comingに所属するKさんが、千代田区の図書館でICタグを使って面白い試みをやっているようですよと、ITmediaの記事のURLを教えてくれた。
ICタグは入力を簡単にするための仕掛けだから、ある意味どうでも良いのだが、全文検索エンジン「想」を使って、関係のある書籍やネット上の情報を表示するってところが売りのようだ。
漠然とものを探す時には役に立ちそうだが、あまり情報量が多くなりすぎても収拾がつかなくなりそう。
これで司書がいらなくなります、なんてアホなことを言い出す輩が出てきそうで怖くもある。
それだけにとどまらずこの図書館、「公共図書館としてはおそらく国内初の『コンシェルジュ』を配置。調べ物などの相談に乗るほか、千代田区内の観光スポットや飲食店なども案内してくれる。」と記事にある。
そりゃー、「コンシュルジュ」なんて名前を付けたのは国内初かもしれないけれど、こんなサービスなら、これまでたいていの公共図書館のカウンターでごくごく日常的に行われてきたのではないか。
それよりも、
「ビジネスマンにも便利に利用してもらえるよう、公共図書館として初めて平日は午後10時まで開ける。PC接続用の電源やLAN端子も自習机に設置した。」
という部分の方が気になる。
やはり一度行ってみないとな。九段下だと通勤経路の乗換駅だから、新館オープンしたら行ってみよう。