エコキュートのリニューアル

今住んでいるマンションには2011年3月、あの東日本大震災の直後に引っ越してきたのですが、中古マンションの購入だったので、付属の設備は建設された2006年当時のもの。
オール電化のマンションで、給湯にはエコキュートが使われており、CORONAのCTU-H30 14A(2006年製)が設置されていました。

それが、今年になって風呂のお湯の汚れが気になるようになってきて、10年で寿命と言われているエコキュートを17年も使い続けているので、さすがに交換を考えないとまずいかなと思い、業者に見積もりを依頼することにしました。
しかし、業者によって値段が様々で施工も様々あると聞くので、まずは、千葉県内の不動産会社に勤める知人Aと、顔の広い保険業の知人Bに、それぞれ知り合いの業者の紹介をお願いしたところ、前後してA社とB社の見積もりが届きました。
それだけでは心許ないので、インターネットで調べて良さそうだったC社にも見積もり依頼したタイミングでマンションのポストにエコキュート交換のD社のチラシが入っていたので、渡りに船とそこにも見積もり依頼しました。

使用するエコキュートは、メーカーが複数ありますが、今設置されているメーカーと異なると、架台の位置が変わってベランダのアンカーボルトを打ち直す工事が発生したりなど面倒なので、同じCORONAのエコキュートで、マンション向け容量300LのCHP-S30AY-12B(オープン価格)で各社統一。

まずは、最初に出てきたA社の見積額が985,000円。
続くB社の見積額が770,000円だったので、A社が落ちて、知人Aには丁寧にお断りの連絡を入れました。
C社とD社は現地調査が必要とのことで、まずはC社の若い営業担当が調査に来て、数日後に679,000円の見積もりが届きました。
この時点でB社が落ちて、B社と知人Bにも丁寧なお断りの連絡を入れました。

最後にやってきたのがD社の工事協力会社の担当者で、この方の説明がなかなか丁寧で好感が持てた上、その際に口頭で聞いた見積額が472,130円と最安値。
A社からD社まで倍以上の開きがあるのは、C社とD社は経済産業省の「給湯省エネ2024事業」補助金(我が家の場合で補助額12万円)を使う前提で、C社は補助額を含まず、D社は補助額を差し引き後の見積額でした。
あと、D社は工事費先払いで、もし補助金が獲得できなければ補助額分12万円を追加で支払うことという条件でした。

あんまり安いと、何か裏があるのではないかと勘ぐりたくなるところですが、現地調査に来られた担当者の応対も良かったし、D社についてインターネットで調べても特に悪評は無かったので、最終的にD社にお願いすることとし、C社にはお断りの連絡を入れました。

それからD社に工事代金を振り込み、工事日程を調整し、マンションの管理組合に工事の届出書等一式を提出し、本日が工事日でした。

朝9時から15時頃までの予定でしたが、9時前にはマンションの入口に必要機材が搬入され、9時ちょうどには我が家での工事が始まりました。
若い技術者3人がかりでテキパキかつ丁寧に工事が進み、14時には設置と給湯確認まで終わって使い方の説明を受け、無事に工事完了となりました。

新しいエコキュート

新しいエコキュートは、以前の機種より省エネ性能が上がっていて、年間で5,000円~10,000円は電気代が安くなるだろうとのこと。
それ以外にも、1週間のお湯の使用量を学習して、必要最小限の量のお湯を沸かす省エネモードがあったり、湯船につかっているかどうかが台所のリモコンでわかったり、災害で断水し停電している時も貯湯ユニットの湯水が生活用水で使えるようになっていたりと、いろいろ便利な機能が付いています。

なかなか高い買い物ではありますが、お得な価格でリニューアルできましたし、これで最低10年は安心して使えるので、結果的に良い買い物だったなと思います。

なお、経済産業省の「給湯省エネ2024事業」補助金は、予算を使い切った時点で今年度分は終了とのことなので、エコキュートのリニューアルを検討の皆様はお急ぎいただいた方がよろしいかと思います。
補助金を使える事業者とそうでない事業者では、工事金額にもかなりの開きがありますので、そこもしっかりと確認を!

Translate »