本日付け宮崎日日新聞の社会面に、宮崎県立図書館で県立図書館協議会(議長・上条秀元宮崎大学生涯学習教育研究センター長、10人)が開催されたとの記事。「図書館法」で定められていながら、あまり存在の知られていない図書館協議会の活動が記事になるのは珍しい。
図書館からは、1年ごとに県内の3町村をモデル指定し、町村立図書館や小中学校などでつくる「子ども読書活動推進会議」が要望する図書をリストアップして県立図書館が購入し、町村立図書館に貸し出す「子ども読書推進活動モデル事業」(本年度から3年間)を進めることや、館内に司書が4人と少ないことから、職員を大学に派遣し、司書を養成する事業を開始したことなどが報告されたとか。
委員からは、「子ども読書活動は子どもたちの心に残るようなイベントを」「午後5時までとなっている児童図書室の開館時間延長を検討してほしい」などの意見が出された、とある。
子ども読書活動の推進は、イベントで終わらせるのではなくて、子ども達が、その発達の段階に応じて適切な本に触れることの出来る環境を作ってやる努力をすることの方が大切だと思うけどね。