北京への夢絶たれる

既に新聞等で報道されているが、ギリシャ・パトラスで開かれている世界新体操選手権で、前半の個人の部が終わり、日本選手は誰も20位以内に入ることができず、北京オリンピックの出場権を獲得することができないという、残念な結果に終わった。

詳細は、日本体操協会のサイトにレポートが掲載されている。
http://www.jpn-gym.or.jp/rhythmic/2007/report/data/07wchr0.html

今回、日本選手団の3番手として出場した娘は、4種目中3種目に出場し、3種目の平均で個人総合49位という結果だった。
娘とは携帯メールで簡単なやりとりしかできていないが、決して完璧な演技ではなかったようで、それが現在の実力と言ってしまえばそれまでなのだが、肝心の舞台で自分のベストを出せなかったのは残念である。

オリンピックへの切符がかかる試合へ向けて、万全の準備ができていたかというと、個人のレベルでも、それを超えた部分でも、いろんな意味でまだまだだったのではないかと思う。

結果を選手個人個人の問題に帰結させるのは簡単だが、他国が早くからロシアなどの上位国に選手を派遣したりして強化を図ってきたのに対し、明らかに日本の対応は遅れていたような気がする。

今回、娘自身、世界のレベルを目の当たりにして、技術面はもちろん、気概、自覚など学ぶことは多かったのではないかと思う。
それを糧にして、残り少なくなってきた今後の競技生活に邁進してくれればと願わずにいられない。

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