『BE-PAL』(小学館)を創刊号から購読しているアウトドアフリークとしては、コンパクトストーブが欲しいと常々思っていたんだけど、年に一度も外で火を使う機会がない生活では、カセットコンロがあれば十分だったので、これまで買えずにいたんだよね。
でも、2年前から一人暮らしになって、カセットコンロすら持たない生活になると、テーブルで鍋することもできなくて、なんとかしたいなと思ってた。
そんな時に出会って、おもわずポチってしまったのがこれ→。新富士バーナー株式会社(SOTO)のST-310というレギュレータストーブ。
これなら、家庭用のカセットボンベが使えるので燃料調達が簡単だし、使わない時はコンパクトに折りたためて、デイバッグに放り込んで自転車で出かけるのも問題ないしね。
ポチってから3日後に届いた箱を開けると、出てきたのがこの3点セット。
箱に入ったST-310と純正のガスボンベST-700、これまた純正のステンレス製シェラカップ。
ST-310の箱を開けて並べるとこんな感じ。もうワクワク!
早速ガスボンベをセットして、シェラカップ乗せて横から。
更に、器具栓つまみの方から。こっちの角度からの写真が一番格好いいね。
ここまで来たら、使ってみたいのが人情というもの。
つまみを回し、点火スイッチを押して着火してから、200mlの水を入れたシェラカップを乗せて燃焼テスト。
回りが明るいのでわかりにくいけど、バーナーから青い炎が安定的に出ている。
2分過ぎには小さな泡がでてきて、沸騰が始まる。
完全に沸騰するのに3分弱という感じ。
箱に書かれたデータでは、純正のパワーガスST-760を使用した場合で発熱量2.9kW(2500kcal/h)で、外気温15℃の状態で1Lの水を沸騰させるのに3分48秒とのこと。
レギュラーガスのST-700ではパワー落ちるから、まあこんなもんだろう。これでも実用には十分。
五徳と遮熱板を折りたたんだら、こんなにコンパクト。
付属の収納ポーチに収納するとこんな具合。
ストーブ単体の重量は350g。収納時の大きさは幅140mm×奥行70mm×高さ110mmと片手に収まるくらい。
ボンベをセットすればすぐに使える状態になるし、圧電点火方式の点火スイッチがついているので、着火は簡単。
コンパクトで軽く、アウトドアにも持ち出しやすいし。
だいたいどの家庭にもあるカセットボンベを燃料に使えるし、燃料自体も安価に入手できるので、超絶お薦めのコンパクトストーブ。
各家庭で非常用持ち出しセットの中に1台入れていてもいいんじゃないかな。
そして、時々アウトドアで使ってやれば、いろいろと楽しめるはず。
さて、これも持ってどこ行こう?