本日付けの官庁速報に、千葉県富里市がICタグを使った蔵書管理を行う市立図書館を3月27日にオープンするとの記事。
ICタグを使った図書館システムは宮崎県北方町で既に導入済みだが、北方町のICタグが64バイトの容量なのに対し、富里市のものは2キロバイトと大容量なのだとか。
大容量ということは、システムのハード側ではなくて、タグそのものにある程度の情報を管理させるということだろうが、その分単価も高いはず。その当たりの折り合いをどのようにつけているのかが気になるところ。
なお、富里市の市立図書館は、今回が初めての整備。鉄骨造地上2階建てで、建築面積2,762㎡、延べ床面積3,787㎡。総工費約13億1,500万円で、収蔵能力は20万冊(開架、閉架各10万冊)。開館時は図書約7万5,000冊、視聴覚資料約3,000点でスタート。