前回作ったアルコールストーブがどの程度実用になるか、実験をしてみました。
コッヘルに200ccの水を入れ、燃料用アルコールを注ぎ入れたストーブの上に載せ、ライターで着火します。
写真では炎が写っていませんが、ちゃんと青い炎が静かに出ています。周囲が明るいと炎の確認がしづらいのが、アルコールストーブの弱点と言えば弱点かも。
着火してから約5分余でこの状態。
沸騰したかなと思えるまで、6分ほどかかりました。
以前ご紹介したコンパクトストーブ(SOTO ST-310)は、同じ量の水を完全沸騰させるのにかかった時間は3分弱だったので、倍以上の時間がかかるということですね。
実力がだいたいわかったので、実際の料理に使ってみましょう。
近所のスーパーで、アルミの簡易鍋に入った鴨鍋セットを買ってきて、載せてみました。照明消すと、青い炎が美しい。
そのままだと熱くなるので、ストーブの下には鍋敷きを敷いて断熱してます。
買ってき鴨鍋セット、そのままだと量が少なかったので、冷蔵庫にあった竹輪と白菜も加えてみました。
ちょっと汁が少なそうに見えますが、全く問題なしで、美味しくいただけました。
ということで、2回に渡ってお伝えした手作り空き缶アルコールストーブ、十分に実用に耐えるので、非常用に一つ用意しておいても良いのではないでしょうか。