慌ただしき連休

 先週の金曜日に息子が小学校を卒業したので、卒業式に出席するために木曜の夜から浦安の家族宅へ。

 一昨年から転校の連続でいろいろと大変だったが、周りのサポートもあってなんとか卒業までこぎつけた。最後の卒業式も、妻と二人で後ろで見ていて冷や汗の連続。
 卒業式が終了してすぐに、今度は進学予定の中学校の校長と妻と二人して面談。息子に必要なサポート体制についてお願い。しかし、中学校に上がると、本人も周囲も大変だと、半ばおどされる。そんなことは先刻承知で決断しているのに…。
 どこへ行こうと、障害児の進学に不安があるのは変わらない。悩みは尽きないが、少なくとも、本人が行きたいと希望する学校に通えるように努力するのが保護者としての務めだと信じて、努力するしかない。

 その一方で、娘は高校選抜の試合に三重県へ。駅まで車で見送り、東京駅まで付いて行った妻の代わりに家事を手伝い。大会は23日、良い結果を願っている。

 最終の飛行機に間に合うようにバスに乗ろうと舞浜まで送ってもらうも、肝心のバスは予約でいっぱいで乗れず。仕方なく、京葉線→りんかい線→モノレールと乗り継いで、混雑している羽田空港へ。
 ANAの最終便は、10分遅れで羽田を出発。宮崎空港への着陸態勢に入ったと思ったら、フラップの不良とかで直前で上昇。5分ほど旋回して立て直し、再度のアプローチで無事着陸。
 しかし、エプロンに停止してからも安全チェックとかでなかなか扉が開かず、しばし待たされる。そんなこんなで20分ほどの遅れ。

『起爆国境』書影

 慌ただしく、疲れた連休であった。今回の旅のお供は、トム・クランシー、スティーヴ・ピチェニック著「起爆国境」(新潮文庫)。オプ・センターシリーズの8作目。
 今回の舞台は、インド・パキスタン国境。このシリーズは、現代世界の政治情勢を知る格好の教科書。そう思って読むと、なかなか楽しめる。

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