読んでるうちにスープを仕込みたくなるマンガ『オリオリスープ』

『オリオリスープ(1)』書影

フードアナリストとしての活動を続けていると、料理のフィールドのアンテナ感度が高いので、本やマンガも料理系に引っ張られることが多いのですが、そんな中で出会ったマンガが、『オリオリスープ』(綿貫芳子著、モーニングコミックス) style=

月刊「モーニング・ツー」に連載されていたようですが、連載中は知らず、知った時にはコミック化も完了しておりました。
2017年11月30日発売の第4巻に最終話が掲載されております。

主人公は、本の装丁などを手がけるデザイン事務所に勤めるデザイナーの原田織ヱ(26歳)。
食通だった祖父の影響で料理好きで、中でもスープには並々ならぬ情熱を持っています。
そんな彼女の成長譚とともに、一話ごとに季節に合わせたスープや汁物料理が紹介されるのですが、これがなかなかに美味しそうなんです。

詳細なレシピはさすがに作中には出てきませんが、読んでいると作りたくなってしまいます。
cookpadには、作中のスープを実際に作ったレシピを公開する「オリオリスープのキッチン」なるコーナーもありますので参考にしてください。

絵のテイストは、個人的にはあまり好みではないのですが、暖かくほっこりとしたストーリーと、それにマッチしたスープのセレクトはなかなかで、時折取り出して料理のヒントを得るには良いかなと思ったりして。

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