図書館雑誌2005年3月号

 「図書館雑誌」2005年3月号受領。今月の特集は、「図書館の排架とサイン計画」。
 NDCによらない排架をしていると報道された佐土原町立図書館のことが気になっていただけに、面白く読めた。
 斐川町立図書館の白根館長の「高齢者の利用を意識した配架とサイン」という報告や、児童室の排架に赤木かん子氏の考案したイラスト分類シールを使っている邑楽町立図書館からの、シールの効果に関する報告もある。
 特に、「魅力的な棚づくり -利用者に分かりやすく探しやすい配架の研究-」と題した滋賀県の図書館員7名による研究報告は、その内容もさることながら、異なる図書館の職員が、日常的にこういう研究活動を行っているという滋賀県の実態そのものに羨ましさを覚えた。

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