本日付け日本経済新聞の社会面に、文部科学省が来年度から、学校図書館の横の連携などを後押しする「支援センター」を全国36の都市に設置する推進事業を始めるとの記事掲載。
事業の名称は「学校図書館支援センター推進事業」で、2006(平成18)年度予算に支援スタッフの人件費など約2億円を計上。
全国から36市町村を公募で選び、各自治体の教育センターなどに支援センターを設置。書くセンターには選任の支援スタッフ1人を配置し、公共図書館を含む学校図書館同士のネットワークを作って蔵書を融通したり、学校図書館を授業で活用するアイディアを共同で考案するなどの地域内の学校図書館の機能強化につながる取り組みを手助けするのだとか。
また、事業の指定地域では学校図書館の運営に協力する有償ボランティアの活用も始め、住民からボランティアを募集し、各学校に非常勤の「協力員」として配置、支援スタッフとともに活動するとのこと。
この事業、既存の公共図書館のネットワークと組み合わせれば、子ども達を含めた地域住民の読書環境の整備に有効な面白い取り組みができると思うのだが、県内でどこか手を挙げないかな。