個人総合決勝

24名中12が出場する前半が終了しました。

始まるまでは体調が心配で、最後まできちんと演技できるかどうか不安でしたが、始まってみれば、そんな不安を吹き飛ばす、精一杯の演技をみせてくれました。

本当にたくさんの応援を力に変えて、予選ではできなかった挑む演技ができたのではないかと思います。

もちろん、万全の体調ではなく、途中には細かなミスや足りなかった部分もありましたが、初日に失敗したフープの4回前転足キャッチも見事に成功し、宣言どおりのリベンジに成功しました。

アスリートとしての根性は大したもので、自分の娘ながら感動して涙してしまいました。

前半が終わった時点で3位につけ、総合で15位以上は確定しました。体調を考えれば上々の結果と言えるでしょう。
本当に良かった。

演技の終わった娘に会えないまま、私は高速を車で帰路につきます。
夜中には帰り着くかな。


6時間余り走って、無事に浦安に到着しました。東名の夜はトラックが多くて走りにくいです。

娘は3回目の世界選手権ですが、私は今回初めて生で観戦しました。やはり、世界のトップレベルは違いますね。
何が違うかと言うと、スピードとテクニックと申しましょうか、1分半の演技の中にこれでもかと技が入っているのに、淀みなく演技が流れていって、手具が収まるべき所にピタッと収まっていく感じがしました。

娘の演技は日本人の中ではスピードがある方ですが、それでもまだまだだと思います。トップ5の頂ははるかに遠い。

ですが、今のルールの範囲でなら、娘も世界の10位内に入れるだけの可能性はあるのではないかと感じました。
故障が治って身体が整えば、それだけの点数を出せる能力はあるだろうし、目指している演技の方向性は間違っていないと思います。

この大会は、日本開催であることに助けられた面も多々ありますが、娘にとっては得る事の多かった大会だったことでしょう。

とりあえず、大会後に東京に戻って、診断を受け、その結果によって治療の方向性が決まります。
今回かなり酷使したはずなので、10月の全日本選手権に間に合うと良いのですけれど。

皆様、応援ありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いします。

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