2002.4.15(Mon.)

 本日付け日本経済新聞の文化欄に「“電子国会図書館”始動へ 「関西館」の10月開館機に」との記事。
 国立国会図書館が、10月に予定されている関西館の開館を機に、明治期に刊行された著作権保護期間の終わった蔵書をインターネット上で読めるように電子化を進めているとのこと。対象約17万冊のうち約3万冊からスタートし、残り14万冊も順次電子化の予定とか。
 著作権処理をした上で保護期間中の図書を電子化して公開している大学図書館もあるらしいので、出版社や著作者の一部は懸念を示しているらしいが、今のところ杞憂というものだろう。
 その他、東西合わせて750万冊の蔵書の複写申し込みをインターネットで申し込むこともできるようになり、利用者は複写料と郵送料を払えばコピーを送ってもらえるようになるらしい。個人的には、こっちの方が有り難いかな。

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