「その5 肉骨茶~アラブ・ストリート~チャイナタウン」から続く。
北海道強し
混沌のチャイナタウンからバスに乗っていったん石田君のマンションに戻り、夕食時になるのを待って、今度は徒歩で近くのホーカーへ出かけました。
その途中で寄った「Great World City」というショッピングセンターの地下に「明治屋」があり、その隣には、北海道の物産を扱う「北海道どさんこプラザ」がありました。
今年の6月27日にオープンした2号店らしいです。フードコートも併設されていました。
さすがに北海道ブランドは強いですね。
特に南国シンガポールでは雪の降る北海道は人気ですし、海産物から農畜産物まで幅の広さと量の豊富さが飛び抜けているので、単体でアンテナショップが成立するのもよくわかります。
宮崎程度が単県で太刀打ちできる相手ではありませんが、九州でひとつになれば、可能性は無くもないかなと思ったところでした。
「どさんこプラザ」は明治屋と組んでいるみたいなので(1号店も明治屋の中に出店)、どことアライアンスするかも大事なのでしょうけどね。
Zion Riverside Food Centre
さて、目的のホーカーは、「Great World City」の通り向かい、シンガポール川のほとりにありました。
「Zion Riverside Food Centre」というホーカーで、中央部を除いて屋根はありますが開放的で、川沿いなので夜風が吹き抜けて涼しい感じ。
土曜の夜だったからか、アマチュアバンドの演奏みたいなのも行われておりました。
席を確保したら、二手に分かれて飲み物や食べ物を頼みに行きました。
Tiger Beerで石田君と乾杯。
空心菜の炒め物を席まで配達しにきてくれたお姉さんに撮影をお願いしました。
屋台料理の定番、「サテ」。串焼きですね。
ここのサテ屋さんは、人気で列ができているし、頼んでから焼き始めるので時間がかかるため、焼き上がったら店頭の電工表示板にオーダーナンバーが表示されるようになっていて、それを見て取りに行くようになっていました。
チキンとマトンの2種類で、少し甘めの味付けですが、お好みで小皿のピーナッツソースを付けて食べます。
これがまたビールと合うんですよね。
こちらは、「蛙肉と野菜の炒め物」。
朝の市場で見たカエルは、こんな感じの料理になって消費されていきます。
蛙肉そのものは、鶏肉に似て淡泊でクセも無く、そう言われなければわからないと思います。
これまた東南アジアでは定番の「空心菜のサンバル炒め」。
「サンバル」は、インドネシア料理やマレーシア料理でよく使われるチリソースで、トウガラシやニンニク、エビのペーストなどから作られています。
味は店によって違いますが、激辛ではなくて、旨辛な感じですね。
空心菜のシャキシャキした食感が楽しい一品。
麺料理食べたくて適当に頼んだやつ。
店の写真を撮り忘れたので、いったい何という名前だったのか思い出せません。
卵麺でやや甘めの焼きそばみたいな感じでした。
この他にもいろいろ食べたかったのですが、年のせいかあまり量を食べられなくなっているので、ここでの料理は以上でした。
Tigerビールの後、ギネスも飲んで、いい気分になって石田君のマンションまで歩いて帰りました。
この日は、ほとんど眠れないままシンガポールに着き、早朝からあちこち巡って3万歩以上歩いて結構疲れていたので、早々に床に着いて、ぐっすり眠りました。
こうして、弾丸ツアーのシンガポール1日目が終わりました。
「その7 人生最高の朝食!?」に続く。”