新宿日記(3)-宮崎を愛するYouTuberとの出会い

先日、事務所で仕事をしていたら、店のスタッフから電話がありました。
「今、有名なYoutuberの人が来ていて、店の中を撮影したいということなんですけど、来てもらえませんか!?」と。

有名なYoutuberってヒカキンしか知らんぞと思いつつ、状況がよくわからないままに、とりあえず店に向かうことにしました。
昔は店の2階に事務所もあったのですが、2年前に2階フロアがレストランに改装された関係で、今の事務所は店から徒歩で3分ほどの所にあるビルの6階に移っています。

店に向かいながら、どう対応するかを考えていました。
選択肢は、受けるか受けないかの2つしかありません。
マスメディアの取材は、本来なら、事前に連絡を貰って撮影の趣旨を書いた企画書をもらい、店の大家さんにも事前連絡を入れて了解を得た上で、撮影に立ち会うのがルール。

今回は、飛び込みでの撮影依頼なので、ルールを理由に断ることも可能。
しかし、Youtuberということは、既にカメラが回っている可能性もあり、断れば断られたことをネタに映像が作られることも考えられます。
そのネガティブなデメリットよりも、引き受けた上で、なるべく印象の良い画を作ってもらって、店を宣伝してもらった方がはるかに得策だろうと。店までの3分の間に整理しました。

腹をくくって店の前まで来たら、カメラを持ったそれらしき人がいたので、
「お待たせして申し訳ありません。」
と声をかけると、
「私は撮影なので、本人は中にいます。」
と返されました。

カメラ担当が別にいるなんて本格的と思いながら店の中に入ると、電話をくれたスタッフが、
「奥にいらっしゃいます。」
と案内してくれました。

そこで出会ったのが、「まっちゃん」こと松浦智史さん。
Fann Channelという、フォロワーが2.8万人いる美容系のチャンネルを持つYouTuberでした。
うちのスタッフも、美容系の情報でまっちゃんのことを知っていて、動画を見たことがあるらしい。

早速その場で名刺交換して趣旨を伺うと、松浦さんは宮崎県出身で、宮崎を応援するチャンネルを新しく作ろうとしていて、その最初として、新宿みやざき館KONNEからスタートしたいとのこと。

明るく元気でやたら声が大きいな、というのが第一印象でしたが、悪い人では無さそうなので、撮影にOK出して館内をご案内することにしました。
「僕、けっこういじりますけど、大丈夫ですか?」
と聞かれましたが、これまで、ろんなメディアのカメラの前に立っていて、アドリブも慣れてはいるので、
「大丈夫です!」
とお答えして、撮影スタート。

1階が終わったら、経営が別になっている2階のレストラン「宮崎風土くわんね」に一緒に上がって撮影交渉し、こちらでも一緒に画撮り。

そうして、最終的に公開されたYouTube動画がこちら。

終盤の12分過ぎくらいに、まっちゃんに、
「このあと、日高さんが怒られたりしません?」
とか心配されていますが、
「そう思うなら、ちゃんとアポ取って来いよ!」
という返しではなくて、
「しょうがないですね。」
と答えているのが、偽らざる心情。もう腹括ってますからね。

この映像を視て、一人でも多くの方に店のことを知って貰って、その中から一人でも実際に来店して買い物や食事をしていただける人が出てくれば儲けもんじゃないですか。
タダで宣伝して貰ってる訳ですから。

ということで、まっちゃん、ご来館ありがとうございました。
できれば、この後も時々取材に来ていただけることを期待しています。
でも、次回からはアポ入れてくださいね。

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