この週末は、浦安の家族宅で過ごした。
金曜の夜は、六本木の焼酎バー「弦月」で、高校時代の同級生5人でミニ同窓会。バーのオーナーも高校の先輩で、客にも関係者が多い。ここぞとばかり、飲んだことのない焼酎をオーダーして飲み、終電近くの電車で浦安へ。
翌朝、今回の旅のお供として機内で読み終えた、北村薫著「スキップ」(新潮文庫)と、友人が焼いてくれた世界選手権の放映のDVDを娘に渡す。
17歳になったばかりの娘は、17歳の母と17歳の娘の物語を、どのように受け止めるのだろうか。
面白い本を探しているという妻には、ビリー・レッツ著「ビート・オブ・ハート」(文春文庫)を渡す。読んだら娘にも回してくれるといいのだが。
土曜日は、電車とモノレールを乗り継いで、息子と二人で千葉市動物公園へ。二本足で立つレッサーパンダの風太で一躍有名になった動物園だが、他にも二本足で立つ動物がたくさんいることが判明した今でも、風太の前にはカメラを構える人間がたくさん。風太も有名になりすぎてストレスたまりそう。
日曜の今日は、妻と買い物に出て着る物や履く物を買い揃え、夕方にいつものルートで宮崎に帰る。途中の東京ディズニーランドは、すっかりクリスマスの装い。我が家には縁遠くて、なかなか実感がわかない。
帰りの飛行機は、機材の到着遅れとかで出発が40分遅れ、到着は結局1時間ほど遅れた。
退屈な待ち時間を救ってくれたのが、宮部みゆき著「理由」(朝日文庫)。唸るほどにうまいね、宮部みゆきは。