2001.5.6(Sun.)

 連休の最終日の今日も雨。出かけるところも無いので、気合いを入れて「志布志町図書館訪問記」を完成させ、ついに公開。
 本日付けの宮崎日日新聞に、北方町立図書館が5月8日から開館するとの広告記事が大きく掲載されている。記事から主要な情報を拾うと、建物は鉄骨造り一部3階建て、延床面積約1,803.29㎡。1階は駐車場と倉庫、2階が図書館・展示室(681.85㎡)と歯科医院(143.29㎡)、3階(118㎡)が歯科医の住居で、建設費は約3億円。
 館内の蔵書は5万冊を予定で、オープン当初は3万冊。図書にはICチップが張り付けられており、借りる時は自分のICカードと本を端末機に載せて画面を触る簡単な操作で良いとあるから、利用者が自分自身で手続きをするのか。
 歯科医院と併設なのがユニークなところで、歯科医院で診療を受ける人が受付を済ませて図書館で待っていると、カード型ポケットベルで順番が来たのを知らせてくれるらしい。
 他に館内には、住民票や各種証明書の自動交付機が設けられており、利用カードとなるICカードには住民基本データを入れ、各種証明書が取れるようになっているとか。展示室では液晶プロジェクターを使った映画、AVコーナーではビデオやDVDの鑑賞もできるらしい。
 職員は館長を含め5人で、開館時間は9:00~19:00(日曜のみ17:00)。毎週月曜日と毎月最終木曜日(資料整理日)が休館で、特別整理期間は毎年2回5日以内。
 広告欄を見ると、建築主体は延岡市の井口建設株式会社で、(株)内田洋行が企画・設計・監理に携わったらしい。MARCと資料の装備は(株)図書館流通センター(TRC)のよう。
 今まで書店すら無かった町の図書館だけに、住民の期待も大きいことだろう。職員の皆さんは大変だろうが、是非、運営に頑張って欲しい。いずれお邪魔させていただいて、批評はそれから。

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