昨日(10/28)付け読売新聞の地方版に、門川町立図書館建設問題で、門川町内の民間39団体で組織する「門川町の正しい民主町政をすすめる会」(会長・西村八重子町文化協会長)が、町立図書館の建設推進を訴える総決起大会を28日に開催するとの記事。
同会は、町文化協会や自治公民館長連合会、地域婦人連絡協議会、高齢者クラブ、商工会などが9/26に結成、事務局は町商工会にある。記事によれば、「建設に反対する住民運動を『町のイメージを悪くする』と指摘したうえで、『町民は町の品位や町勢発展を混乱させ、議会制民主主義を否定する一部町民及び議会議員の言動について厳しく対処する』などとする大会決議を採択する予定。」とのこと。
本日(10/29)付けの読売新聞には続報はなく、朝日新聞と西日本新聞の地方版にそれぞれ総決起集会開催の記事。参加者は、朝日新聞では約600人、西日本新聞では約800人。西日本は、写真入りで比較的大きく扱っており、決議の内容は「(1)町の行政改革推進、(2)町議会の定数削減、(3)図書館の早期完成、など」とある。
図書館建設に絡むゴタゴタが開催のきっかけだが、決議の内容が図書館建設推進にとどまっていないところに、この問題の根の深さが透けて見える。