宮崎県の商工観光労働部が出しているメールマガジンの第49号(2007年1月号)に、次のような記事が掲載されていた。
「Live!Library 県立図書館がおもしろい」
みなさんは、県立図書館を利用していますか。 https://www2.lib.pref.miyazaki.lg.jp/
県立図書館では、人づくりと地域づくりに役立つ図書館を目指し、各行政機関や団体と連動してさまざまな事業を展開しています。
たとえば、商工行政、中でも産業支援財団と連動した「ビジネス支援サービス」があります。図書館内のビジネス情報コーナーでは、ビジネス関連資料やオンラインデータベース、インターネットの情報を閲覧できます。昨年4月からは、第2、第4木曜日にビジネス相談窓口を県立図書館閲覧室に設置し、ビジネス関連のセミナーや研修会を開催しています。昨年11月には、県工業会主催で毎年行われる「みやざきテクノフェア」にも出展しました。3月4日(日)・5日(月)には、九州内の図書館関係者はもちろん、商工関係者も対象にした「ビジネス支援図書館フォーラムinみやざき」を開催します。また、環境行政との連動事業があります。昨年7月19日、図書館と環境情報センターとが県民の環境学習を一体的に行うため、図書館内にセンター機能を移し、環境についての相談や情報の提供、環境学習に対するより効果的な活動支援等を始めたところです。
他にも、地域生活部、福祉保健部、農政水産部、県警本部、九州農政局宮崎農政事務所等との連動事業を展開しています。1月16日~2月4日には「みやざきの食と健康」特別企画展、2月6日~2月18日には「スポーツランドみやざき」特別企画展を開催し、これらの特別企画展を通して関係行政機関との連動事業を展開します。
さらに、1月12日、20日、26日、2月4日には、講座「団塊・シニア世代の諸君、図書館へ行こう!」を開催します。団塊・シニア世代の皆さんを対象に、仲間づくりと情報交換・交流の場を提供し、一人ひとりの新たな目標探しのための学習を援助する講座です。
いかがでしょうか。皆さんの業務の中にも社会教育事業と連動して、より効果的に行えるものが必ずあるはずです。その様な観点から是非、人づくりと地域づくりに役立つ図書館、Live!Library県立図書館に足を運んでみませんか。
最後に、県立図書館のホームページでは、県内の公共図書館(13館/分館を含む)の資料が検索できる宮崎県図書館横断検索や宮崎日日新聞記事見出し検索(現在のところ2001年1月1日~2006年4月30日、今後もデータ入力を進めます)などのサービスもあります。みなさん、県立図書館や市町村立図書館ネットワークを活用しましょう。
これまで、県庁内の組織からあまり注目されてこなかった県立図書館だが、このところビジネス支援を展開することで、ようやく認知・評価がなされてきたようだ。
この調子で輪が広がって、更に多様なサービスが展開できるようになるとおもしろいと思う。