九死に一生

昨夜、自転車で帰る途中、横道から一旦停止を無視して出てきた車(白いCR-Vだと思う)にはねられた。
左から車が来ているのはライトの加減でわかっていたので、少し右寄りに走っていたのだが、停止ラインで止まらず、左右確認を怠ったとみえて、そのまま出てきたので避けきれなかった。
右側を下にして倒れたが、車の速度があまり出ていなかったので、さほど飛ばされずに済んだ。
すぐに起きあがるのもためらわれたので、そのまま倒れていたら、運転手の女性がすぐに降りてきて、まずは119番に電話。救急隊員から意識はあるかと聞かれたので、携帯を受け取って、意識ははっきりしているし、出血等は無く、おそらくは骨折もしていないだろうと返事。
携帯を女性に返し、保険のために事故処理が必要だろうから、警察も呼ぶように依頼し、女性が110番に連絡。

いつまでも倒れたままでいるのもどうかと思ったので、起きあがって自分の身体をチェック。
とりあえず頭は打っておらず、右足の付け根付近に痛みがあるものの、足は普通に動かせるので、骨折も無いだろうと判断。

この間、運転者の女性は携帯で誰かに連絡を取っていたが、相手が誰なのかはわからず。事故のショックで動転している感じがした。

それからパトカーと救急車が相次いで到着したが、大丈夫そうなので救急車には帰って貰い、警察官2名を相手に事故処理。

女性の関係者と思われる男性3名が、タクシーで乗り付けて、すみませんでしたと謝られるが、いったいどういう関係なのかさっぱりわからず、曖昧に返事をしてやり過ごす。
事故処理中に、いつの間にかそのうちの2名がいなくなり、残った男性が、その女性の夫で、女性は夫を迎えに行く途中で、家を出てすぐに事故を起こしたことが判明。

パトカーの警官に事情を説明したので、それで終わったかと思ったら、事故処理車が来て正式に手続きをすると言うので、待たされる。
雨のためか宮崎市内も事故が多いらしく、前の現場が終わった後で回るというので、結局20分ほど待つ羽目に。

やっと事故処理車が来て、またも警官2名が道路にチョークで現状図を書いて確認を求めたり、写真を撮ったりして、調書を作成し、被害者側の調書に署名と押印して終了。
特に具合は悪く無さそうだが、次の日に病院に行って診断書を貰い、警察署に届けるように申し渡される。

家まで送りますという加害者夫婦の申し出を断り、自転車を近くのマンションの駐輪場に置かせて貰って、タクシーで自宅まで帰る。

翌朝、職場に出勤した後、近くの整形外科に行き、診察を受ける。右股関節のレントゲンを2枚撮り、診断は「右股関節、右手関節、左足関節の挫傷により約5日間の加療を要す」とのこと。丈夫な骨と日頃の鍛錬に感謝。
交通事故の場合は、健康保険が適用にならず、診察費と診断書料はとりあえず自腹で払い、後日加害者サイドの保険で補填されたら返金されるとの説明で、9,952円を支払い。

診断書を宮崎北警察署の窓口に持って行き、その帰りに自転車をピックアップして自転車屋へ。
なんとか乗れる状態だったので、修理になるかなと思ったら、フロントフォークとハンドル、前輪のスポークが曲がっており、修理は難しいので、買い換えが無難との見立て。
ちょうどそこに相手方の保険屋から電話があり、自転車のことを聞かれたので、上記のように説明。
買値が6万円もしたことに驚かれたが、それなりに思い入れがあった買った自転車なのだ。
保険屋は、購入から約3年が経っており、事故責任割合も10対0ではないので、補償金額は4割程度だろうと言うので、保険としてはそうかもしれないが、加害者側の意向次第ではないかと返事し、再度の連絡を待つことに。

皆さんも、交通事故には気を付けましょうね。

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