劔岳 点の記

劔岳 点の記
(C)「劔岳 点の記」製作委員会

シネマイクスピアリは、午前中の初回上映が1,300円なので、金曜朝の家事をさっさと済ませて出かけてきました。

平日の初回上映ということもあって、客入りはいつものごとく少ないのですが、中高年の姿、それも私より年配の方が多いというのが最初の印象でした。
原作は新田次郎で、昭和の時代にはよく読まれていましたが、今は文庫で入手するのも困難な作品が多いことが影響しているのかもしれません。
私自身、映画化された新田次郎の作品を劇場で観るのは、「八甲田山」以来ではないかと思います。小説としては、「孤高の人」なんか大好きなんですけど、読んだのは中学生の頃かな。

で、映画の方ですが、役者のセリフ回しがいまいちな感じとか、最後意外にも簡単に登れてしまって拍子抜けとか、ツッコミどころも少なくはないのですが、オールロケを敢行した立山・剣岳の美しさや自然の厳しさなんかは流石に迫力があり、そんな自然の雄大さの前には、細かいことなどどうでもよくなってしまいます。

先人のたゆまぬ努力に思いを馳せるとともに、挑戦し続けることの大切さを感じることのできた映画でした。

もちろんその後、近くのプールに行って、1時間連続スイミングに挑戦したのは言うまでもありません。

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