2002.7.19(Fri.)

 本日付け宮崎日日新聞の社会面に、「県立図書館過去2年間 不明本253冊」という見出しの記事。
 6月に行われた蔵書点検の結果、一般図書142冊、児童図書63冊、参考図書15冊、郷土図書28冊、外国語図書5冊がなくなっており、中には定価18,800円の豪華本や絶版図書も含まれていたとか。
 記事では、蔵書点検の対象が開架図書12万6,600冊になってるけど、これは間違いだろう。閉架書庫の分も含めて点検しないと、間違って書庫に排架されたものは不明扱いになってしまう。基本的なことだから記者さん(と編集)はしっかりして欲しい。
 他に、都城市立図書館で418冊、日向市立図書館で511冊が不明になっていることが伝えられている。BDSがあっても万能ではないから、悪意の利用者に対抗する手段は無い。基本的に公共施設は性善説の上に成り立っている部分が大きいからね。
 今からでも良いから、ちゃんと返して欲しいものだ。

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