『図書館の死体』

『図書館の死体』書影

急遽東京に日帰り出張することになり、7時35分発のSNAの始発で羽田に飛んで、同じSNAの最終で21時10分に宮崎空港に戻ってきた。
 東京で実際に仕事をした実働時間より、移動時間の方が長かったのではないだろうか。

 今回の旅のお供は、ジェフ・アボット著 「図書館の死体」 (ハカヤカ文庫)
 テキサス州ミラボー図書館の館長ジョーダン・ポティートを主人公とする4部作のミステリーの第1作目である。
 1995年のアガサ賞とマカヴィティ賞の最優秀処女長編賞を受賞しているだけあって、なかなか面白い。
 主人公が図書館長だし、図書館が殺人の現場になっており、アメリカの片田舎にある小さな図書館の運営の様子も随所に出てくるので、図書館員としては二重に楽しめる作品である。
 残り3作を読むのが楽しみ。まだ買ってないけど。

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