生きてくためには裁縫もできた方がいい

アイロン台

家事は全般こなせて、特に苦手とかはありません。
もちろん、面倒くさいことは多いので、やらずに済めばそれにこしたことはないと思ってますが、やらざるを得ないこともしばしばあり、その時に「できない」で逃げてしまうよりは、できた方が良いなと思います。家計的にも、最近流行のSDG”s的にもね。

家事の中で、料理は好きなのでよくやるんですが、滅多にやらないのが裁縫。
外れたボタンを付けたりは年に1回くらいはあったりしますけど、本格的な縫い物なんて、滅多に巡り会いません。
その裁縫にチャレンジする日がやってきました。

長年愛用しているアイロン台のカバー(アルミ蒸着の布)が劣化して破れてしまったので、カバーだけ買おうと思ってネットを探すもちょうど良いサイズが見当たりません。
仕方ないので、捨てられる運命にあった布団カバーを流用して、自作することにしました。

採寸

広げたシーツの上にアイロン台をひっくり返して置き、周囲をチャコペンでなぞって輪郭を描きます。

まちを4cm取る

周囲にゴムを入れて固定する予定なので、アイロン台の厚み+1.5cmで4cmのまちを輪郭の周囲に取ったら、その線に沿ってはさみで裁断します。

バイアステープを縫い付け

裁断終わったら、まずカーブしている部分にプリーツ入れます。
こうしないと、側面がうまくカバーできないので。
プリーツ部分を糸で留めたら、周囲をバイアステープでかがります。
バイアステープなんて、息子が幼稚園入る時にランチョンマットを作って以来、20数年ぶりに手にしました。
ミシンがあると楽なんですが、無いので、ひたすら手縫いです。波縫いで目が揃ってないのはご愛敬。

ゴム紐通し

バイアステープの表と裏を縫い終わったら、バイアステープの中にゴム紐を通します。
途中で紐通しから外れないように、ゴム紐の端は糸でかがって固定しました。

アイロン台カバー完成

ゴム紐を通して端と端を固定したら、アイロン台にフェルトのクッション載せて、カバーをかけて完成!
着手から完成まで4時間ほどかかってしまいましたが、その大半はバイアステープをちまちま縫っている時間でした。ミシンがあると楽だったのに…。

この後、早速ワイシャツにアイロンをかけましたが、スムースにかけることができました。
一度、カバー無しでアイロンかけたこともあるんですが、その時はフェルトがずれるのを直しつつで大変だったので、それに比べるとずいぶんと楽になりました。

まあ、昔と違って自分で服を作ったりすることはまず無いので、裁縫の腕前を披露することは希なのですが、みんな何で学校で裁縫を習うかというと、長い人生において、こういうことも生活の中では起こりうるからで、やっぱりできないよりはできた方が良いなと思います。
人に見せるわけではないので、上手で無くても良いけど、ひととおりの縫い方は覚えておくと損は無いなと。

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