宮崎日日新聞県央面に連載の「図書館へ行こう! 佐土原町の新文化拠点」の4回目。
今回の小見出しは、「郷土資料」「地域の誇りを次代に」。市町村立図書館に郷土資料コーナーがあるのは当たり前のことだが、佐土原町図書館では、坂元紘館長が元高校国語教師という経歴から、郷土誌・史に対する思い入れが強く、郷土資料の収集には力を入れているとのこと。
何よりも同館の宝は、佐土原町出身の詩人、故・金丸桝一氏が所持していた資料を寄託され、それを中心に県内の詩人、作家を訪ねて資料を補強し、県立図書館の資料をコピーするなどして集めた2,300点以上の資料。
宮崎の詩脈の一端を担う貴重な資料になることだろう。