2002.6.8(Sat.)

 本日付け宮崎日日新聞の県央面に、佐土原町に建設が予定されている、図書館を含む総合文化施設について、「文化施設に慎重論 町議 財政、規模など懸念」との見出しの記事。
 佐土原町は、7日に開会した町議会本会議に、町役場の南隣に建設を計画している町総合文化施設の建設事業費6億9,805万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を上程、9月の着工、2004年度の完成を目指しているとのこと。
 総合文化施設は、図書館、イベントホール、生涯学習施設を備え、総床面積約6,330㎡、総事業費約27億円で、図書館、生涯学習施設に1/3、イベントホールに1/2の国庫補助を見込んでいる。1999年度に事業に着手し、造成工事はほぼ完了している。
 この計画に対し、議員からは、「見直しを含め、慎重に議論すべきだ」との声があり、文化、情報拠点施設の必要性を認めた上で、「ほかの公共事業への影響が心配」「(市町村)合併問題を控えた時期に今の計画規模で良いのか」「財政状況を踏まえながら説明を聞きたい」といった意見もあるという。
 住民の代表も入った検討委員会での議論を経て出された計画と聞いているが、議会の場でも住民にわかりやすい形で大いに議論を深め、良い施設を作って欲しい。個人的な意見ではあるが、イベントホールはさておき、こと図書館に関しては、宮崎市などとの市町村合併があったとしても、相当な規模のものが必要だと思う。

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