黄金のまどろみ?

ゴールデンスランバーポスター画像
(C)2010「ゴールデンスランバー」製作委員会

今日は勝手に映画デー!!
今回選ばれたのは、タイトルからもわかるとおり、先週すっぽかした郷土の後輩・堺雅人主演の「ゴールデンスランバー」。

堺雅人、いい役者なんだけど。
脇を固めるのも、竹内結子や劇団ひとり、香川照之などなどいい役者が揃ってるんだけど。
音楽は斎藤和義で、ビートルズの”Golden Slumbers”もいいんだけど。

何て言うかな、ミステリー好き、特に海外ミステリー好きにとっては、
大いに不満が残るストーリーなんだよね。

アメリカ映画だと「逃亡者」みたいな筋立てで、犯人に仕立てられた主人公が、
犯人側と思われる権力からひたすら逃げる話なんだが、
結局、背後にいる真犯人はわからないままで終わってしまう。
都合良すぎる展開もあって、理解に苦しむ場面もある。
そんなんでいいのか!?
なんかすっきりしない。

伊坂幸太郎の原作は読んでないけど、原作はミステリーではないのかもね。
ミステリーの形を借りたギャグなんじゃないかとも思ってしまった。

まあ、ギャグとしてはそれなりに笑えるし楽しめる映画ではあるのだが。

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