竹内悊(さとる)講演会Part2

 日本図書館協会理事長の竹内悊(さとる)氏の宮崎での講演会2日目。
 今日は、宮崎県立図書館2階の研修室を会場に、「図書館ってどんなところ?」と題した講演。昨日の講演内容と重なる部分もあったが、人の自立を助けるための機関としての図書館のあり方について、易しい言葉で約2時間語られた。
 アメリカで図書館学の博士号を取得し、長年、図書館学教育に携わって来られ、現在は日本図書館協会の理事長という重責を負っておられるだけに、言葉のひとつひとつの重さが違うと感じた。
 今日の聴衆は約100名。500円という有料の講演会でありながら、これだけの人数が集まっていただけたことを喜ぶとともに、昔、一緒に宮崎市の図書館づくりに携わったMさんと、あの頃に比べて多くの人が図書館に関心を持つ時代になったのだと言葉を交わした。

 今日は、竹内さんと旧知の間柄の久保輝巳さん(関東学院大学名誉教授)も都城から出て来られ、ともに時間を過ごされた。竹内さんの来県には、久保さんの力添えもあったのだとか。お二人は、日本図書館協会で「図書館員の倫理綱領」をまとめた時に一緒に仕事をされたとのこと。
 講演会終了後、宮崎厚生年金会館で竹内さん、久保さんを囲んで、総勢11名の懇親会。県立図書館からも3人の職員が参加。有り難い。この場でも、お二人から貴重なお話しをお聞きすることができ、非常に充実した2日間であった。こんな機会を与えてくれた子本ネットのメンバーにも感謝。

Translate »