息子を八景島の水族館に連れていこう、東京から横浜までは大好きな新幹線に乗せてやろうと妻と3人で家を出た。
東京駅で弁当を買って、新幹線のホームに上がり、出発間際ののぞみに飛び乗った。
自由席で空席を見つけ、新横浜までの20分で昼食を済まそうと、慌てて弁当を開く。そのうち列車は品川に停まり、車内アナウンスが、「次の停車駅は名古屋…」と告げている。
何!、名古屋~!!。気付いた時には既に遅し。ドアが閉まり、新幹線は静かに滑り出す。
こうして、まだ下りの新幹線の中。検札に来た車掌さんに誤乗の証明を書いてもらったので、東京―新横浜の料金で、往復4時間近く新幹線の旅を楽しむことができる。事情のわからない息子だけが御満悦。やれやれ。
ここまでたどり着くのに、浦安の家から5時間もかかってしまった。あり得ない…。
日が落ちても八景島はまだ人が多い。シロイルカの水槽の周りにもぎっしり。