2002.7.3(Wed.)

 本日付け宮崎日日新聞の県北面に、「門川町立図書館オープン」と題する記事。
 建設中だった同図書館(山本道彦館長)が7月1日に開館し、同日に町民約150名が出席して式典が行われたとのこと。この図書館は、昨年、建設地の適否を巡って一部の町民が住民投票を求めるなどの抗議活動を行い問題となったが、無事に完成できて何より。
 記事によれば、新しい図書館は、鉄筋コンクリート造2階建て(一部鉄骨造平屋)で、建築面積1,300㎡、延床面積1,711.55㎡(1階1,192.3㎡、2階519.25㎡)で、事業費は8億円。
 収蔵能力は開架約6万冊、閉架約5万冊で、開館時の蔵書は一般図書24,000冊、児童図書12,000冊の計36,000冊。CDやDVDなど視聴覚資料約900点も所蔵。1階が開架閲覧室で、2階にはパソコン21台を備える研修室もあるらしい。
 これでまた、「図書館探訪」に出かけなければならない図書館が増えた。記事に添えられた写真では、開架閲覧室は5段の木製中書架(面展示も可能な棚構成みたい)を揃えて明るそうな印象だが、本当に職員体制の面まで含めて良い図書館であることを期待する。

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