娘が2月から1ヶ月半ほどブルガリアに短期留学することになったので、滞在経費を新生銀行から海外送金してきた。3,950ユーロ。
新生銀行は、ネットバンクの口座を持っていているのだが、ATM以外の店舗に足を踏み入れるのは初めて。
普通の銀行と違い、総合受付みたいなところで用件を告げて順番待ちの番号札を貰い、呼ばれたらバー・スツールのような座面の高い椅子のある個別カウンターで手続きをする。行員は制服ではないし、なんともオシャレな感じではある。
しかしながら、こちとらは海外送金は初めてで、書類の書き方は解らないし、相手先の銀行・支店の住所が必要なんて言われた日には、どうしていいやらお手上げ。
手持ちの情報でIBANという口座ごとの国際コードみたいなものはわかっていたので、なんとかこれで送金してくれと頼み込んで、いざ送ろうとしたら口座の残高が不足していて送れない。
仕方ないので、その支店の近くにある郵便局に行って現金を下ろし、再び新生銀行に戻ってATMから口座に入金した後で再度窓口に臨む。これで、すっかり支店の人に顔を覚えられてしまったはず。
なんとか送金はできたものの、払った費用は渡航費用を含まず、現地での小遣いなど細々した金を入れたら、いったいいくらかかるのだろう!?。
それに、3月に戻ってきたら、すぐにフランスである試合に日本の代表として行くのだが、今年から個人選手の渡航費用は全て個人負担になったらしく、家に帰ったらしっかり請求が来ていた。
団体に金をかけすぎて、個人に回す金がなくなったみたいだけど、それはあんまりじゃないかな。協会からは「すまない」の一言もないし。
いやはやなんとも。
働けど働けど我が暮らし楽にならず じっと手を見る 啄木