2002.4.30(Tue.)

 本日付け宮崎日日新聞に県内の市立図書館関係の話題2題。
 まず、県北面に延岡市立図書館で子ども読書週間(4/23~5/12)にちなんで3つの企画展を開催中との記事。
 全国学校図書館協議会が選定した絵本約250冊を集めた「よい絵本展」、布絵本創作クラブ「ほうずきの部屋」の作品20点余を展示する「布絵本展」、モーツァルトに関する本69冊やCDを集めた「モーツァルト展」の3つで、5/12まで開催。5/11には「こどもとしょかんフェスティバル」で各種イベントも開催。
 もう一つは、日南・串間面に日南市立図書館の分館開館に伴い貸し出しが電算化されたことによって、利用者が急増しているとの記事。
 3月に「まなびピア」分館がオープンし、3月の貸し出し冊数は昨年の3,637冊から7.359冊(本館3090冊、分館4,269冊)と倍増。記事は、利用者増の要因をシステムの電算化により貸し出しに要する時間が短縮され、両館がネットワークで結ばれて資料の検索が相互に可能になり利便が向上したことを挙げる。また、本館は郷土史などの歴史書や学術書を充実、分館は親子連れなどをターゲットにして役割を棲み分けているとのこと。
 しかし、日南市の人口は約46,000人。月間7,359冊の貸し出しは決して多くはない。やはり本館の充実も求められるとこだろう。

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