ソニックとビニール傘

博多駅発大分行きのソニックに乗っている。途中の小倉で下車して門司港に向かうため。昼から門司港で仕事なのだ。
サイバーな雰囲気のソニックは、なかなか快適。曇天で雨が降りそうなのが気になる。天気予報を信じて傘を持って来なかったのだが。
車窓から見える家の屋根に青いビニールシートが数軒かけてあるのが目につく。先日の地震の影響だろうか。

心配が的中して、門司港に着いてから雨が降り始め、昼食を済ませて訪問先に移動しなければならない時間には、傘がないとずぶ濡れになりそうなほどの降りに。
目的地までは徒歩でほんの数分だし、このあと天気が回復するのはわかっているので、傘を持ちたくはないのだが、背に腹は変えられず、土産物屋の店先にあったビニール傘を購入。税込み315円なり。
一時しのぎの傘は、それなりに役に立ってくれたものの、訪問先を出る頃には雨も上がり、早くもお荷物状態。
しかし、捨てるに捨てられず、まだ手元に持ったまま博多へ戻る特急有明の中。
さて、どうしよう。

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