今、気になっているクラウドファンディングプロジェクト。

最近、知り合いが立て続けにFAAVOでクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げていて、全部応援したいのですが、ほぼ同時期のプロジェクトなので、成立してしまうと一気にクラウドファンディング貧乏の陥ってしまう恐れもあって、「支援する」ボタンを押すのを躊躇してしまう、ちょっと情けない私がいる訳です。

そんな私を悩ませているクラウドファンディングのプロジェクト4本を、まとめてご紹介しましょう。

「へべす」苗木一口オーナー募集!

特産品の消滅危機を救え!柑橘「へべす」苗木一口オーナー募集!

農業大学校の在学中の、「へべすくん」こと神林光君がチャレンジしているプロジェクトです。

最近ようやく一般に知られてきた日向市特産の香酸柑橘「へべす」ですが、担い手の減少などから、このままでは消滅する可能性すらある生産の実態を知った神林君が、苗木の一口オーナーという形で資金を集め、苗木を植えて、将来に向けた生産の拡大を目指そうというもの。

まだ19歳でありながら、初めて挑戦したクラウドファンディングで300万円という無謀なまでに大きな金額のプロジェクトにチャレンジしている神林君。
プレッシャーも半端ないと思いますが、写真のようにへべすの被り物を被って、県内はもとより東京や大阪などで開かれるイベントにも出かけて行って、必死にアピールしています。

独り暮らしなので、お返しのへべすを一度に2kgも送られてもちょっと困るなぁと思いながらも、若者がけなげにチャレンジしようとしている姿を目の当たりにすると、なんとかプロジェクトと成立して欲しいなと思う毎日です。

この原稿を書いている時点で、残り18日で達成率60%と健闘してはいますが、まだまだ支援が必要な状態。
「へべす」好きの皆様、どうかよろしくお願いします。

綾町で、地産地消+食育カフェをつくる!

農業を救う!農家と子ども達をつなげる地産地消+食育カフェをつくりたい

綾町にある「綾手づくりほんものセンター」の店長を4年務めた後、独立して農産物を中心とした綾町の魅力を伝える活動を始めた梶山剛さんがチャレンジしているプロジェクト。

農業の魅力を発信する拠点として、新鮮で安心できる野菜を求めて綾町にやってくる消費者と生産者がふれ合い、交流できるカフェを整備するために、250万円の資金を作ることを目標にしています。

梶山さんもへべすくんと同様に、県内外のいろんなイベントに参加して、プロジェクトのアピールを行っていますが、この原稿を書いている時点で、残り28日で達成率50%。

独立して退路を絶っての挑戦なので、なんとか頑張って欲しいなと祈りつつ、実は私もまだ支援ボタンを押してないので、数字の伸びをハラハラと見守る毎日。
あー、気軽にボタン押せるだけの収入が欲しい。

クラウドファンディングは、最後の数日で急激に数字が伸びて、最終日に達成ってことが多いのですが、それだと心臓に悪いんで、早めに達成できるといいですよね。
私も、給料日来たらなんとか…。

廃校を学びの場に、MUKASA-HUBプロジェクト

廃校を再び学ぶ場所へ。「みんなで創る」MUKASA-HUBプロジェクト

宮崎市高岡町穆佐(むかさ)にある、廃校となった旧穆佐小学校をリノベーションして、コワーキングスペースやベンチャーシェアオフィスなどを整備し、「多様な方々が集まって地域イノベーションの芽が湧き出る場所」にしようというプロジェクト。

寿司屋やカフェなど複数の飲食店を経営する傍ら九州パンケーキを生み出すなど、宮崎を代表する事業家の村岡浩司さんが手がけるプロジェクトとあって、早々に目標額の150万円を達成し、私が逡巡している間にも伸び続けて、残り18日で達成率144%と、プロジェクト自体は既に大成功と言えるでしょう。

本来なら、達成して良かったね、で終わるのですが、そのままスルーできずにいるのは、このプロジェクトが単に資金を集めるものではなくて、実は、地域イノベーションに参画する仲間を集めるプロジェクトだから。

廃校になった学校をリノベして、自分達の手で新しい価値を生み出す場所に変えようなんて、実に面白そうじゃないですか。

実際のところ自転車しか持たない生活で、車で20分以上はかかるだあろう穆佐にはそうそう行く機会は作れそうにないので、現実的な私は支援者の列に加わるのを躊躇してしまうのですが、一方で夢見がちな私がボタンを押せと言い、その間で揺れ動くのですよ。

あー、最後まで悩むんだろうな。

落書きを消して、若草通りの賑わいを取り戻す

落書き消しからはじまる、みんなの若草通賑わい復活プロジェクト

これは、地域×クラウドファンディング FAAVOの運営責任者である齋藤隆太さんが、自らFAAVOを使って手がけるプロジェクト。

写真を見てのとおり、若草通りの東詰入口にある落書きを消そうというプロジェクトで、目標額が50万円と低額だったこともあって、早々に達成し、18日を残して達成率108%になっています。

これも、このままで何ら問題ないのですが、応援団が増えて資金が積み上がれば、若草通りの活性化に向けて、単に落書きを消す以外のいろんなことが展開できそうなので、どこまで伸びるのか期待しています。

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