『LAコンフィデンシャル』

『LAコンフィデンシャル』書影

通勤電車の中で新年早々に読了したのは、ジェイムズ・エルロイ著 「LAコンフィデンシャル」 (文春文庫)
文庫版は97年初版なので10年前の作品だが、12月に宮崎に出張した時に、ブック・オフの105円棚で見つけて買っておいたものなのだ。
クライム・ノベル、特にノワール好きとしては、エルロイは外せない作家である(らしい)。

最近映画化された「ブラックダリア」、「ビッグ・ノーウェア」、本書、「ホワイト・ジャズ」で暗黒のLA四部作を成すというのは、本書の著者紹介を読んで初めて知った。
「ブラックダリア」は既読だが、「ビッグ・ノーウェア」を読んでいないので、途中を飛ばしてしまったことになる。う~む、そうとなれば読まねばならないが、既に文庫は店頭品切れになっているので、ブック・オフか古書店で探さねばならないのだが、日頃の通勤経路には見あたらない。
わざわざ探しに行くべきだろうか。Amazonなどネットで探す手もあるが、中古は状態が見られないだけに手を出しにくい。

本書、上下巻で計800ページほどあるので、なかなか楽しめました。

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