学校図書館に専任司書を!

本日付け宮崎日日新聞の1面コラム「くろしお」が、学校図書館の専任司書について触れている。

先日、県内の高校に朝読書が浸透し、実施校が全国平均を大きく上回っていることが同じ「くろしお」で取り上げられたが、「裏側に目を凝らすと、専任の図書館司書が経費節減のため激減している遺憾な事実があった。専任司書のいなくなった図書館では、放置された本が山積み。」と現状を報告。
長文になるが、さらに引用すると、
「学校図書館法は図書館に専任司書教諭を義務づけているが兼務の教諭で賄われているのが実状。司書教諭は司書ではないし仕事は兼務できるほど楽なものでもない。それに指定管理者制度の導入で、司書を専門職として採用しない傾向にある。」
と、学校図書館関係者が「そうだ、そうだ」と拍手を送りたくなるほどズバリと問題点を指摘している。

都城市在住の久保輝巳氏のコメントも掲載されているが、図書館は、施設と資料と職員(司書)の3つが揃って初めて成立し、その3つが利用者にきちんと向き合ったときに機能する。だから、「人」の問題は一番大きな問題なのだ。

声を大きくして言おう、「学校図書館に専任司書を!」と。

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