本日付け宮崎日日新聞の教育の広場面に、宮崎市立西池小学校で、赤木かん子氏を招いて図書室の改装が行われたことを伝える記事掲載。
記事によれば、同校で読み聞かせを行っている学校支援ボランティア「お話の部屋」(児玉二美代表、40人)のメンバーを中心に、3月3~5日の3日間でPTAや校外ボランティア延べ150人が参加して改装が行われたとのこと。
作業は、図書室の掃除や本棚のペンキ塗り、カーテン縫い、本の入れ替えなどで、かん子さんがあちこちでやっている改装と同じで順のようだ。視線を遮る高い本棚を取り除き、部屋全体が見渡せる低い本棚を配置し、掃除や壁の塗り替えなどで明るく楽しい雰囲気を作り出すのが、かん子流の改装の常套手段。
これに、NDCをベースに考案した分類シールを組み合わせ、1年生でも本の場所がわかる工夫をしている。
記事では、「図書室を管理するには分類と配架(配置)が重要で、素人では無理。本に詳しい司書を各学校に配置すべきだ」というかん子さんの言葉を伝えている。
なお、この改装は、西池小学校の50周年と重なったことから、同校のPTA事業の一環として、資金48万円を捻出して行われたとのことである。