仕事で出る会議の場合、復命書で会議録を作らなければならないのだが、場合によってはメモが取りづらいケースもあるので、なんとかならないかと思っていた。
ICレコーダーを買えば話は簡単なのだが、新たな投資をしないのが条件なので、そうは簡単には進まない。
手持ちのモバイルパソコンにマイクをつないで録音する方法も検討してみたが、それだとあまりにも仰々しくなるし、マイクも買わねばならいので断念。
ところが、最近ケータイをW61CAに機種変したら、機能の中ににICレコーダがついていて、マイク感度等も使えそうなので、先日の会議で試しにやってみた。
まずは、W61CAのアクセサリに入っているICレコーダで必要な部分を録音。ファイルは3g2形式でマイクロSDカードに記録される。
このマイクロSDカードを抜いてPCに刺し、PCの方にファイルを移した上で、「QTConverter」(http://meetingpoint.jp/hoppysoft/)を使って、3G2形式のファイルをWAVEファイルに変換。
できたWAVEファイルを「Okoshiyasu2」(http://www12.plala.or.jp/mojo/)を使って、テープ起こしの要領でテキスト化していく。
W61CAは防水仕様なのでマイクロSDカードがバッテリーパックの奥に配されていて、ちょっと取り出しにくいのと、ファイル形式の変換を必要とし、WAVEファイルは元の3G2ファイルよりかなり大きくなってしまうのが難点と言えば難点だが、WAVEファイルさえできてしまえば、後は断片的に聞きながらキーボードを打つ作業を地道に繰り返すだけ。そこそこ使えるのではないかというのが結論。
WAVEファイルを概要だけ記したテキストファイルに添付して、詳しく知りたければこれを聞いて、という具合に復命できれば簡単なのだけど、さすがにそこまでには楽させてくれない。