金曜日の仕事帰り、たまには映画でも観ようと東西線浦安駅から京葉線舞浜駅へ向けて自転車を走らせ、一路イクスピアリへ。
レイトショーのラインナップの中から、「タンタンの冒険 3D(字幕版)」とオール浦安ロケでイクスピアリでは昨年末から先行上映されている「タンタン」はもうすぐ上映終了になりそうな気配があったので、「タンタン」を選択。
3Dメガネが別料金だったたので、合計2,200円になったのは想定外だったが、まあいいか。次からは通勤鞄の中に3Dメガネ常備しとけってことだな。
21時の上映開始までにしばらく時間あったので、イクスピアリ4階にある「OLD OWL 」というパブに入って、舞浜地ビールの季節限定「バレンタイン・エール」500円とスモークミート・サンドで夕食。そんだけじゃ足りないので、ビールもう1杯とトルティーヤチップスも。
実はここ、シネマイクスピアリのチケット見せると5%引きになるので、ちょっとお得だし、地ビール安くて美味しいしなかなか良い。
そのうちにちょうど良い時間になったので、TULLY”Sでコーヒー買ってシアターへ。ビール2杯飲んで利尿効果のあるコーヒーと来れば、途中でトイレに行きたくなる不安もあるが、上映時間2時間ならなんとかなるか。
「タンタンの冒険」て娘が大好きで、タンタンシリーズの絵本が誕生日のプレゼントだったりしたこともあるなぁ(遠い目)。
今回は3Dということで、作画も原作のまんまではなくて、登場人物も立体化されているのだが、原作の雰囲気を壊さずに、なおかつ実写に近づける努力がなされていて、なかなか見事だった。下手に完全実写せずに良かったんじゃないかな。
アニメの3Dは、舞台の書き割りのように、いくつかの平面が奥に向かって並んでいる印象を受けることもあるのだが、室内で埃が舞うシーンなど、3Dの効果がうまく効いている場面もあって、全体的には違和感なく楽しめた。
監督は、ファンタジックな冒険活劇作らせたら間違いないスティーブン・スピルバーグだし、2時間あっと言う間。心配された尿意も全然問題なし。
エンディングの余韻は、続編が期待されるところだが、確かスピルバーグ、タンタンで3部作作るんだったかな。早くも次作が楽しみ。
原作は児童書ではあるけれど、大人も楽しめるクオリティだし、映画も期待にそぐわない出来だった。
それに、”Tintin”は、「タンタン」じゃなくてやっぱり「ティンティン」が正しい発音なのねとか、悪役のレッド・ラッカムは、007だけではなくて公開が楽しみな「ドラゴン・タトゥーの女」でも活躍のダニエル・クレイグが声優を務めているとか、吹替版ではわからない楽しみ方もあったりして、充実した一夜となったのでした。