがたい魅力がある。何せあのジェームス・キャメロンが金かけまくって作った3Dだ。これを観ない手はないだろう。

3Dめがね

そういう訳で、2,000円も払って吹替版3Dのチケットを購入した。購入時に窓口で渡されたのが、写真の3D専用眼鏡。サングラスのようだが、サングラスではない。

実は、事前に調べた所によると、この「アバター」、同じ3Dでも映画館によって
・XpanD
・RealD
・Dolby3D
・IMAX3D
の4つもの方式があり、それぞれに専用の眼鏡が違うのだそうだ。

シネマイクスピアリは、この中で「RealD」という方式で、右目用映像と左目用映像で光の振動方向を右螺旋と左螺旋に変え、その振動方向で入ってきた光のみ通す偏光板メガネを使うことで、左右の映像を分離する、円偏光方式という仕組みになっているらしい(他の方式は自分で調べてね)。

実は、IMAX3D方式が一番画面が明るく、立体感も完璧らしいのだが、川崎まで行かないと観られないようなので、ここは選択の余地がない。

RealDの眼鏡は軽くできているので、2時間55分の長い上映時間でも、ほとんど気にならずに観ることができた。もちろん、遠近両用眼鏡の上にこの専用眼鏡をかけて観ていたが、特に問題はなかった。

さて、前口上が長くなりすぎたが、肝心の映画の方は、実に素晴らしい出来だった。細部まで丁寧に作り込まれた映像と、実写とみまがうばかりのリアリティ。3Dで観る価値は十分にある。
ストーリーはいかにもアメリカ的ではあるものの、エイリアンでおなじみのシガニー・ウィーバーも出ているし、それなりに楽しめる。

純粋に映像を楽しむのであれば、3Dで字幕読むのは鬱陶しそうだから、吹替版の方が良いかもしれない。英語が十分に理解できるという人でも、日本語の字幕は消せないから。
ちなみに、主人公達が喋るナヴィ語は吹替版でも字幕で表示される。

3D未経験の方は、是非この機会にどうぞ。

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