日本酒入門編の恋バナマンガ-『酒と恋には酔って然るべき』

7月は結局ブログ書いてないのに気付いて愕然としました。忙しかったのは確かですが、これではいけませんね。反省しきり。

さて、8月1本目の投稿は、『酒と恋には酔って然るべき』(はるこ著、A.L.C DXコミックス) style=のご紹介。

『本の雑誌 2019年6月号』で岡部愛氏が紹介していたので知ったのですが、原案協力が酔っぱライターの江口まゆみ氏ということで興味を持ちました。

主人公は、32歳で独身のOL・松子。彼氏いない歴3年で、毎晩のようにカップ酒の晩酌を楽しむという日本酒好き。
そんな主人公の恋バナと平行して、日本各地の日本酒銘柄や、日本酒の造り方や種類などの基礎知識が紹介されます。

作者のはるこ氏は、女性向けの成人漫画で人気の作家さんということらしいのですが、そのあたりのジャンルは全くカバーしてないので知りませんでした。
しかし、わりとあっさりした線で描かれる画は読みやすく、サクサクと読み進められました。

紹介される日本酒も、普段は蒸留酒派の私にはとって知らない銘柄が多く興味深いですし、コンビニなどでも売られているカップ酒を電子レンジで燗を付ける飲み方とか、目から鱗でした。
そういう楽しみ方もあるなら、カップ酒を常備しておくのもいいかな。

Kindle版で読んで面白かったので、コミック版を購入して、本好きの女将のいる日本酒バー「糀素弓」に寄付しておきました。
よろしければ、「糀素弓」で日本酒飲みながら読んでみてください。

現在、2巻まで刊行中で、9月に3巻目が出るみたいなので、続きを読むのが楽しみです。

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